「文武」チャン・ヒョク、高句麗の英雄・淵蓋蘇文に変身!「演じるすべての瞬間が難しかった」新ビジュアル公開
11月14日(土)に韓国KBS 2TVでスタートする新大河時代劇「文武」から、チャン・ヒョク演じる高句麗の英雄・淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)の新ビジュアルが公開された。
唐の大軍に立ち向かった勇猛な将軍でありながら、国王を排除して実権を握った強烈な権力者。そんな歴史上の人物に挑むチャン・ヒョクは、「演じるすべての瞬間が難しかった」と告白。役作りに込めた思いと、作品の見どころを語った。
■唐の大軍に立ち向かった高句麗の英雄!チャン・ヒョクが淵蓋蘇文に
「文武」は、約600年にわたる三国の対立と激動の歴史を背景に、国家の存亡を懸けて戦った指導者たちの壮絶で孤独な人生を描く大河時代劇。新羅の文武王を中心に、高句麗、百済、そして唐の思惑が複雑に交錯する壮大な物語だ。➡navicon特集【「文武」を2倍楽しむ】
チャン・ヒョクが演じる淵蓋蘇文は、7世紀の高句麗で絶大な権力を握った実力者。唐の侵攻に対抗した軍事指導者として知られる一方、政変によって国王を殺害し、政治の実権を掌握した人物でもある。
劇中でも、優れた軍事的才能と軍への強い影響力を武器に、権力の頂点を目指して突き進む。自らの行動を阻もうとした高建武(コ・ゴンム/チョ・ソンハ)を排除し、誰も逆らえない最高権力者となった淵蓋蘇文は、さらなる野望を露わにしていく。
公開された新ビジュアルからも、チャン・ヒョクならではの鋭い眼差しと重厚な存在感が伝わってくる。強大な唐を相手に一歩も引かない勇将であり、国内では恐れられる権力者でもある淵蓋蘇文。その二面性をどう演じるのか注目される。
■「指導者であり、理想を追い求める夢想家」出演を決めた理由とは?
チャン・ヒョクが「文武」への出演を決めた理由は、淵蓋蘇文という人物の多面的な魅力にあった。
「淵蓋蘇文は、国によって見方が異なり、さまざまな解釈ができる人物です」
そう語るチャン・ヒョクは、単なる冷酷な権力者や英雄として描くのではなく、「指導者であり、一人の人間であり、理想を追い求める夢想家としての淵蓋蘇文を表現してみたかった」と明かした。
実際、淵蓋蘇文は高句麗を守った英雄として評価される一方、強引な権力掌握によって国内の政治秩序を揺るがした人物としても語られる。見る立場によって評価が分かれるからこそ、演じる側にも難しさと面白さがある。
チャン・ヒョクは制作陣と何度も話し合いを重ね、人物を一面的に捉えることなく、複雑な内面まで掘り下げていったという。
■「なぜこの道を歩むのか」すべてのシーンで悩み抜いた役作り
数々のドラマや映画で強烈なキャラクターを演じてきたチャン・ヒョクにとっても、淵蓋蘇文は容易な役ではなかった。
「淵蓋蘇文の魅力は、一つの言葉では定義できません。状況に応じた処世術、物事を推し進める決断力、そして一人の人間としての痛みや悲しみを持った人物です」
さらに、「人間である以上、過ちを犯したこともあったでしょうし、『自分はなぜこの道を歩まなければならないのか』と考えさせられる人物だと思います」と語った。
特に印象的なのが、役作りの難しさを明かした言葉だ。
「演じるすべての瞬間が難しかった」
チャン・ヒョクは、あらかじめ感情を決めつけるのではなく、その場面で淵蓋蘇文が何を考え、どう反応するのかを徹底的に追求したという。
「感情を固定的に考えず、淵蓋蘇文だったらこの状況でどう反応するだろうかと、すべてのシーンで悩みました」
冷徹な決断の裏にある葛藤、権力を握る者の孤独、そして理想と現実の間で揺れる人間としての弱さ。チャン・ヒョクが演じる淵蓋蘇文は、単なる敵役では終わらない奥深い人物になりそうだ。
■新羅・百済・高句麗・唐、それぞれの戦略にも注目
「文武」の大きな魅力は、三国統一という歴史的な出来事を、勝者である新羅だけでなく、各国の指導者たちの立場から描こうとしている点にある。
7世紀、新羅は唐と同盟を結んで百済を滅ぼし、続いて高句麗を滅亡へと追い込んだ。しかし、その後は朝鮮半島への支配を強めようとする唐と新羅が対立することになる。そんな激動の時代にあって、高句麗の存続を懸けて唐と戦った淵蓋蘇文は、物語の重要人物の一人だ。
チャン・ヒョクも作品の見どころとして、各国が繰り広げる戦略と外交を挙げている。
「三国と唐がそれぞれの立場から戦争を繰り広げる中で、どのような戦略や外交を展開するのか。各国の異なる選択に注目していただければ、『文武』をさらに面白く楽しめると思います」
そして最後に、「視聴者の皆さんが長い間待ってくださった分、当時の状況や人々の感情がしっかり伝わればうれしいです。ぜひご覧ください」と呼びかけた。
新羅の文武王を演じるイ・ヒョヌク、太宗武烈王となる金春秋役のキム・ガンウ、名将・金庾信役のパク・ソンウン。そして高句麗の英雄・淵蓋蘇文を演じるチャン・ヒョク。国の命運を背負った男たちの信念と野望が、壮大な歴史ドラマの中で激しくぶつかり合う。
KBS 2TV新大河ドラマ「文武」は、11月14日(土)21時20分から韓国で放送開始。新羅の三国統一を、滅びゆく百済の人々の視点からも描く壮大な歴史ドラマに期待したい。
◇「문무」1次ティザー
◇연개소문 티저(淵蓋蘇文ティーザー)
◇김춘추 티저(金春秋ティザー)
◇연개소문 티저(淵蓋蘇文ティザー)