大魔神カノン全26話
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同棲していた彼と別れた大学生の巫崎カノンは、新居に移り、新しい生活を始めようとするが、あるロックバンドの歌を聞いた途端に、その表情は暗くなってしまうのだった。一方、東北から一人の風変わりな男、タイヘイがとある密命をうけて東京に向かっていた。そして、その頃、東京では怪しい事件が…！
(C)2010 大魔神カノン製作委員会
ラーメン屋のだいちゃんで、カノンとタイヘイは偶然すれ違った。そして、「いのりうた」を歌える女性を探す密命を帯びていたタイヘイは、カノンが、その女性であることに気付く。一方、東北ではタイヘイに密命をさずけたジュウゾウが、「いのりうた」によってブジンサマ（大魔神）が現れた頃のことを思い出していた…。
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ファミレスでアルバイトを始めたカノン。だが、カノンの心は閉ざされたままだったため、ホールチーフの丸山つばさはカノンを気にかける。カノンを追うタイヘイは、どうすればカノンと話せるのかを考える内に東京の厳しさを知っていく。そして、客の老人が心ない客によって転倒させられたのを見たカノンは涙してしまい…。
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つばさの誘いで歓迎会に参加するカノン。その頃、カノンを待つタイヘイは、サワモリたちの助っ人に出て魔物の魂式と戦っていた。歓迎会で酔っぱらったカノンは、大切にしていた「いのりうた」を元彼の幸太郎に盗作されたことから、人が信じられなくなり、生き方を見失ってしまった…という辛さを、つばさに語り始めて…。
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久しぶりに大学に登校するカノン。タイヘイもカノンを追って大学に向かった。イケチヨの進言から歌でカノンの気持ちを和ませようとするタイヘイは大学の片隅で歌うが、カノンから拒絶されてしまう。そして、カノンは学友に利用されたりすることで、自分の信条としてきた「人を信じる生き方」に疑問を抱き始めてしまう…。
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周囲からの様々な出来事に傷ついたカノンは、ついに人を信じる生き方をやめようと決意する。カノンを追うタイヘイは、そんなふるまいを見て彼女を非難する。しかし、カノンはタイヘイからひたすら逃げ続ける。やがて、青年たちに絡まれた老人を助けたタイヘイが、無抵抗のまま、青年に殴られるのをカノンは見てしまい…。
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カノンを「だいちゃん」に迎え入れたタイヘイ。しかし、「いのりうた」を盗作されたことから、カノンは素直に歌に向き合うことができずにいた。それを知ったタイヘイは、0゜Cを元凶と考え、大学に向かい、そこでサキと出会う。サキに詰め寄るタイヘイ。盗作の事情を知らなかったサキは、突然の疑惑に驚くが…。
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0゜Cの「TO THE TOP」のせいで、カノンが「いのりうた」を歌えなくなっていると考えていたタイヘイ。だが、カノンは意外にも、それ以外の理由を口にする。それでもタイヘイたちの温かさに包まれたカノンは少しだけ前向きになっていく。一方、「TO THE TOP」が盗作であることを知らされたサキは…。
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夏祭りの日、タイヘイたちはカノンの部屋を訪れ、カノンを祭りに誘った。喜ぶカノンだが、そんな彼女の部屋で謎の事件が発生。それを追ううちに、カノンはハシタカ、トモスケ、サワモリたちと触れ合うことに。一方、タイヘイたちオンバケは、自分たちがオンバケに転生した由来を互いに語り合っていた…。
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ある日、カノンとタイヘイは、リストラによって失職した守谷という男性と出会う。守谷と話すうちに意気投合したタイヘイは、「歌宴」の替え歌で理不尽なリストラを訴える歌を作る。カノンは、そんななりゆきに何故か胸騒ぎを感じていたが、イケチヨの助言から、タイヘイの笑顔を信じ、二人に助力することに…。
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