えむえむっ!全11話
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白球が頬をかすめる。その熱は頬を瞬間的に上気させ、誰が見てもわかるくらいに赤く染まった。砂戸太郎は物怖じすることなく、むしろ興奮を伴い次の球を待つ。不敵に微笑む小柄な美少女の金属バットが火を噴いた。
(C)2010 松野秋鳴・メディアファクトリー/えむえむっ!製作委員会
黒く硬い金属の器に熱が入り、水温は見る見るうちに上昇する。太郎は手を差し入れ温度を確かめると、上着のボタンに手をかけ衣服を脱ぎ始めた。至福のひとときはもうすぐ。太郎は日本人に生まれたことに感謝する。
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丸焼きは、中心部まで火を通す必要があるため、炭火などを少し離れたところに置き、遠赤外線の力でじっくり焼いた方が良いとされている。炭の持ち合わせがなかった美緒は、ある方法でそれを実現したのだった。
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美緒、そして嵐子の手と太郎の両腕を繋ぐ縄。運命の絆、未来への道しるべともされる縄がピンと張り詰め、それぞれの力で太郎の身体を引き裂き始める。太郎が選ぶのは天国か、はたまた地獄か、それとも…。
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黒衣を纏いし少女、美緒は禁忌とされる呪文を復唱する。とある術式で描かれた円陣の中央には贄となりし青年が横たわり、周囲を照らすのは淡いろうそくの灯火だけ。全てはこの世界を救うため。美緒は扉の鍵を開ける…。
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砂戸三等兵は、地雷原の中を一人勇猛果敢に進軍する。もう一度、まぶしく輝く太陽をこの目にするため。そして、故郷で待つ母や姉に再会するため。死をも恐れぬ戦士がたどり着いた先には、女神の微笑が待っていた…。
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海には魔物が棲んでいる。焼け付く砂浜、鋭利な武器を持つ赤の軍団、そして海の中から獲物を狙う獰猛な獣。数々の試練を耐え切った太郎の前に現れたのは、以前ともに戦った勇者だった…。戦え! 負けるな! 砂戸太郎!!
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砂戸太郎は母子家庭で育った高校1年生。とある性癖により女性から距離を置かないといけない日々。そんな太郎の唯一の楽しみは、親友で人望も厚い優等生である彼の存在で…? 俺はお前の全てを教えて欲しいんだ!
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MFC規約 一、石動美緒様を崇拝し、清らかなる心で愛でるべし。二、石動美緒様への接触は禁ずる、あくまでも君、紳士たれ。三、石動美緒様に危機訪れし際、あらゆることに優先し、美緒様を守るべし。 以上
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ハンドルネーム「ドM美少年」さんからのお悩みです。最近、仲が良くて同じ部活してて少し男の子が苦手な女の子が、僕にすごく辛辣な言葉をかけてくるんです。いったいどうすればいいでしょうか? たぶん、それは…。
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