王命はラヒ姫生け捕り!悲恋の予感!「幻の王女チャミョンゴ」第23・24話のあらすじと見どころ-LaLa TV

2011年01月22日22時38分ドラマ
(C)SBS(ワン・ホル将軍)

第23回は、楽浪の次妃ジャシルと高句麗の王妃メソルスの二人の女傑のツーショットから始まる!この迫力のツーショットで、二人はある契約を交わす。果たしてその契約とは…。

■第23話のあらすじと見どころ
王妃メソルスの当面の願いは、ホドン王子ととラヒ王女との縁談を破談にすることと、息子ヘエウを大武神王の胸に抱かせること。
メソルスの一つ目の願いはジャシルが引き受けることになる。弟のワン・ホルがプクを見初めたので、側室として楽浪に連れて帰りたいと申し出た交換条件だ。
ところが、ジャシルがプクを捕らえる口実についた嘘は、まんざら嘘ではないようで、どうやらホルは本当にプクのことが気に入ったようす。妻のモ・ヤンヘにみごと心中を見抜かれて慌てるホルの表情をお見逃しなく。(筆者は今のところ、ヤンヘのそばにいる時のホルが一番のお気に入りだ)
プクを楽浪に連れ帰りたいのはヤンヘも同じだったので、これには表面上賛成する。もっともこちらは、ジャシルを失脚させるためにプクを連れ帰りたいのだ。

一方、自らの生き残る道はラヒとの結婚しかないと悟ったホドンは、あの手この手でラヒの心を捉えようとする。そして、ついに、ラヒがホドンに愛の告白をする。川辺の幻想的なシーンをお見逃しなく。あわせて、ホドンがラヒの心を得るために、川辺に用意した豪奢なテントもお見逃しなく。それはもはやテントではなく立派な愛の部屋だ。
まるで現代劇のラブロマンスのような、おしゃれでテンポのあるラブラインの後、もうひとつ素晴らしいラブラインが見られる。こちらは、楽浪行きを決意したプクが最後にホドンに挨拶に行くシーン。美しく着飾ったプクを見て、今度はホドンが愛の告白をする。ほんの数分のこのロマンスのシーンは、数ある歴史ドラマの中でも群を抜いてイケてる胸キュン場面だ。こちらも決してお見逃しのないように。

さて、メソルスの二つ目の願いは労せずして叶うことになる。あれほど子供の出産を禁じていた大武神王だったが、メソルスが息子のヘエウを連れて挨拶に行くや、その愛らしい我が子の声に、思わず「私に抱かせろ!」と大武神王。一度その胸に我が子を抱きしめると、もうだめだ。特に、これまで頑として子供を作ろうとしなかった王だけに、こんなにも柔らかい赤子に触れたが最後、心は一気に父性愛に目覚めるだろう。今後ホドンと王との関係が気になる。

王がヘエウを胸に抱いたその瞬間、臣下がホドンとラヒの破談を告げに駆け込んでくる。ジャシルの仕業だ!しかしこれがとんでもない悲劇を招いてしまうのだ。その瞬間、大武神王は怒り、楽浪への攻撃を命令する。そしてホドン王子にもラヒ王女の生け捕りの王命が下される。

さあ、ドラマは片時も目の離せないテンポで進んでいく。23話のラストでホドンの元に駆けつけたプクを見て、ホドンが放った一言もどうぞお聞き逃しのないように!プレイボーイ・ホドン最高の殺し文句が聞かれる。

■第24話あらすじと見どころ
ジャシルがホドン王子とラヒ王女の縁談を破談にしたことで、大武神王が兵を挙げ高句麗と楽浪は戦になってしまった。ホドンはラヒの生け捕りを命じられるが、ラヒ王女と楽浪軍の攻撃を受け危機に陥る。そこにプクが現れ、ホドンは窮地を脱する。

体勢を立て直したホドンはいよいよラヒ王女の生け捕り作戦を決行するのだが、その作戦に参加しようとするプクに対してまたまたしびれる台詞を吐く。「自分の女を危険な目にあわせたくない」…。この言葉を聞いたプクが、今度は最高の愛の言葉を口にする。前回に続き胸キュン指数がドンと跳ね上がる。
ホドン王子はプク、ヘンカイらの助けを借りラヒ王女の生け捕りに成功するが、この戦闘のシーンは、他の大河ドラマを視聴された方には少々物足りなさも感じるかも知れない。しかし、ホドン王子と楽浪のホル将軍との馬上の一騎打ち、ラヒ王女の生け捕り作戦で繰り広げる楯と弓矢のまるで群舞のような美しい攻撃など、大河とはまた違う徹底して美しさにこだわったアクションが見どころだ。

ところで、捕らわれの身となったラヒが、同じ楽浪人であるはずのプクがホドンを手伝って楽浪人を殺したことを責めるシーンがある。「天に唾す」ということわざがあるが、まるでその言葉どおりの事態が後に起きようとは、このときのラヒは思いもしなかっただろう。
ともかく、なんとしてもラヒとホドンを結婚させて、ゆくゆく楽浪を我が物にしようと考えている大武神王は、ラヒを国賓として高句麗に迎え入れた。

その頃楽浪では、ラヒ王女が捕らわれたことで大騒ぎとなっている。そんな中でも一人悠然と、「もしラヒを取り返せないなら、チャミョンを探してチャミョンを跡継ぎに、探せないならワン・ホル将軍に後を継がせる」と早々に結論を出すチェ・リに、王としての悲しい資質を見た。
一方、自分のしでかしたことが原因で戦争を引き起こし、ラヒまで人質となったことにあせるジャシルだったが、プク(チャミョン)が楽浪の功臣を殺めたことで、彼女に王太女(跡継ぎとなる王女)の資格がないとまずは胸をなでおろした。しかし、この一件で、ワン・ホル一家に代々仕える臣下が命を落とすことになる。実姉と妻(元兄嫁)が敵同士という悲劇に挟まれたワン・ホル。彼の悲運な人生も憐れだ。

さて、そのホドンだが、もはやプクへの想いは他に隠すこともできないほどに高まったようだ。ホドンを実子のように愛する叔母のヨランの前で、ホドンは堂々とプクを「自分の愛する女」と言う。奇しくもホドンを愛する二人の女性を品定めすることになった叔母ヨランが下した、二人の評価や如何に…?

さて、ドラマのラストは大武神王、メソルス、ラヒ、ホドンの4人の会話のシーンだ。もちろんホドンとラヒとの縁談を進めるためだが、果たしてこういう形で二人は結婚できるのだろうか?
また、捕らわれた楽浪人たちを見て気を失ったり、不思議な夢を見るプク。プクに楽浪の王女としての意識が次第にはっきりしてくることで、ホドンとの悲恋を予感する。早くも次回のあらすじが気になるところだ。


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