ユ・ヨンソク×ソ・ヒョンジン「完璧な嘘」、「ドクターX」と同時間帯対決!10年ぶりの共演で挑む心理スリラー【制作発表会】

16時00分ドラマ
画像:YouTube|iMBC연예「라이어」제작발표회 より

ユ・ヨンソクとソ・ヒョンジンが、「浪漫ドクター キム・サブ」以来10年ぶりに共演する。今度の2人が繰り広げるのは、一つの出来事をめぐって正反対の主張がぶつかり合う心理スリラーだ。

10月28日、ソウル市麻浦区上岩洞のMBCゴールデンマウスホールで、新金土ドラマ「完璧な嘘」(原題:라이어)の制作発表会が開かれ、主演のユ・ヨンソク、ソ・ヒョンジン、演出のチョ・ヨンミン監督が出席。再共演の感想から互いの変化、そして「誰の言葉を、何を基準に信じるのか」という作品の問いまで、じっくりと語った。YouTubeにて会見動画が多数公開されたので詳しくレポートしよう。

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完璧な初デートの翌日、2人の主張が食い違う
「完璧な嘘」は、一つの記憶をめぐって正反対の主張をする男女が、真実に向かって激しく衝突する心理スリラー。脚本をペク・ジェヨンが手がけ、「ブラームスは好きですか?」「愛と、利と」「ウンジュンとサンヨン」などで繊細な人物描写を見せてきたチョ・ヨンミン監督が演出する。➡【「恋愛の博士課程」を2倍楽しむ】

完璧な嘘画像:YouTube|iMBC연예「라이어」제작발표회 より
脚本家のペク・ジェヨンによると、物語の出発点は、同じ出来事であっても、それぞれが記憶している真実と信じたい真実が異なるときに生じる亀裂だという。

ユ・ヨンソクが演じるのは「事実を語る男」ミン・ジュノ。ソ・ヒョンジンは「真実を訴える女」カン・ジソンを演じる。まったく異なる人生を歩んできた2人は、いくつかの偶然が重なるうちに互いを意識するようになり、久しぶりに訪れたときめきとともに、完璧な初デートを楽しむ。しかし翌日、衝撃的な事件に巻き込まれた2人は、互いに相反する主張を始める。

主人公のどちらか一方が嘘をついている。その前提が、2人の言葉や表情を見る視聴者の判断を揺さぶっていく。

ユ・ヨンソクは自身の役柄を、「心臓外科医です。病院で信頼されている人物で、子どもが1人いる父親でもあります。ある事件に巻き込まれ、真実を明らかにしながら闘っていく人物です」と紹介した。一方、ソ・ヒョンジンはカン・ジソンについて、「小学校の教師です。事件に巻き込まれ、生きていくためにもがき、自分の態度をはっきりさせるために、自分自身とも闘う女性です」と説明した。

10年ぶりでも「初日から1、2か月一緒に撮影したようだった」
2人が共演した2016年の「浪漫ドクター キム・サブ」は、最高視聴率27.6%を記録した人気作。それだけに、10年ぶりの再共演にはファンの期待も大きい。
完璧な嘘画像:YouTube|iMBC연예「라이어」제작발표회 より
ユ・ヨンソクは、「ファンの皆さんにも、僕たち2人にもう一度共演してほしいという思いがありましたが、ついに10年ぶりに会うことができて、意味のあることでした」と感慨を語った。

撮影初日から、再会の喜びは実感できたという。「初めての撮影のときに『楽しいね』と話しました。初日は緊張してぎこちなくなるはずなのに、どうしてこんなに楽しいんだろうと思いました。お互いをよく知っていますし、10年前にもいい思い出があります。最近はそれぞれチョ・ヨンミン監督ともご一緒していたので、撮影現場は刺激的で、興味深かったです」

ソ・ヒョンジンも、打ち解けるまでの時間が必要なかったことを喜んだ。「普通はアイスブレークの期間が必要ですが、その期間がありませんでした。だから、さらによかったです。最初の撮影から、すでに1、2か月一緒に作業してきたようでした」

さらに、ユ・ヨンソクの変わらない現場での姿勢にも触れた。「もともとユ・ヨンソクさんはリハーサルに時間をかけます。『浪漫ドクター キム・サブ』のときもそうでした。最初は『どうしてあんなに?』と思いましたが、それがいい結果につながっていました。今も変わらずそうしていて、やはりいい結果につながったので、ありがたかった記憶があります」

互いの仕事の進め方を知っているからこそ、再び呼吸を合わせるまでに時間はかからなかったようだ。

「ただ過ごしてきた10年ではない」互いが感じた変化
変わらない信頼関係の一方で、2人は互いの演技に10年の積み重ねも感じていた。

ソ・ヒョンジンはユ・ヨンソクについて、「はるかに自在になりました。ずっと滑らかになりました」と表現し、撮影中に助けられたことを明かした。「リハーサルで出すアイデアも、さらに豊かになりました。アクションでも、かなり動きを合わせるシーンがあったのですが、たくさん助けてもらいました。ただ過ごしてきた時間ではないんだなと思いました」

これに対し、ユ・ヨンソクは、かつてのソ・ヒョンジンに抱いていた印象を振り返った。「『浪漫ドクター キム・サブ』のときは完璧主義者だと思っていました。隙がないと思っていました。今回は、その完璧さを保ちながら、さらに自在になったと感じました。当時、見てみたいと思っていた人間味が感じられるようになりました」

ソ・ヒョンジンが「NGを出したからですか?」と応じると、ユ・ヨンソクは、その変化は単にミスをするようになったという意味ではないと説明した。「『浪漫ドクター キム・サブ』のときは、ソ・ヒョンジンさんのNGを一度も見たことがありませんでした。でも今回は、せりふの間違いというより、どこか飄々とした余裕が生まれていました。僕よりも、もっと柔軟になった気がします」

互いの変化を具体的に語るやり取りからは、長い時間を経て再び向き合った俳優同士の親しさと信頼が伝わってきた。

監督が求めたのは「信じたい顔」と「嘘をつきそうな顔」
チョ・ヨンミン監督は、ユ・ヨンソクとは「愛と、利と」、ソ・ヒョンジンとは「ウンジュンとサンヨン」で仕事をしている。今回のキャスティングについても、その経験から生まれた信頼が土台にあったと語った。

「ユ・ヨンソクさん、ソ・ヒョンジンさんとは、それぞれ作品をご一緒しました。そのとき、とてもよかったです。素晴らしい俳優だということを強く感じながら撮影しました。どんなドラマでも、また一緒にやりたいと思っていました」

そのうえで、本作では2人の演技力に加え、相反する印象を表現できることが必要だったという。「今回のドラマでは、お二人に高い演技力が求められますし、両面的な印象も必要でした。信じたくなる顔と、嘘をつきそうな顔があると思いました。それで、お二人に出演していただきたいと思いました」

ユ・ヨンソクの強みとして挙げたのは、演出に対する反応の速さと柔軟さだ。「ユ・ヨンソクさんは柔軟な俳優です。とても瞬発力があり、柔軟に受け入れてくれます。今回の作品でも、改めて感じました。あらゆる役をこなせる人なんだなと思いました」

一方、ソ・ヒョンジンについては、見る側に信じたいと思わせる力を高く評価した。「信じたくなる人です。視聴者があの人を見ると信じたくなる、感情移入しやすい、強い訴求力があると思いました。今回は、さらに強く感じました。視聴者がみんなソ・ヒョンジンさんを信じてしまったらどうしようと思うほどでした」

監督は「2人の演技力を強く感じた作品です」と述べ、「見どころは2人の熱演です。お二人の演技対決に、ぜひ注目してください」と呼びかけた。

誰の言葉を、何を基準に信じるのか
事件の真相を追うスリラーであると同時に、本作が問いかけるのは、人が他人の言葉を信じるときの判断基準だ。
完璧な嘘画像:YouTube|iMBC연예「라이어」제작발표회 より
ユ・ヨンソクは、作品を通して自身もその問題を考えるようになったと語った。「真実という題材について、いったい誰かの言葉を信じること、あの人は真実を語っていると信じることは、何を基準にしているのだろうと考えさせられる作品でした」

さらに、人物の印象と真実の関係について、こう続けた。「イメージや周囲の判断、評判によって真実がゆがめられたり、ゆがめられたものを信じてしまってはいないか。そうした問いを投げかけながら撮影しました。演じるときは、むしろ見ている方々がミン・ジュノをどう信じ、判断するのか、選択できるようにしようと思いました」

そのために、感情をあえて抑えて表現することも、編集に委ねることもあったという。監督とも話し合いながら、視聴者が人物をどう受け止めるかを探っていった。

ソ・ヒョンジンが強調したのは、物語の中心にある「嘘」というテーマだった。「重い題材なので、そこに注目が集まらないとは思っていませんでした。それでも、私たちは『嘘』に焦点を当てています。嘘をつく人をどう見ているのか、嘘をつく人にどんな物差しを当て、何を信じたいと思っているのか。嘘をめぐって、さまざまな角度から考えられる問いを投げかけています。嘘というところに焦点を当てて見ていただければと思います」

犯罪に関わる重い題材を扱うだけに、言葉を慎重に選びながら、描こうとしたものを説明した。「重い題材だからこそ、そこにばかり視線が集まらないでほしいです。単なる仕掛けとして使ったわけではありませんが、私たちが物語をしっかり進めていくための足場として用いた部分はあります。それ自体が主目的ではありませんでした。主目的は『嘘』そのものです。見終わった後にも、たくさん話すことがある作品になればと思います」

「キム・サブ」超えよりも、長く語られる作品に
10年ぶりの共演となれば、「浪漫ドクター キム・サブ」の最高視聴率27.6%を超えられるかという点にも関心が集まる。しかし、ユ・ヨンソクが口にしたのは、数字だけでは測れない作品への願いだった。

「もちろん視聴率にも意味はありますが、チョ監督と、長く語り継がれるドラマを作りたいと思いました。『愛と、利と』もそうでした。僕の演技がよかったと言っていただける作品は、どれも監督とご一緒した作品です。だから、その点への期待が大きいというのが正直な気持ちです。今回も、いい作品として記憶に残るものになると、自信を持って言えます」

ソ・ヒョンジンは「視聴率は天運です」と話し、「私たちは最善を尽くしただけです」と付け加えた。

同時間帯作品との違いは、感情と駆け引きを追う心理スリラー
同時間帯に放送されるSBS金土ドラマ「ドクターX~白衣のマフィア~」(原題:닥터X : 하얀 마피아의 시대)との違いについても質問が及んだ。ユ・ヨンソクは心臓外科医を演じる立場から、同作の手術シーンを注意深く見たことを明かした。

完璧な嘘画像:YouTube|iMBC연예「라이어」제작발표회 より
「『ドクターX』の手術シーンを細かく観察しました。とても深く考えて撮影されていました。ただ、僕たちのドラマはジャンルが違います。医療ドラマに分類される作品ではなく、心理スリラーです」

見てほしいのは、登場人物の細かな感情や、言葉の裏で交わされる駆け引きだという。「人物の細かな感情の流れ、神経戦、真実をめぐる攻防などをじっくり観察していただければ、気になって放送をリアルタイムで見ずにはいられなくなると思います。第1話を見た途端に『誰が嘘をついているんだろう』と思い、回を重ねるごとに別の人を疑うようになります。配信サービスで放送後に確かめることもできますが、きっとリアルタイムで見たくなるはずです」

ソ・ヒョンジンも、ジャンル作品を待ち望む視聴者への自信をのぞかせた。「やはりジャンルが違います。私たちのようなジャンルを待っている、ジャンル作品好きの方々がいらっしゃると思います。そうした方々に満足していただけるのではないかと思います。楽しみにしていてください」

10年前に息の合った共演を見せた2人が、今回は互いの言葉を疑わせる関係で向き合う。信じたくなる表情、その言葉に抱く違和感、回を追うごとに変わる疑いの矛先。2人の演技が視聴者の判断をどう揺さぶるのかが、本作の大きな見どころとなる。

◇YouTube|iMBC연예「라이어」제작발표회

◇YouTube「完璧な嘘」制作発表会動画一覧

「完璧な嘘」は、10月30日(金)よりディズニープラスで独占配信。全12話、毎週金曜・土曜に1話ずつ配信される。

◇韓国ドラマ『完璧な嘘』|予告編|ディズニープラス

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