BS11「朱蒙」第3話、第4話あらすじと見どころ:高句麗の英雄チュモン誕生と試練の幕開け<ネタバレ>

2023年10月15日22時40分ドラマ
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ついにチュモンが誕生!高句麗の英雄も元はからきし頼りのないダメキャラ!いきなり兄たちから命を狙われ、これから先が思いやられる…今回は「朱蒙」第3話と4話のあらすじと見どころを紹介しよう。「朱蒙」オフィシャルサイトでは予告動画が視聴できる。BS11で10月16日からのネタバレあらすじと見どころ、豆知識などを紹介。



「朱蒙」は、映画並みのスケールと費用をかけ、そのクオリティーの高さで他のドラマを圧倒した歴史大作。【「朱蒙」を2倍楽しむ】では、時代背景や各話のあらすじと見どころ、豆知識などドラマの魅力をたっぷりご紹介。

■キャスト
チュモン(朱蒙)役:ソン・イルグク
ソソノ役:ハン・ヘジン
テソ役:キム・スンス
クムワ役:チョン・グァンリョル
ユファ役:オ・ヨンス
ヘモス役:ホ・ジュノ
王妃役:キョン・ミリ
ヨミウル役:チン・ヒギョン
モパルモ役:イ・ゲイン
プヨン役:イム・ソヨン
ヨンポ役:ウォン・ギジュン
ウテ役:チョン・ホビン
サヨン役:ペ・スビン
オイ役:ヨ・ホミン
マリ役:アン・ジョンフン
ヒョッポ役:イム・デホ
 ほか

■第3話あらすじ
父へブル王の裏切りを知ったクムワはヘモス救出に向かうが、結局ヘモスは逃げ切れず、敵の弓をまともに受けて崖から下の川へと転落して帰らぬ人となる。ユファはヘモスの死に絶望するが、男児を出産する。クムワはその子を自分の子として引き取ろうと告げるが、プヨ国を恨むユファはこれを受け入れない。

プヨの将来を案じた大使者プドゥクプルは大将軍チョクチに赤ん坊を殺せと命じるが、危険を察したユファはすでに山中へと逃げていた。その後、追いつかれたユファがヘブルの裏切りを知って愕然とする。チョクチは剣を振り上げ赤ん坊を斬ろうとしたその時、剣に雷が落ちてチョクチは絶命する。ユファは考えた。そしてクムワのいる宮殿こそが一番安全だと思い、赤ん坊とともにプヨ宮殿のクムワの元に戻る。クムワは無事戻った赤ん坊を腕に抱き、チュモンと名付け、ユファを側室としてチュモンを我が子として、朝鮮の流民を救う英雄に育てると誓う。

時は流れて20年後、クムワは亡きヘブルのあとを継いで王となった。そして、プヨは漢をも脅かすほどに勢力を広げていた。そんな中、正室の二人の息子子テソとヨンポ、そして側室ユファの子チュモンが遠征の途にあるクムワの陣中を訪ねる。テソとヨンポは父の片腕にならんと勇ましく戦うが、肝心なチュモンは、武術に全く関心がなくクムワは歯がゆさを隠せないでいた。

充分な戦果をあげたクムワは、神女ヨミウルの助言に従い、収穫を神に感謝するヨンゴ祭(迎鼓祭)を盛大に執り行う。ところが、祭儀の当日、チュモンはヨミウルの侍女プヨンにしつこく言い寄り、とうとう彼女と倉に閉じこめられてしまい、儀式に参列できなくなってしまう。

朱蒙(c)MBC, iMBC All Rights Reserved.■第4あらすじ
さすがのクムワもこれには怒り心頭!長兄テソの取り成しでなんとか重罰を逃れる。しかし、これはテソの陰謀だった。日ごろから父クムワの寵愛がユファとチュモンにあることを恨むテソは、プヨの神器「タムル弓」に拝謁するための長旅にチュモンを連れ出し、山中で命を落とすよう仕向けようと考えていたのだ。
そんな兄たちの胸の内を知らないチュモンは、母ユファの激励を受け旅に出る。

テソとヨンポは首尾よく森で底なし泥沼に落ちたチュモンを見捨てる。しかし、チュモンは危ういところで、ヨンタバルの娘ソソノが率いる貿易団の一行に救われる。商団はソソノがチュモンを縛り上げて連れまわすなか、ヘンイン国の将軍と取引が決裂して危機一髪となる。しかし、忠実な部下ウテの活躍でなんとか危機は免れる。ソソノは、助けた無礼な若者がチュモンがプヨの王子とも知らぬまま解放して別れる。

一方、始祖山の祭壇にたどり着いたテソとヨンポは、神器「タムル弓」に弦さえ掛けられぬほどの強靭さに驚く。結局何もできず引き返そうとする兄たちに追いついたチュモンは、二人が自分を殺そうとしていたことを知り、怯え悲しむ。チュモンは悲しみ野中祭壇にたどり着くが、簡単に弦を掛けて引き絞った弓を折ってしまい、神器を壊したことにさらに落ち込む。



■見どころ
いよいよチュモンの誕生だ。こうした英雄記の場合、その誕生から少年期を丁寧に描くことが多いが、本作は子役を使わずいきなり20年の時空を飛び越える。主人公のチュモンを演じるソン・イルグク。その演技の上手さから、第3、4話あたりの体たらくぶりには思わず「デカい図体して、しっかりしろ!」と画面に向かって激を飛ばしたくなるはず。

演技がうまいといえば、チョングァンヨルのユファ母子への想いの深さの演じ方も実にうまい。あまりの執着ぶりに、悪役のテソ王子がかわいそうになってくる。王妃も哀れだ。演じたのはキョン・ミリ。「宮廷女官チャングムの誓い」「イ・サン」でもきつい女性の役回りをしているが、こうした役はまさにはまり役。今回も悪女という設定でユファ親子をいじめるが、もとはといえばクムワのユファへの一方通行の過ぎた恋慕が原因。血のつながらないチュモンを我が子より寵愛されてしまっては、立つ瀬がないのも理解ができる。これについては、(3)キャストの魅力の「朱蒙」で一番の悪者は誰?で詳しく紹介しているのでチェックを。

【作品詳細】【「朱蒙」を2倍楽しむ】

kandoratop

BS11「朱蒙」番組サイト
 2023年10月12日スタート 月~金14:29-15:30
「朱蒙」DVD公式サイト
YouTube「予告動画」