【快刀ホン・ギルドン】(全24話)ドラマ紹介

「快刀ホン・ギルドン」は、朝鮮王朝時代に実在したといわれる三大義賊の一人洪吉童(ホン・ギルドン)の悪い両班を懲らしめ貧しい民を助ける義賊の物語。その他の2人は林臣正(イム・コクチョン)、張吉山(チャン・ギルサン)。
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■解説
主人公のホン・ギルドンは、両班の子ながら、母が使用人という身分のため父を父と呼べずに育った。文武両道に優れていたが、父と同じ道を歩むことは許されない。そんなギルドンの夢は清国に行くことだが、人々の困った様子は見過ごせない…。
15世紀の朝鮮王朝を舞台に、官吏たちを懲らしめる義賊となったホン・ギルドンが神出鬼没の大活躍する映画や漫画、1998年にもドラマ化(主演、キム・ソクフン)されている。

ドラマ「快刀ホン・ギルドン」で主人公を演じるのは「京城スキャンダル」のカン・ジファン。 カン・ジファンは、サングラスにブーツの出で立ちで悪人どもを懲らしめる、頭脳明晰でイケメンの国民的ヒーローをになりきっている。随所でみられるアクションも、これまでの史劇で見られるような殺陣ではない。ロック調の音楽にあわせ、斬新なカメラアングルで撮影されたアクションは、まさに総合格闘技!

ところで、このホン・ギルドン(洪吉童)という名前は、韓国では、よく見られる名前だが、他にも「ホン・ギルドンのよう~」と使われ、どこにでも顔を出す神出鬼没という意味の慣用句的な使われ方をされているという。それほどの国民的なヒーローというわけだ。(詳しくは、こちらで紹介)

そんなギルドンを一途に愛するおてんばでコミカルなヒロインを演じるのは、「雪の女王」のソン・ユリ。これまでの、お嬢様の役から大きな転身を図っている。

魅力的な二人に加え、もうひとり重要な役を担当したのは「美男<イケメン>ですね」「ファン・ジニ」のチャン・グンソク。先王の唯一の王子だったが、跡継ぎの兄に暗殺されそうになる悲運の王子を演じ、密かに復讐の機会を狙っている。

脚本は、「快傑!春香」「マイガール」「美男<イケメン>ですね」など、若手美男のドラマを得意とする、ホン・ミラン&ホン・ジョンウンのホン姉妹が手がけ、2008年の「ローマ・フィクションフェスティバル」では、ファンタスティックな世界観が評価されて、最優秀作品賞を受賞している。

■あらすじ
15世紀の朝鮮王朝。貴族家の庶子に生まれたホン・ギルドンは家と社会から蔑視を受け、悪名高き道楽者として暮らしてきた。
酒と女と博打に溺れていたある日、中国へ渡ろうと決意したギルドンは、中国からやって来たお転婆な女性ホ・イノクに出会い、語学を習おうと、以後行動を共にするようになる。
つねに言い争いが絶えない2人だったが、いつしか心を通わせていく。 時を同じくして、王子チャンフィは、幼い頃、命を狙われた異腹兄弟グァンフィへの復讐を実行するタイミングをうかがっていた・・・。
そんなある日、チャンフィが落とした母の形見である高貴な髪飾りをイノクが偶然拾ったことから、3人の運命は絡み合い始める。
そしてギルドンは、何者かに殺された盗賊の男に渡された不思議な杖と遺言を伝えるため、盗賊たちを探しに向かった ―。

■作品紹介

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