季節が変わる時 The Story of radiology全6話
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大学病院の放射線科の研修医・初音は、毎日失敗ばかりで医者としての自分の将来に自信を失いかけていた。そんなある日、かつて高校時代に憧れの先輩であった新田が、診断のために彼女の勤める病院を訪れる。新田は将来を嘱望されるプロテニスプレーヤーであったが、検査の結果、右の太腿に悪性の線維性組織球種が発見される…。
「筋肉のがん」であると診断され、新田は自分のプロテニスプレーヤーとしての未来に絶望する。そんな新田を研修医・初音は何とか励まそうとするが、逆に彼の心を傷つけてしまう。見かねた放射線科の先輩医師・工藤に放射線医療について詳しく教えられ、初音はもう一度新田に術式の転換を勧めようと決心する。
病気のために自暴自棄となった新田は、訪れてきた恋人・美幸につらく当たる。一方、初音は新田に対してもう一度病院へ来てほしいと説得するが、心のすさんだ彼の耳には届かない。そこへ先輩医師・工藤が現れ、新田を一喝する。そして新田は再びで検査を受け、術式の転換を決意するのだった。
外科手術を無事終え、療養を開始する新田。その一方で初音は研修医として医師達をサポートしつつ多忙な日々を送る。そんなある日、夜勤をする初音の元へ退院を翌日にひかえた新田が訪れる。彼は突然、初音に対する自分の気持ちを告白するが…。
いよいよ新田の放射線治療が始まった。最先端の放射線治療を受け、新田は少しずつ快復に向かう。そんな彼に対し、初音は戸惑いながらも、医師としての今の自分の気持ちを伝え、また彼の恋人・美幸がずっと新田を見守っていたことを打ち明ける。やがて季節は春へと向かい、初音は医師として成長してゆく…。
大学病院の放射線科に勤務する初音は、失敗ばかりしている新米研修医。医者として自信をなくしかけていたある日、高校時代の憧れの先輩新田が検査のために病院を訪れる。いまや有名プロテニスプレーヤーとなっていた新田だが、検査の結果「筋肉のがん」であると診断される。自暴自棄になる新田に対し、初音は何とか術式の転換を説得し彼を励まそうとするが…。
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