ガンスリンガー・ガール全13話

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瀕死の少女＜ヘンリエッタ＞は、人命救助を目的とする公益法人・社会福祉公社に運ばれた。だが、そこは政府の諜報機関で、ヘンリエッタは公社によって記憶と感情を抑えられ、担当官＜ジョゼ＞のもと軍事訓練を受ける。ある日、テロリスト探索作戦に参加したヘンリエッタは、命令に反して作戦を台無しにしてしまう。

制作国:日本

制作年:2003年
スタッフ:
原作：相田裕(月刊コミック電撃大王)／監督：浅香守生／シリーズ構成：武上純希／キャラクターデザイン：阿部恒／美術監督：池田尚／音楽：佐橋俊彦／アニメーション制作：マッド・ハウス／製作会社：マーベラスエンターテイメント／
キャスト:
ヘンリエッタ：南里侑香／ジョゼ：木内秀信／リコ：三橋加奈子／ジャン：宮本充／トリエラ：仙台エリ／ヒルシャー：江原正士／クラエス：小清水亜美／ラバロ：堀内賢雄／アンジェリカ：寺門仁美／マルコー：井上倫宏／ロレンツォ2課長：家中宏／フェッロ：中川里江／アルフォンソ：岩崎征実／

ヘンリエッタは、ジョゼの役に立ちたい一心でしたことが作戦を台無しにしてしまい、彼に嫌われたと思い悩む。被弾した右腕の手術後、同じ義体棟に住む少女たちに慰められたものの、部屋に戻って落ち込むヘンリエッタ。すると、突然ジョゼが部屋を訪れ、ヘンリエッタに「屋上にくるように」と告げる。

義体棟で暮らす＜リコ＞のもとに仕事が舞い込んできた。作戦の下見に出かけたリコは、ホテルのポーターの少年＜エミリオ＞に出会う。エミリオの影響で楽器に興味を抱いたリコは、ヘンリエッタにバイオリンを習う。そして作戦当日、リコは無事作戦を成し遂げるが…。

公社の少女＜トリエラ＞と、担当官＜ヒルシャー＞の関係はぎくしゃくしていた。そんな折、二人はナポリを訪れ、裁判の証人として保護するために、元マフィアの＜マリオ・ボッシ＞を探し出す。しかし、トリエラはマリオを見逃してやるのだった。ナポリから帰ると、義体棟はクリスマスの飾りつけの真っ最中で…。

担当官である＜ラバロ＞に射撃の練習を命じられ、雨の中一昼夜連続で撃ち続ける少女＜クラエス＞。仕事の一環と称し釣りに出かけ、自分の置かれた境遇でもこのような体験ができる事に喜びを感じる。そんなある時、クラエスはラバロが公社を辞めるという噂を耳にする。

共和国派の爆破テロ計画を阻止する任務についたヘンリエッタ。ジョゼはヘンリエッタが不満がるのが分かった上で、本部に応援の依頼をする。リコ、トリエラを呼ばれ不満がるヘンリエッタは任務完了後のご褒美を思いつく。

富豪ピリアッツイの会計士を務めていたフィリッポ・アダーニは、脱税とテロリストへの資金提供の事実を知り、帳簿を持って逃げていた。化粧品会社の営業マンとその妹に扮したジャンとリコは、偶然を装ってフィリッポに近づき、フィレンツェを案内してもらうのだった。

任務中に目にケガを負い、内務省をクビになった＜マルコー＞は、公社で＜アンジェリカ＞に出会った。注射を嫌がるアンジェリカに、マルコーは『パスタの国の王子様』という作り話をして気を紛らわしてやる。それ以来、アンジェリカに会う度に話の続きをせがまれるマルコーは、暇な課員と一緒に物語を考える事にする。

寮の一人部屋で暮らす＜エルザ＞は、他の義体とほとんど話をしない。ある作戦を共にすることになったヘンリエッタは、仲良くなろうとエルザの部屋を訪ねるが、逆に追い出されてしまう。エルザの担当官＜ラウーロ＞とジョゼが義体について語り合ったその1週間後、2組のフラテッロはシエナの教会で射撃準備をする。

休暇を取り、シチリアに向かったジョゼとヘンリエッタ。一方、ラウーロとエルザのフラテッロが殺害され、一課のフェルミとエレノラは独自調査に乗り出す。義体であるエルザが担当官のラウーロを守れなかった理由をジャンに問い、他の義体たちにも聞き込みをするフェルミたち。やがて、ジャンとロレンツォは真相を知り…。

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