「ブラインド」は、殺人事件の裁判に参加した陪審員が次々とターゲットにされていくクライムサスペンス。

【関連記事・各話あらすじ】

■解説
★「ヴィンチェンツォ」テギョン×「1%の奇跡」ハ・ソクジン×「酒飲みの都会の女たち」Apinkウジン共演
ドラマ「ヴィンチェンツォ」で強烈な存在感をみせたオク・テギョンが、熱血刑事リュ・ソンジュンを演じる。最高裁判所の判事を務める父、保健福祉大臣の任命を控えた母、そして父と同じく判事を務める兄を持つ、裕福で恵まれた家庭の次男。そんな彼は、事件が発生した時は誰よりもはやく現場に現れ、頭の代わりに体を使って犯人を追いかける。よく言えば諸突猛進で、包み隠さず言えばクレイジーで考えなしの莫迦派（周りを気にせず、礼儀もなく、わがままで無茶な人間）のような性格の持ち主である。

ソンジュンの兄で、ソウル大学在学時に司法試験に首席合格し、司法研修所を主席で卒業した判事リュ・ソンフン役を「1%の奇跡～運命を変える恋～」のハ・ソクジンが演じる。ソンフンは最高裁判所の裁判研究官を経て、ソウル中央地検の令状専担判事になったエリート。最高裁判所判事の父を持ち、裕福で恵まれた家庭で育ったことに加え、優れた実力まで兼ね備えるソンフンは、若くして未来の最高裁判官長候補として名前を挙げられていたが、ある日突然ソウル市の外郭であるムヨン市の地方裁判所に左遷された。その理由は？

「酒飲みな都会の女たち」で女優としても大ブレイクしたApinkのチョン・ウジンは、年に似合わずおおらかで達観しているような性格の社会福祉士チョ・ウンギを演じる。学生時代、父がおらず貧しかったためいじめに遭う。その悔しさを訴える場所がなかった。そんな中、ウジンは突然少年裁判所に立つことに。その時、ウンギにとって恩人といえるリュ・イルホに出会ったことで人生が大きく変わる。ウンギは、自分のように助けが必要な子供がいたら、その手を握ってあげようと心に決め社会福祉士となる。


★社会告発クライムサスペンス
連続して起きる事件はかつて「希望福祉院」で暮らし、児童労働の搾取や虐待を受けていた少年たちが深くかかわっている。当時少年たちを虐待していた大人たちの大事な人を気づつけるという復讐ミステリー。暴力シーンや残酷な場面が多く描かれているが、スピード感があり、先の読めない展開でミスリードされ、最後まで目が離せない。

■あらすじ
ある日、ムヨン市の土手で無残にも口を切り裂かれた女性の遺体が発見された。ムヨン警察署に勤める強力班刑事のソンジュンは捜査を進める中で、児童センターで働く社会福祉士のウンギと出会う。ソンジュンは容疑者を検挙するも、容疑者は頑なに否認し、さらに国民が裁判に参加する陪審員制度を要請する。そして、陪審員としてウンギを含む9人の市民が選定され、その裁判はソンジュンの兄であるソンフン判事が担当することとなった。判決は有罪となり、一件落着かと思いきや、翌日も口を切り裂かれた遺体が発見される。その遺体はなんと、先日の陪審員の1人だった。ソンジュンはソンフンとウンギと共に、真犯人を捜すため秘密の捜査に乗り出す…。

■作品紹介