「幻の王女チャミョンゴ」、読者からの質問に答える!会員限定動画-LaLa TV

2011年04月03日22時51分ドラマ

「幻の王女チャミョンゴ」を2倍楽しむは、いかがでしたか?このコーナーに感想を寄せてくださる読者の中には、なぜ、本作が韓国で視聴率が悪かったのかをいぶかしがるご意見がたくさんありました。コーナーの最後では、こうした疑問について考えて見ましょう。

本作が韓国で今ひとつ大ヒットとならなかった理由を筆者はこう見た。「①相手が悪すぎた、②子役時代で引っ張りすぎた、③時空を超えた物語にしては前半がもたついた」。
当時同じ時間帯で放送していたのは、あの「善徳女王」なのだ。何もこれは本作があちらより劣っているというわけではない。現に、もし、最終回から逆回しで放送することが可能であれば、この勝負どうなったかわからないくらい、どちらも素晴らしいエンディングだった。両作品とも、視聴者に過去と現代の時空を行き来させてドラマを進めたが、本作の前半にはリズムが感じられなかった。子役の演技自体は今回も素晴らしかった。しかし、子役時代があまりにも長く、ホドンとラヒの出会いが筆者には“くどすぎた”初恋と映った。子供時代の淡い初恋はさらりと流して、大人の俳優たちにバトンタッチをさせてはどうだっただろう。間にもう一人おいてもよかったが、3人とも若い俳優。もっと早い回に登場させてもよかった。ひょっとして、製作サイドは、ホドン役を演じたチョン・ギョンホ、チャミョン姫を演じたチョン・リョウオン、ラヒ姫を演じたパク・ミニョンらが、これほどまでに好演するとは思わなかったのだろうか?それほど彼らの演技は素晴らしかった。特にチョン・ホギョンの王子役のカッコよさ。「トキメキ☆成均館スキャンダル」とは全く違うキャラを生き生きと演じたパク・ミニョンの演技が素晴らしかった。
できることなら、後半のテンポのあるストーリー、胸キュンの展開をそのままに、もう一度ドラマを作り直してほしいくらいだ。
そういえば、今シリーズの最後にホ・ヤンヘにお詫びを言いたい。筆者は、第7回のあらすじと見どころで、ヤンヘのことを、“蓼食う虫も好き好き”なんてひどいことを言っている。しかし、ドラマ後半から、ワン・ゲンやホルが何故ヤンヘを大切に想うのか、愛しく感じるのか筆者にもわかってきた。すっかり彼女のファンになった筆者は、ついには彼女の登場を待ちかねるまでになった。ホルとの夫婦ツーショットは、どのシーンも素敵だった。これもひとえに、演じたコ・スヒの演技力の賜物だろう。ドラマの最終回でも、素晴らしい夫婦愛に涙腺決壊させられた。
韓国の俳優たちのルックスだけでなく、そのずば抜けた演技力をいやというほど見せ付けられた作品でもあった。

「美男<イケメン>ですね」で、チャン・グンソクの母を演じたキム・ソンリョン(モ・ハソ第1夫人)。「エデンの東」で、ソン・スンホンの母を演じたイ・ミスク(ワン・ジャシル第2夫人)。「イ・サン」で、イ・ソジンの叔母を演じたソン・ヒョナ(高句麗メソルス王妃)。他にも、日本でも人気のドラマの常連、イ・ウォンジョン(チャチャスン団長)、ユン・ジュサン(ソン・オック)、イ・ハヌィ(ウナル将軍)…改めて、凄い俳優陣を脇に並べているもんだと驚いた。

間違いなく、お勧めしたい1作だ!

「幻の王女チャミョンゴ」を2倍楽しむは、いかがでしたか?[韓ドラここが知りたい]では、ほかにもいろいろな作品の紹介をしています。あわせてご覧ください。最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。(2011.4.3 完)


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