サイエンスオデッセイ 地球探求の旅全10話

私たちが住む地球はいったいどのようにして生まれたのか。そしてどのように変化してきたのか。この地球という惑星の様々な謎を、最新の研究を紹介しつつ解明してゆきます。第一回目では1999年ハワイに開所した国立天文台・すばる望遠鏡から、宇宙での出来事から地球誕生の謎に迫る研究をリポートします。また地球と密接な関係にある月の誕生をCG映像を織り込みながら解説。更に、誕生から46億年前後たった地球はどういう状態であったのか、果たして地球に生命は誕生していたのか、日本に数台しかない貴重な分析器を使って解明してゆきます。
  • 川上紳一助教授 岐阜大学教育学部、丸山茂徳教授 東京工業大学大学院理工学研究科 地球惑星科学科、井田茂助教授 東京工業大学大学院理工学研究科 地球惑星科学科、圦本尚義助教授 東京工業大学大学院理工学研究科 地球惑星科学科、上野雄一郎特別研究員 日本学術振興会、布施哲治理学博士 国立天文台ハワイ観測所広報室、林正彦教授 国立天文台、田村元秀助教授 国立天文台
  • 再生時間 : 29分
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私たちが暮らす水と緑の星、地球。この惑星に生命が誕生したのはいったいいつのことなのでしょう。地球にまつわる様々な謎に挑む「サイエンス・オデッセイ」、今回は地球に生命が生まれた時代の謎に迫ります。35億年前の地球は大気中にも海中にも酸素が少なく、いまとは全く異なる環境でした。しかしその原初の海において地球最初の生命はまさに誕生していたのです。第1章「原初の生命」では、西オーストラリアの北部ピルバラ地域を訪れ、35億年前の地層に眠る世界最古のバクテリアの化石を取材します。第2章「酸素の生成と生物の進化」では世界遺産にも指定されるシヤーク湾のストロマトライトを紹介。このストロマトライトこそが、27億年前の世界で光合成を行い、その後の地球環境に大きな影響を与えたシアノバクテリアの集合体です。そして第三章「生物からたどる生命誕生の歴史」では、長野県中ノ湯に生息するバクテリアを調べ、その生態から古代生物の謎を解き明かしてゆきます。
  • 川上紳一助教授 岐阜大学、丸山茂徳教授 東京工業大学大学院、高野雅夫助教授 名古屋大学大学院、花田智理学博士 産業技術総合研究所、上野雄一郎理学博士 東京大学
  • 再生時間 : 29分
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今から約8~6億年前、地球の表面が全体的に凍結したのではないかという学説が、いま非常に注目されています。果たしてそのようなことが実際に起こったのか、また地球全体が凍結したとしたら生物はどのように生き延びたのか、今回の「サイエンスオデッセイ」では、この全球凍結の謎を取り上げ検証してゆきます。まず第1章では、全球凍結説の提唱者の一人、カーシュヴィンク教授にインタビュー。全球凍結説の重大な根拠となる縞状鉄鉱床を古地磁気学的な側面から検証。次に第2章では、地球全体が凍結してゆくメカニズムと、全球凍結から地球温暖化に至るプロセスを、綿密なデータに基づいて解説してゆきます。果たして氷に覆われた地球上で、生物はどのように生き延びたのでしょうか?そして第3章、第4章では、ナミビアとオーストラリアから発掘された全球凍結の様々な痕跡を取材します。地球全体が凍結するという壮大な学説を導き出す重要な手がかりをご覧下さい。
  • 川上紳一助教授 岐阜大学、丸山茂徳教授 東京工業大学大学院、東條文治特別研究員 日本学術振興会、田近英一助教授 東京大学大学院、上野雄一郎理学博士 東京大学、J L カーシュヴィンク教授 カリフォルニア工科大学、大野照文教授 京都大学総合博物館、道林克禎助教授(資料提供) 静岡大学理学部
  • 再生時間 : 29分
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地球誕生以来40億年、今から約6億年前の時代に突然、多細胞動物が繁栄しはじめました。これが「カンブリアの大爆発」と呼ばれている出来事ですが、今回の「サイエンスオデッセイ」では、この多細胞生物大繁栄の時代を取り上げ、古生物学、分子生物学、そして物理学的なアプローチから紐解いてゆきます。1947年、オーストラリアのエディアカラ丘陵で発見されたことからエディアカラ生物群と名づけられた原始的な多細胞生物の化石。この生物は果たして動物であるのか、植物であるのか? いまなお議論の絶えないこの生物群をめぐり、カンブリア紀以前の生物の謎を探ります。続いてそのエディアカラ生物群を食べつくしたとされる、カンブリア紀の新生物たちの模様をCG映像を交えて紹介。さらに分子生物学的なアプローチから生物発生の仕組みを考察。大胆な仮説と緻密な研究とで、少しづつ生物誕生とその進化の謎が解明されてゆこうとしています。
  • 川上紳一助教授 岐阜大学、大野照文教授 京都大学総合博物館、富田隆教授 京都大学大学院、東條文治特別研究員 日本学術振興会、上野雄一郎理学博士 東京大学、宇佐見義之講師 神奈川大学工学部、可児智美助手 熊本大学理学部、斉藤良 ビュルツブルグ大学
  • 再生時間 : 29分
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今から2億5千万年前の古生代と中生代の境界で様々な生物が一斉に絶滅するという事件が起こりました。今回の「サイエンスオデッセイ」では、地球史上最大の生物大量絶滅事件の真相を探ります。7億5千万年前に全ての大陸がつながり形成された超大陸ロディニア、その後プルーム運動により大陸の分裂が繰り返されます。この影響で大気や海が変化し、生物も大きな影響を受けました。そしてペルム紀から三畳紀へと移行する時期に、ほとんどの生物が死滅するという事件が起ったのです。この時期はPT境界(Permian=ペルム紀、Triassic=三畳紀)と呼ばれています。いったいこのPT境界のじきに地球に何が起こったのか?中国の長興県と、愛知県の犬山市を取材し、このPT境界の地層に含まれる謎を考察してゆきます。
  • 川上紳一助教授 岐阜大学、磯崎行雄教授 東京大学、姚建新博士 中国地質科学院、篠原久典教授 名古屋大学大学院
  • 再生時間 : 29分
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毎回地球誕生の不思議を探るサイエンス・オデッセイ、今回のテーマは恐竜絶滅です。恐竜はどうして絶滅したのか、その謎の鍵を握るK/T境界を追ってイタリアグッビオのモンタナリ先生を取材します。また巨大隕石衝突説を証明する重要な手がかりを東北大学の海保先生に伺います。ナビゲーターはおなじみ岐阜大学の川上先生です。
  • 川上紳一 (監修) 岐阜大学教育学部 助教授、濱田隆士 福井県立恐竜博物館 館長、海保邦夫 東北大学大学院理学科海保研究室 教授、アレック・モンタナリ氏 地質学者、 岐阜県博物館、 イタリアグッビオ・K/T協会
  • 再生時間 : 29分
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地球誕生の謎とロマンに迫る「サイエンスオデッセイ」、今回はいよいよ人類登場の秘密を取材します。私たち現代人ホモサピエンスのルーツはいったい何処にあるのか、京都大学霊長類研究室の茂原先生に霊長類誕生の過程をうかがいます。また、ミャンマーで発掘された貴重な化石の映像と、その分析を紹介。その他化石のCTスキャンによる解析、分子学からのアプローチなど、最近の研究の模様も伝えます。
  • 川上紳一 (監修) 岐阜大学教育学部 助教授、馬場悠男 国立科学博物館人類研究部 部長、茂原信生 京都大学霊長類研究所 教授、諏訪元 東京大学大学院 教授、斉藤成也 国立遺伝子研究所 教授、ファクロエル・アジス インドネシア地質研究開発センター 教授
  • 再生時間 : 29分
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皆さんは地球に磁場があるのをご存知ですか。山登りなどをするときに持っていく磁石を考えてください。磁石の針が指すのは、地球が巨大な磁石だからです。今回のサイエンスオデッセイは『地球磁場』を紹介します。どうして地球に磁場が生まれたのか、いつの時代から存在しどんな役割を持っているのか、そして地球磁場を解明するうえで必要な古地磁気学とはいったいどのようなものなのかを紹介します。
  • 川上紳一 (監修) 岐阜大学教育学部助教授、小玉一人 高知大学大学院教授、浜野洋三 東京大学理学部教授、山崎俊嗣 産業技術総合研究所海洋資源環境研究部門研究グループ長
  • 再生時間 : 29分
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プレートテクトニクスとは、地球の表面が大きな岩盤で出来ていて、そのプレートの運動によって地震が発生したり火山が出来たりすると言うもので、地球内部の動きを知る手がかりとなりました。今回のサイエンスオデッセイは『全地球ダイナミクス』をテーマに研究者の声と共に御紹介します。
  • 川上紳一 助教授 (監修) 岐阜大学教育学部、丸山茂徳 教授 東京工業大学理学部、趙大鵬 教授 愛媛大学理学部、グレゴリ・F・モーア 教授 ハワイ大学
  • 再生時間 : 29分
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私たちの住む地球は、ダイナミックな運動を繰り返しています。長い歳月のあいだに形を変えてゆく大陸は、地球上の生物にどのような影響をもたらしたのか。地球の謎とロマンに迫る「サイエンスオデッセイ」、今回は大陸移動と、そのメカニズムについて考察して参ります。
  • 川上紳一 岐阜大学教育学部助教授、丸山茂徳 東京工業大学理学部教授 磯崎行雄 東京大学教授、蘇智慧(農学博士) JT生命誌研究館ラボラトリー主任研究員
  • 再生時間 : 29分
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