3月14日、BSフジで放送のドラマ「三国志Three Kingdoms」は第10話「董卓の死」を放送する。王允の謀略とは知らず呂布は董卓への憎悪を募らせ、遂に董卓への刃を向ける。一方、曹操は父が殺害されたのをきっかけに新たな戦へ乗り出す。

一度は曹操と連れ立っていたものの、後に袂を分かった陳宮が王允のもとへやってきた。知略家の陳宮は王允の企てる連環の計を見破り、呂布による董卓殺害をより具体的にするために、新たな策略を王允と共に練る。王允らの計略で皇位を禅譲されると告げられた董卓は喜び、貂蝉を間に挟んで一触即発だった呂布に対しても寛大に処する。しかし、その後詔勅が発せられ、董卓が逆賊であると宣言される。
その頃、中原の要の地である徐州を治める陶謙（とうけん）が曹操からの攻撃を交わす為に、その父・曹嵩を礼遇して金品を贈ったところ、その護衛を命じた配下のものに曹嵩が殺害されてしまう。

第9話「鳳儀亭の貂蝉」
後宮の籠に迎えられて貂蝉は貴妃として迎えられると見せかけ、夜のうちに董卓の私邸へ連れられてしまう。貂蝉が後宮へ入ったものと思い、少しでも近くにという想いから朝廷の前でたたずむ呂布に対し、王允は貂蝉が董卓の私邸にいると打ち明け、その怒りを誘発する。表向きは耐えて時を待つように呂布をなだめる王允だったが、怒りにはやった呂布は貂蝉の姿を探しに董卓邸へ侵入、董卓と一夜を過ごした貂蝉を見つける。貂蝉とわずかに言葉を交わした呂布だったが、そこを董卓に見咎められ、以降は屋敷への出入りを禁じられる。
貂蝉を奪われた呂布の怒りは家臣の間にも知れ渡り、呂布との対立を危惧する家臣から貂蝉を渡すように諌められた董卓は、一度は思いなおして貂蝉に呂布のもとへ行く様に話しをする。ところが貂蝉は、董卓に対して自分が好きではないのかと泣いて詰め寄り、その涙にほだされて呂布へ渡す事を思いとどまる。呂布の貂蝉への想いは募るばかり、朝議の間に再び董卓の屋敷を訪れて貂蝉と再会する。そこで貂蝉は呂布への変わらぬ愛を囁き、貂蝉への想いが高まると同時に董卓への憎しみもいや増す。しかし、董卓の感により二人の密会の場を押さえられ、呂布は激怒する董卓に追われてその場を逃走する。貂蝉は自らの衣を引き裂き、戻ってきた董卓に呂布に襲われたとうそぶく。騒ぎを聞きつけてやってきた王允は、娘の不実を叱責するが、貂蝉は董卓を愛するあまり自決するかのそぶりを見せ、柱に頭を打ち付けて血を流し、倒れてしまう。純粋な貂蝉の愛と思って感極まった董卓は、二度と貂蝉を話すまいと決意するのだった。

第10話みどころ
いよいよ序盤の山場である、呂布による董卓殺害の下りが描かれる。この回で、これまで描かれてきた美人の計に始まる連環の計が実を結ぶ。全てが思うままにいくかに見えた王允の最後と共に、急展開が見逃せない。一方後半は、久しぶりに曹操の登場する話が描かれる。物語の転換となる回だ。


三国志Three Kingdoms」第10話はBSフジにて3月14日（月）午後6時から放送。作品オフィシャルサイトでは予告とダイジェスト動画を公開中。

ドラマ「三国志」公式サイト
BSフジ「三国志Three Kingdoms群雄割拠」


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