空海

宝亀5年(774年)、四国に生まれた空海が18才で都の大学に入るが、地方豪族の子弟が中央官界入りする悲哀を洞察して身を山林に投じ、過酷な修行を経て仏教への眼を開く。決死の覚悟で渡唐、密教の全てを伝授されて再び死を賭して帰国。やがて日本に壮大な思想と文化を広めるという偉業を成す。だが、その裏には、空海が一人の人間として如何に完全なる人間を目指して懸命に生きたか、その生い立ちから入定までの61年の波乱の生涯をドラマティックに、かつまた完全に描ききる。総製作費は、当時としては破格とも言える12億円という巨費を投じ、中国大陸への一大ロケーションの敢行、当時のままの遣唐使船を建造し、撮影するという想像を絶する映像が繰り広げられる。監督 佐藤純彌(1984年 179分)
  • 日本
    1984年
  • 監督:佐藤純彌/脚本:早坂暁/音楽:ツトム・ヤマシタ
  • 空海 [ 北大路欣也 ] / 阿刀大足 [ 森繁久彌 ] / 最澄 [ 加藤剛 ] / 薬子 [ 小川真由美 ] / 佐伯田公 [ 西村晃 ] / 桓武天皇 [ 丹波哲郎 ]
  • 再生時間 : 179分
    Windows Media Player
    512k/2000k
  • 368円
    7日間
  • 2008年06月01日 ~

(c)東映