NHK海外ドラマ「刑事フォイル」第1話“ドイツの女 前編”ネタバレと予告

10月10日23時10分ドラマ
© Greenlit Productions Ltd

英国発の本格歴史ミステリー「刑事フォイル」第1話“ドイツの女 前編”が10月11日23時よりNHK総合で放送される。第二次世界大戦下のイギリスを舞台に、戦争の混乱に乗じて起こるさまざまな事件に挑む刑事フォイルの記念すべき第一作目。第1話前編のネタバレあらすじを紹介しよう。公式サイトで予告動画が公開、NHK ONEで同時見逃し配信が予定されている。




「刑事フォイル」は、静かな佇まいながら鋭い洞察力を持つ主人公クリストファー・フォイルが、どんな状況でも真実を追い求める姿を描く英国ミステリーファンから長く愛されている名作。2002年の放送開始から13年の長きにわたりロングランヒット、シーズン8まで続くドラマシリーズだ。

シリーズ1作目となる第1話には、主人公フォイルの人柄がよくわかるエピソードや彼の日常がたっぷりと描かれた。

警官として地元に尽力しているのにもかかわらず、戦火が厳しくなる一方の国の力になりたいと軍への転属願いを出し続けているフォイル。彼が揺るぎ無い信念の持ち主であることがよくわかるエピソードだ。上司にもあたる治安判事に対しても媚びることなく、徴兵逃れの不正にも果敢に立ち向かい、悪態をつかれても常に紳士的な態度を崩さない冷静さをもフォイルは魅力的な人物だ。

一人息子で学生のアンドリューが空軍に志願したことを事後報告したときも、寂しさや心配をひた隠し、父親らしい威厳をもって見送る姿も印象深かった。

人材不足でフォイルの転属は却下され、代わりに専属の運転手があてがわれることに。それが、後に最強の相棒となるサムことサマンサ・スチュアート。サムが女性だったことに一瞬驚いたフォイルだが、すぐに彼女の賢さや機転の良さに気づき良好な関係をきづいていく。戦時下の重い空気を和らげてくれる、 明るく前向きなサムの存在は貴重だ。

イギリスにも強制収容所があり、「敵性外国人」が分類わけされて収容されていたことなど、あまり日本では知られていない歴史的事実が示されるのも興味深かった。

次回後編で、フォイルは複雑に絡み合う人間関係から犯人の手掛かりを探していく。ドイツ人女性・グレタを残酷な方法で殺害した犯人はいったい誰なのか?


■第1話「ドイツの女 前編」ネタバレあらすじ
1940年、第二次世界大戦の真っただ中。イギリス南部に位置しドーバー海峡を臨む町・ヘイスティングズにも戦争の影響が忍び寄っていた。住民の間で敵国人であるドイツ人に対する反感が強まっていた。

ドイツから亡命してきたトーマスと妻エルシーは、軍艦に向けてカメラを使用していたためスパイの疑いをかけられて収容所へ。ショックを受けたエルシーは発作で命を落としてしまう。

甥のマークは、かつて仕えていた地元の名士で治安判事のヘンリー・ボーモントに助けを求めるが、冷たく拒絶されてしまう。ヘンリー判事の妻・グレタはドイツ人だったが、金と権力に物を言わせ、グレタに持病があることを理由に自由を与えていた。マークは、同じドイツ出身のグレタだけが特別扱いされていることに憤りを募らせる。

警視正のフォイルは軍に度々転属願いを提出していたが却下され、地元で警察官を続けるよう上司に説得される。運転ができないフォイルに専属運転手のサム・スチュアートがあてがわれた。フォイルは金を受け取って徴兵を逃れさせる不正を働いていた公務員を名乗るボブ・キーガンと接触、あわや逃しそうになるがサムが機転を聞かせて男を確保する。

そんな中、イアン・ジャッドが経営するパブの物置がドイツ軍の爆撃を受け、店で働いていたトレイシーが命を落とす。「徴兵逃れ」の関係者であるイオンに会いにパブに居合わせたフォイルとサムは難を逃れるが、彼女の恋人レイと父親のエリックはドイツ人への復讐心をあらわにする。トレイシーの死は町の人々に衝撃を与え、グレタへ憎悪の視線が送られるようになる。

グレタはヘンリーと大戦が始まる前にチェコで知り合い、後妻としてバーモント家にやってきた。ヘンリーの娘・サラは婚約者のマイケル・タナーとの結婚に大反対しているグレタを嫌っていた。元弁護士で現在は海軍本部に所属しているマイケルだが、グレタは彼を信用できない男だとサラに警告するが、サラはお金目当てなのは貴方も同じだと言い返す。

叔父夫婦を収容所に送られたマーク、恋人を亡くしたレイ、娘を亡くしたエリック、義母を嫌うサラ、結婚を反対されているマイケル。それぞれにグレタを憎む理由があるように見えるなか、グレタが乗馬中に死亡する。

毎朝乗馬する道に張られた針金に首がひっかかり落馬したのだ。現場近くの木には、ナチスを象徴するかぎ十字が刻まれていた。あきらかに事故ではなく、ドイツ人のグレタを狙った殺人。事件は町に大きな波紋を広げる…。

■第2話「ドイツの女 後編」あらすじ
フォイルが捜査を進める中、新たな殺人が起こる。宿とパブの支配人ジャッドが何者かにひき殺されたのだ。グレタとジャッドの死につながりはあるのか?フォイルは、戦場で左脚を失いながらも帰還した元巡査部長のミルナーを部下になるよう誘い、捜査の助言を求める。

■放送予定
「刑事フォイル」(全16回)
2026年10月11日(日)スタートNHK総合 毎週日曜 よる11時00分
ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語)字幕放送有り
原題:Foyle s War
制作:2002年~ イギリス

◆オリジナルシリーズのシーズン1・2を放送。シーズン3以降の放送は未定。
◆NHK版はオリジナルの1話を前編・後編の2回に分けて放送される。
◆NHK ONEで同時・見逃し配信予定

■キャスト
クリストファー・フォイル :マイケル・キッチン(声:山路和弘)
サム・スチュアート:ハニーサックル・ウィークス(声:山根舞)
ポール・ミルナー:アンソニー・ハウエル(声:川島得愛)
アンドリュー・フォイル:ジュリアン・オヴェンデン(声:福田賢二)
ほか


◇NHK「刑事フォイル」公式サイト

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