【于氏王后（ウ氏王后）】（全8話）韓国ドラマ紹介

「ウ氏王后」は、突然の王の死により王位を狙う王子たちと権力を握ろうとする5つの部族の標的になった于氏王后ウ・ヒが、24時間以内に新しい王を立てるために孤軍奮闘する追跡アクション時代劇。
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■解説
★実在した于氏王后がモデル
古代朝鮮の北部に位置していた高句麗に実在していた人物、于氏王后を「ウエディング・インポッシブル」のチョン・ジョンソが演じる。彼女にとって本作が初の時代劇となる。
ウ・ヒは、美しさと知性を兼ね備えているが、貧しい一族の娘として生まれたせいで権力を手に入れることができない高句麗の王后だ。寂しい宮中で頼りになる人は王のコ・ナンムしかいないが、そんな夫が絶体絶命の危機に直面することになり、自分の地位はもちろん、家族まで脅かされることになる。娶嫂婚（※）を選択し、もう一度王后になることを決意する。
※娶嫂婚は、寡婦(夫と死別又は離別して再婚していない女性)が、亡くなった夫の兄弟と結婚する婚姻風習でレビラト婚とも呼ぶ。歴史的にはユダヤ・モンゴル族・チベット族など、世界中の広い地域でこうした風習があった。

★チ・チャンウク聖君に
ウ・ヒの夫である王コ・ナンム役はチ・チャンウクが務める。コ・ナンムは5千人の軍を率いて、3万人の軍を退けるほど賢い頭脳を持つ高句麗の王だ。君王の威厳と優しさまでを兼ね備えた完璧な王だが、彼の不在は宮の残酷な事件の発端となる。聖君から葛藤の種になるコ・ナンムの運命を、チ・チャンウクが深みのある演技で描き出す。

★演技派が脇を固める
ウ・ヒの姉ウ・スン役はチョン・ユミ。代々、王妃を輩出する北部でも一番の美貌を持つウ・スンは、ある瞬間の選択により妹のウ・ヒに王后の地位を奪われてしまった人物。ウ・スンは妹の侍女になって、自分の運命を取り戻すため宮中に入ることになる。
イ・スヒョクは、高句麗の王位継承候補である第三王子コ・バルギ役を務める。暴悪で卑劣なコ・バルギは、王位を手に入れる機会が与えられると、兄コ・ナンムへの恐怖で抑えられていた欲望を表出し始める。
パク・ジファンは、どんな武器でも自由自在に使う王の直属部隊の最高司令官ムゴルを演じる。長い戦争で生まれた忠誠心により、王コ・ナンムを守る。

■あらすじ
王コ・ナンムの死によって、王位を狙う王子たちと権力を握ろうとする5つの部族の標的になったウ氏王后が、24時間以内に新しい王を立てるために奮闘する。
※5つの部族とは、消奴部（ソノブまたは涓奴部）、絶奴部（チョルロ/チョルノブ）、順奴部（スンノブ）、灌奴部（クァンノブ）、桂婁部（ケルブ）（詳細は高句麗の5つの部族）

■作品紹介