「イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜」は、私教育の戦場で巻き起こる国家代表惣菜屋の熱血社長ヘンソン（チョン・ドヨン扮）と数学スター講師チヨル（チョン・ギョンホ扮）の甘くてほろ苦いロマンスを描いたドラマ。

★特集【「イルタ・スキャンダル」を2倍楽しむ】（各話のネタバレあらすじと見どころなど）

■解説
★“カンヌの女王”が17年ぶりラブコメ復帰！
主演を務めるのは、“カンヌの女王”といわれる女優チョン・ドヨン。2007年に映画『シークレット・サンシャイン』で、韓国初のカンヌ映画祭主演女優賞を獲得した彼女は、その後も様々な作品を通してその存在感をアピールしてきた。そんなチョン・ドヨンが2005年に放送されたSBSドラマ「プラハの恋人」以来、約17年ぶりにラブコメ作品に出演するとあって大きな注目を集めている。
本作でチョン・ドヨンが演じるのは、元ハンドボールの国家代表選手で、現在は‘国家代表惣菜屋’の女社長を務める主人公ナム・ヘンソン。

★神経質な医師から神経質な数学講師に転身！？
「賢い医師生活」シリーズで爆発的な人気を集めたチョン・ギョンホが、白衣姿から一転、今度は“的中率100％”のスター講師チェ・チヨルを演じる。タイトルにもある“일타（イルタ）”とは“일등 스타（一位スター）”の略で、チョン・ギョンホが演じるイルタ講師は、いわゆる業界トップの実力を誇るスター講師のことを指す。

生まれつき持っていたカリスマ性に加え、血のにじむような努力によって一流スター講師となったチヨル。しかし、その名声の対価としてつきまとう有名税によって次第に神経質となり、他人にも無関心になってしまう。前作でも気難しく神経質な医師役を演じたチョン・ギョンホが、本作ではスター講師に職を変えて、新たなレジェンド演技を披露してくれることだろう。
チョン・ドヨンとチョン・ギョンホは本作が初共演。「賢い医師生活」で見せたチョン・ギョンホのツンデレ演技に夢中になった女性ファンも多いはず。本作でもどんな演技で胸キュンさせてくれるのか、期待だ。さらにベテラン女優チョン・ドヨンとの“ティキタカ（短いフレーズでテンポ良く会話する様）”からも、目が離せなさそうだ。

★脇を固める個性派俳優らにも注目
主演二人の他にも、ドラマの脇を固めるそうそうたる個性派俳優たちの活躍に注目したい。まずは主人公ヘンソンの娘を演じるノ・ユンソ。昨年放送されたtvN「私たちのブルース」で堂々のデビューを果たしたノ・ユンソが、本作ではチョン・ドヨン演じる主人公の娘ヘイを演じる。一見シックで言葉遣いもどこかトゲがあるヘイだが、誰よりも温かい心を持つ。「スター講師の講義がききたい」というヘイの一言によって、ヘンソンはそれまで無縁だった私教育の世界へ参戦する。

そして、ヘイの叔父でヘンソンの弟ジェウを演じるのは、「ビッグマウス」などに出演するオ・ウィシク。「ビッグマウス」は昨年末に行われた2022年MBC演技大賞で「今年のドラマ賞」に選ばれるなど、人気を集めた。そんなオ・ウィシクが演じるジェウは、先天性の心臓疾患を抱え、幼い頃の手術の影響によって、アスペルガー症候群と診断される。ヘンソンがハンドボール選手としての夢を諦めたのも、ジェウの存在が大きかった。難しい役どころながらも、持ち前の表現力でジェウを演じるオ・ウィスクの活躍に期待だ。さらにヘンソンの親友として惣菜屋を共同経営するヨンジュ役に、「海街チャチャチャ」のイ・ボンリョンが抜擢。義理堅くガールクラッシュな魅力を披露する。

他にも、スター講師チヨルの“成功したオタク”として、話題の若手俳優シン・ジェハが登場。「刑務所のルールブック」や「ピノキオ」などに出演し、若手注目株ナンバーワンと呼ばれるシン・ジェハ。本作では気難しいチヨルを隣で支える室長、チ・ドンヒを演じる。スカウトの誘いでいえば、チヨルにも引けを取らないというドンヒ。イケメン二人のブロマンス（男同士の友情）にも注目だ。

■演出＆脚本は3度目のタッグ！
メガホンを取るのは、海沿いの街を舞台に温かいエピソードを繰り広げて人気を集めた「海街チャチャチャ」のユ・ジェウォン監督。脚本を担当するヤン・ヒスン作家とは、「ナイショの恋していいですか！？」「ああ、私の幽霊さま」につづく、3作目のタッグとなった。さらに制作は「ヴィンチェンツォ」や「ミスター・サンシャイン」を手掛けるスタジオドラゴン。最高の制作陣と最高の俳優陣が出会い、どんな最高のドラマを作り上げていくのか楽しみだ。

■あらすじ
元ハンドボールの国家代表選手で、現在は‘国家代表惣菜屋’の女社長を務める主人公ナム・ヘンソン。家族のために夢を諦めることとなったヘンソンだが、彼女には立ち止まって泣いている暇などなかった。そんななか、娘ヘイの一言で、それまで無縁だった私教育の世界に遅れて参戦することになったヘンソン。そこでヘンソンを待ち受けていたのは、予期せぬスキャンダルが…。
■作品紹介