エネルギー資源に乏しい我が国では、安定した電力の供給を行っていくために現在、我が国の電力の約三分の一が原子力発電です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　原子力発電に使用した後の燃料（「使用済燃料」といいます）の中には、燃料として再び利用出来るウランやプロトニウムが含まれており、これらの物質を取り出して再利用する事を推進しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　燃料からこれらの物質を取り出した後に残る廃液は長期にわたって放射性が高いことから、高レベル放射性廃棄物として、安定な形態に処理して人間の生活環境から隔離し、安全に処分する為に地下深部の地層に物質を閉じ込める地層処分の研究が進められています。番組では地層処分の研究に携わる研究者たちの研究内容と彼らが抱いている夢を描きます。