電脳世界を介して子供たちの友情を描く
近未来だけどどこか懐かしい『電脳コイル』

エンタテインメント アニメ SF
番組情報
『電脳コイル』は、2007年5月から12月までNHK教育テレビにて放送されたTVシリーズ作品。
電脳世界を現実世界と重ねて視認できるツールとして、電脳メガネと呼ばれるコンピューターが普及している時代。電脳を利用してペットや道具、さらに電話やインターネットまでも使いこなせる反面、この電脳メガネなしではコミュニケーションが取れない子供たちが増えている弊害も生まれつつあった。主人公である小此木優子もその一人で、あるときイリーガルと呼ばれるコンピューターウィルスに遭遇する。そこで電脳ペットのデンスケに助けられるが、逆にデンスケは古い空間に閉じ込められてしまう。デンスケを救うべく優子に手を差し伸べたのが、コイル電脳探偵局の橋本文恵だった。その出来事を機に、優子も電脳探偵局の一員として活動することになる。
アニメーターとして名高い磯光雄が原作、脚本、監督を手がけた作品としても有名で、2007年の文化庁メディア芸術祭において、アニメーション部門優秀賞を獲得、さらに、第7回東京アニメアワードTVアニメ部門で優秀賞などを受賞するなど、数々の功績を残した作品でもある。
  • " 原作・脚本・監督:磯光雄/アニメーションキャラクター:本田雄/作画チーフ:井上俊之/本田雄/美術監督:合六弘(小倉工房)/色彩設定:中内照美/撮影監督:大庭直之/音楽:斉藤恒芳/アニメーション制作:マッドハウス/製作:電脳コイル製作委員会/"
  • ヤサコ:折笠富美子/イサコ:桑島法子/京子:矢島晶子/ハラケン:朴璐美/フミエ:小島幸子/ダイチ:斉藤梨絵/メガばあ:鈴木れい子/オバちゃん:野田順子/猫目:遊佐浩二/アキラ:小林由美子/デンパ:梅田貴公美/ガチャギリ:山口眞弓/ナメッチ:沼田祐介/デンスケ:麻生智久/

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(C)磯 光雄/徳間書店・電脳コイル製作委員会