ARIA The ANIMATION全13話

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水の星「アクア」。その観光都市ネオ・ヴェネツィアで、一人前のウンディーネになるため日々修業を重ねている水無灯里。そんな彼女の前に、ある日「ゴンドラに乗りたい」という女の子が現れる。まだ一人でお客を乗せられない灯里だが、「今から友達だから」と超強引に言われ、しぶしぶゴンドラを漕ぎ出すが…。

制作国:日本

制作年:2005年
スタッフ:
原作：天野こずえ「ARIA」：月刊コミックブレイド：（マッグガーデン刊）／監督・シリーズ構成：佐藤順一／助監督：布施木一喜／キャラクターデザイン・総作画監督：古賀誠／脚本：吉田玲子／藤咲あゆな／美術監督：西川淳一郎／音楽： Choro Club feat.Senoo／アニメーション制作：ハルフィルムメーカー／製作： ARIAカンパニー
キャスト:
水無灯里：葉月絵理乃／藍華：斎藤千和／アリス：広橋涼／アリシア：大原さやか／アリア社長：西村ちなみ／晃：皆川純子／アテナ：川上とも子／アイ：水橋かおり
再生方法:Windows Media Player

帯域:1000k/500k
価格:無料

アクア・アルタ。それは、本格的な夏を前にして起こる、風物詩のようなもの。街中が水で満たされ、街にはいつも以上にのんびりゆったりとした時間が流れる。この時だけは、さすがのウンディーネたちも開店休業。ゴンドラには乗らず、歩いて買い物に出かけた灯里も、いつもと違う視線から街を眺めちょっと嬉しい気分。

半人前のウンディーネの灯里と藍華は、一日でも早く一人前になるため、今日も練習に励む。でも、そんな二人の横を、一隻のゴンドラが軽々と抜いていった。そのゴンドラを操るのはアリス。ミドルスクールに通っている彼女は、月刊ウンディーネでも取り上げる天才少女。でも、そんな彼女にもちょっとした悩みがあった…。

ある日の夕方、灯里は不思議な鈴の音に誘われ路地に入る。その奥には、夜光鈴を吊るした木々と何匹もの猫、そして少女が立っていた。「手紙、届けてくれる？」。電子メールが主流となった今でも、人の手を介して届けられる手紙＝郵便が残されたアクア。しかしそこに書かれた住所は、郵便配達でも届けられない場所だった。

空を飛ぶカモメと水面を跳ねるイルカたち。灯里は、いつもとは違う風景の中にいた。そこは青一色に囲まれた場所、海。灯里は、つい先日届いた差出人不明の手紙に記された小島へ向け、ゴンドラを進めていた。その手紙とは「ネバーランドへの招待状」。子供の頃、絶対あると思っていた場所へ行けるなんてと大喜びだが…。

灯里はアリスとの練習中、とても美しいカンツォーネを歌うウンディーネとすれ違った。ゴンドラを上手に操り、観光名所をきちんと説明するのは当然だが、そこに歌が加わればお客さんをもっと素敵な気持ちにしてあげることができるはず。でもアリスはちょっと不機嫌そう。どうやら、灯里に相談したいことがあるようだ…。

今日は特別な日。水の3大妖精の一人、晃さんによる実地指導を受けられるのだ。いついかなる時も、お客さんをもてなす心を忘れない。それが晃さんの信条。それを生で、晃さんが実際にお客さんをガイドする姿まで見学できるなんて、滅多にない機会。灯里だけでなく藍華やアリスも感心しながら、チェックしまくり。

「その憂鬱な社長ったら…」大掃除に忙しいアリシアさんや灯里を少しでも助けようと洗濯物や夕飯の支度など、アリア社長もお手伝いしますが…。
「そのイケてるヒーローってば…」格好良い猫のヒーロー「にゃんにゃんぷう」が、お気に入りのアリア社長。そんなアリア社長がみんなのために活躍しちゃうんです。

灯里、藍華、アリス。まだ半人前の三人の目標は、一人前のウインディーネ、プリマになること。でも、その先には、水の3大妖精…アリシアさんや晃さん、そしてアテナさんのようなウインディーネのトップになる、そんな夢がある。しかしそれ以前、30年以上も業界のトップに君臨した伝説の大妖精がいた。それは…。

アクアにも冬がやってきた。寒いのが苦手な灯里は、朝起きるのにもちょっとだけ頑張りが必要。藍華やアリスとの練習中の話題も寒さばかり。ある日、アリシアさんから暖炉に使う薪を拾いに誘われた灯里は、葉を落とした木立の中でぽわんとした白くて丸い雪虫を見つけた。灯里はそんな雪虫と一緒に休日を過ごすことにした。

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