ラジカルドライブ全6話
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主人公望月順はＧＴカー耐久選手権でも一目置かれる女性レーサーだ。「クラッシャー順」の異名を持つ彼女は名前の通りＧＴマシンを何度も壊すほどの腕前の持ち主。しかし、ＧＴカーチームの監督とレーサーの考えの違いからチームを離れてしまう。レースを離れた順は途方に暮れ、父貴史が営業している自動車工場へ戻る。長期間レース場を転戦するスケジュールから、順は心も体も傷ついていた。それを察した長年工場に勤めている整備士、徳治郎は順に病院での検査をすすめるが…。
病院から落ち込んで戻ってきた順に父貴史がストックカードライバーの選考テストを受けることを勧める。テスト当日、順の乗る車がトラブルを起こし試験会場へ慌てて飛び込む。するとそこには元チームメイトでもありライバルの沢村がいた。沢村のチームのストックカーに乗る順の走りをレース場に来ていた加藤修は興味を抱く。後日、順は改めて修のチームのストックカーに乗りテストを受け合格する。しかし修は順の走りでエンジンの不調を見つけだす。整備をしている順と修のもとに放射線応用技術研究所に務めるエンジニア順の親友の恵子が訪れる。
主人公順の乗るストックカーのスピードが伸びない…。そんな時、順の親友後藤恵子が現れる。恵子は放射線を利用した応用技術の研究員で２人にエンジンを非破壊検査を勧める。恵子は非破壊検査によってエンジンの亀裂を指摘する。修理されたエンジンで好調な走りを見せる順とは裏腹に、修はタイヤの耐久性を気にしない順の強引な走行に怒る。そこへライバル沢村浩一が練習走行に割り込んでくる。順は沢村と競り合うが沢村のストックカーとは歴然の差があった…。沢村との勝負に負けた順は胸を押さえＰＩＴに帰ってくる。隠し続けていた狭心症が急性心筋梗塞に移行したのだ…。
急性心筋梗塞の治療を受けた順は主治医からレースから離れることを促される。順のストックカーチームのチーフ修は順の腕を見込んでいただけに落胆するが、順の親友恵子はそんな修を励ます。順は父貴史の整備工場で働く日々を過ごしていた。ある日、貴史は順に「レースは１人で勝つものではない。レーサーを断念したのはその時目の前にあった物を大切にしたからだ…」と諭す。順の大切なもの…それはチームの仲間たちだった。順はレースへの復帰を決意する。
主人公望月順は医師の勧告を無視してストックカーレースに復帰した。練習走行で順はチューンアップされた自らのストックカーに驚く。チーフ加藤修の整備と親友後藤恵子の放射線応用技術のおかげだった。新たに生まれ変わったストックカーに乗り、順はレースの予選を３位で通過。決勝へと駒をすすめる。決勝ではモンスターマシンを擁する沢村のチームが待ち構えていた…。はたして順は優勝できるのか！
女性レーサー望月順のストックカーレースドラマ総集編。主人公望月順はＧＴ耐久のドライバーだったが所属していたチームからの解雇通達される。若きころレーサーを志した父貴史にストックカーレースドライバーの選考走行があると聞く。ストックカーチームへ転向した順はオーバルコースでのレース環境の違いに様々な壁が立ちはだかる。発覚する主人公の病気…レーサーとしての人生…順はチームメイト、親友、そして家族に励まされレーサーとして真の実力をつけていく。
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