真月譚 月姫全12話

「モノの壊れやすい線」が視える志貴。親戚の家で生活していた彼は、父の死を機に実家に戻ることになるが、引越し当日、体調を崩して学校を早退してしまう。帰宅途中、街中で一人の女性に目を奪われる志貴。真っ白い肌。整い過ぎた顔。圧倒的な存在感、まるで人外の様な…。その瞬間、志貴は自分を見失っていく。
  • 日本
    2003年
  • 原作: 奈須きのこ/TYPE-MOON/監督: 桜美かつし/監督補佐: 阿保孝雄/シリーズ構成・脚本: ときたひろこ/オリジナルキャラクターデザイン: 武内 崇/キャラクターデザイン: 小澤 郁/色彩設定: 安藤智美/撮影監督: 田沢二朗/編集: 西山 茂/音響監督: 明田川 仁/音楽: 大森俊之/アニメーション制作: J.C.STAFF/プロデュース: RONDO ROBE
  • 遠野志貴: 鈴村健一/アルクェイド: 生天目仁美/シエル: 折笠富美子/遠野秋葉: 伊藤 静/琥珀: 植田佳奈/翡翠: かかずゆみ/乾 有彦: 櫻井孝宏/弓塚さつき: 田中かほり/蒼崎青子: 木村亜希子/ネロ: 三宅健太/ロア: 吉野裕行
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(C)TYPE-MOON/「真月譚 月姫」製作委員会

志貴の前に現れたアルクェイドと名乗る女性は、自分を吸血鬼だと語った。この街で多発する連続猟奇殺人事件は、他の吸血鬼の仕業であり、それを滅ぼしに来たのだと。そして、志貴によりバラバラにされた体を再構築するために力を使ってしまったアルクェイドは、力が回復するまでの間、自分を守るよう彼に協力を求めて…。
  • 日本
    2003年
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アルクェイドの部屋で目覚めた志貴は、昨夜、身を潜めていたホテルで多数の行方不明者が出たというニュースを見た。残されていたのは大量の血痕と獣の毛。二人を襲った「混沌」と呼ばれる吸血鬼ネロの仕業だった。ホテルの客の中に弓塚がいたことを思い出した志貴は、後悔の念からアルクェイドに協力することを決意する。
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ネロとの一戦で深い傷を負った志貴は、遠野家の門前で倒れ込んでしまった。翌朝、目覚めるとそこは自室のベッドの上。手当てが施された傷は、自分が思っていたほど酷くはなかった。志貴の目覚めるのを待っていた秋葉が、ここ数日、どこで何をしていたのか執拗に訊く。本当のことなどいえない、志貴は答えに窮する…。
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突然、学校に現れたアルクェイドに驚く志貴。事件の真相について説明を求めると、ネロは猟奇殺人事件とは関係なく、アルクェイドを狙って現れた刺客なのだという。「アカシャの蛇」の別名を持つ吸血鬼ロアが事件の真犯人であり、彼に使役されている「死者」を狩ることが彼を探し出す唯一の手掛かりだと聞いた志貴は…。
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志貴は学校で、数人のクラスメイトたちが行方不明になっている、という噂を耳にした。もしかしたら吸血鬼に…。そんな不安が過ぎる中、アルクェイドが再び学校に現れ、志貴を遊びに誘う。彼女の無邪気さに苛立ちを覚えた志貴は、強い口調で追い返す。その夜、志貴は昼間のことを気にしつつ待ち合わせ場所に出向くが…。
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日曜日。志貴は乾たちと遊園地に遊びに行く約束をしていた。だが、志貴の行動を心配する秋葉が、遊園地には自分も一緒に付いて行くといい出す。待ち合わせ場所で、秋葉に皆のことを紹介する志貴。だが、秋葉はシェルに対して無愛想な態度をとり、志貴を怒らせてしまう。さらに遊園地にはアルクェイドも待ち構えていて…。
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しばらく途絶えていた猟奇殺人事件が再発した。しかも、それは志貴たちが出掛けた遊園地で起こっていた。遊園地から帰って来た後、元気のない秋葉。遂には体調を崩して寝込んでしまう。志貴は秋葉の具合が良くなるまでアルクェイドと出掛けるのを控えることにするが、家で秋葉と琥珀の只ならぬ様子を盗み見てしまい…。
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    2003年
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顔を包帯で覆った男がナイフを手に襲い掛かった。まるで「線」が視えているかのように、志貴の急所にナイフを突き剌そうとする男。志貴は危機を免れるが、胸の傷痕から血が噴出し、その場に倒れてしまう。意識が薄れる中、志貴は幼い頃の記憶とも思える夢を見る。深い闇。月光を浴び、青白く輝く七夜のナイフ。そして…。
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約束を破ったことに腹を立て、志貴の部屋に押し入って来たアルクェイド。デートに連れて行ってくれたら許すという彼女の言葉に渋々頷く志貴。これまでとは違い、ただ一緒に過ごすために出掛ける二人。映画を観て、食事をして、お互いのことを語り合って…。楽しい時間を過ごすうち、彼女は思いもよらないことを口にする。
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