「文武」イ・ヒョヌク×チャン・ヒョク、壮絶な戦場で激突!父子対立、裏切り、三国の攻防描くスペシャル予告公開
11月14日(土)より韓国KBS2で放送される新大河ドラマ「文武」(原題:문무)から、10月30日、壮大なスケールのスペシャル予告映像が公開された。
イ・ヒョヌク、チャン・ヒョク、キム・ガンウ、パク・ソンウンが、それぞれの信念を胸に激動の時代を生き抜く指導者たちに変身。高句麗、百済、倭国からの攻撃で窮地に立たされる新羅を舞台に、父子の対立、王族たちの権力争い、そして命を懸けた大規模な戦闘が次々と映し出され、三国統一へと向かう壮絶な物語の幕開けを予感させる。
「文武」は、弱小国だった新羅が、強大な百済・高句麗、そして大陸の唐をも退け、三韓(三国)統一を成し遂げていく激動の歴史と、その中心にいた4人の指導者たちの凄絶な生き様を描いた総製作費300億ウォンの超大作歴史スペクタクル。➡【「文武」を2倍楽しむ】
■「見たか?」「見ました」父・金春秋が息子に突きつけた戦争の現実
スペシャル予告は、金春秋(キム・チュンチュ/キム・ガンウ)と、その息子・金法敏(キム・ボムミン/イ・ヒョヌク)の短い会話から始まる。
「見たか?」
父の問いかけに、金法敏は「見ました」と答える。
二人が目の当たりにしたのは、戦争によって命を落とした民と、無残に荒れ果てた国土だった。雨が降りしきる戦場に立ち尽くす金法敏の姿からは、国を守る者として背負わなければならない重い責任と、戦争に対する複雑な思いが伝わってくる。
後に新羅第30代王・文武王となる金法敏。彼が三国統一を目指す理由は、単に領土を広げるためではない。繰り返される戦争を終わらせ、民が安心して暮らせる国を築きたいという願いが、その原点にあることを印象づける場面だ。
■チャン・ヒョク演じる淵蓋蘇文が猛威!高句麗・百済・倭国に包囲される新羅
当時の新羅は、まさに四面楚歌の状況にあった。
百済は新羅を滅ぼそうと攻撃を繰り返し、高句麗では淵蓋蘇文(ヨン・ゲソムン/チャン・ヒョク)が最高権力者となり、勢力拡大に乗り出す。さらに倭国の存在も新羅にとって大きな脅威となっていた。
新羅の名将・金庾信(キム・ユシン/パク・ソンウン)も、複数の国から攻撃を受け、追い詰められていく祖国の危機を痛感する。
なかでも注目したいのが、チャン・ヒョク演じる淵蓋蘇文だ。
高句麗の軍事と政治の実権を掌握した淵蓋蘇文は、唐との戦いにも正面から立ち向かう。予告には、高句麗軍と唐軍が激突する駐蹕山(ちゅうひつざん)の戦いが登場。さらに、淵蓋蘇文が金春秋の首元に剣を突きつける衝撃的な場面まで描かれている。
新羅の未来を切り開こうとする金春秋と、高句麗の覇権を守ろうとする淵蓋蘇文。両者の対立は、単なる敵味方の関係を超え、国家の命運を懸けた指導者同士の信念のぶつかり合いとなりそうだ。
■「いっそ王になりたいと言えばいい!」金春秋と金法敏、父子の亀裂
外敵の脅威だけでなく、新羅の内部でも深刻な権力争いが繰り広げられる。
金春秋は、真骨(チンゴル)と呼ばれる王族・貴族層が自分たちの権力拡大ばかりを考え、国を衰退させている現状に危機感を抱く。
「真骨たちが自分の力ばかり強め、国を食い物にしているのを、ただ黙って見ているつもりか?」
国家の存続のためには、旧来の権力構造を変えなければならない。そんな金春秋の強い決意が伝わる言葉だ。
ところが、父の行動に異を唱えるのは、ほかならぬ息子の金法敏だった。
「いっそ王になりたいとおっしゃればいい!」
父の真意を疑うかのような金法敏の激しい言葉。三国統一という同じ未来を目指しながらも、そこへ至る道筋をめぐって父子の考えが食い違う。
後に武烈王となる金春秋と、その王位を継ぐ金法敏。歴史上では三国統一への道を切り開いた父子として知られる二人だが、ドラマではその関係が決して平坦なものではなかったことが描かれるようだ。
■「この金庾信が来た!」内乱と戦争の中で立ち上がる名将
新羅の混乱をさらに深めるのが、毗曇(ピダム/イ・ジフン)の乱だ。
王権を揺るがす反乱によって国内が混乱する中、金庾信が戦場に姿を現す。
「この金庾信が来た!」
力強い叫びとともに登場する姿は、まさに新羅軍を支える名将そのもの。国家の危機に際して前線に立ち、兵士たちを鼓舞する金庾信の勇猛さが際立つ。
一方、金法敏も「死を覚悟して持ちこたえろ!」と命じ、都堂山城(トダンサンソン)を守る戦いに身を投じる。
外交と政治で国を導く金春秋、戦場で軍を率いる金庾信、そして次代の王として成長していく金法敏。三人がそれぞれの立場で新羅の危機に立ち向かう姿も、本作の大きな見どころとなる。
■駐蹕山、玉門谷、烏骨城!大規模な戦闘シーンが続々
スペシャル予告の後半では、壮大な戦闘シーンが次々と展開される。
新羅と百済が激突する玉門谷(オクムンゴク)の戦い、高句麗と唐が争う駐蹕山の戦い、さらに新羅・高句麗の連合軍が唐に立ち向かう烏骨城(オゴルソン)の戦いなど、三国の運命を左右する戦場が登場する。
激しくぶつかり合う軍勢、剣を振るう武将たち、命を懸けて城を守る兵士たち。政治的な駆け引きとともに、本格大河ドラマならではの迫力ある合戦が描かれることを期待させる。
ただし、予告に登場する戦闘場面にはドラマ独自の解釈や構成が含まれる可能性もあり、実際の歴史との違いにも注目したい。
■「私が守る。必ずそうしてみせる」文武王が背負う宿命
予告の最後を締めくくるのは、金法敏の力強い誓いだ。
「そうだ。私が守る。私が必ずそうしてみせる」
戦争によって傷ついた民を目の当たりにし、父と衝突し、幾多の戦いを経験しながら成長していく金法敏。その決意は、やがて新羅第30代王・文武王として三国統一へ向かう原動力となっていく。
「文武」は、三国の覇権争いだけでなく、権力をめぐる人間同士の葛藤や、平和を実現するために戦わなければならない指導者たちの矛盾を描く作品でもある。
◇YouTube「문무」스페셜 티저(スペシャルティザー)
今回のスペシャル予告によって、イ・ヒョヌク、チャン・ヒョク、キム・ガンウ、パク・ソンウンの熱演と、壮大な戦闘シーンへの期待が一段と高まった。
脚本はキム・リホン、ホン・ジニ、演出はキム・ヨンジョ、ク・ソンジュンが担当。制作はキーイーストとモンスター・ユニオンが手掛ける。
KBS2新大河ドラマ「文武」は、11月14日(土)21時20分より韓国で放送開始となる。
◇KBS2「문무」HP
KBS2新大河ドラマ「文武」は、11月14日(土)21時20分より韓国で放送開始となる。