前回の第8話で首陽（スヤン）は、金宗瑞（キム・ジョンソ）一家皆殺しノめに、「スンユが女官と情を交わしている…これについて今夜訪ねたい」という書状を出して、深夜の訪問理由を作った…今夜2日（日）放送の第9話は、物語が第1話につながる大事な回！番組サイトには、前回ダイジェストと第9話予告動画が視聴できる。見逃した回のある方は、【「王女の男」を2倍楽しむ】で、全話のあらすじと見どころを紹介しているので参考にされたい。今回は第9話のあらすじを紹介するが、視聴前にあらすじを知りたくない方は、「見どころ」だけを先に読んで、「あらすじ」は視聴後にどうぞ。

監禁されたセリョンはなんとかスンユの命だけでも助けようと、「僧法寺 ヨリ」と自らの血で認めた手紙をヨリに届けさせた。驚いたスンユが寺へ駆けつけた時、首陽がキム・ジョンソに会いに来た。警戒しながらも息子の一大事と、首陽と向き合ったジョンソは、スンユが情を交わしている女官のヨリというのは、首陽の娘のことだと教える。驚くジョンソと異変を感じて叫ぶ長男を首陽の手の者が襲撃！

■第9話見どころ
いよいよキム・ジョンソ一家の惨殺が決行される中、セリョンのなりふり構わずの行動が、スンユへの強い恋慕を物語っている。
また今回見逃せないのは、スンユとジョンがミョンに出くわすシーン。ここでスンユは初めてミョンの裏切りを知る。果たしてスンユがなんと言い、ミョンはどんな返答をするのか、青春を一緒に過ごした親友3人が、親世代の起こした政争に巻き込まれ敵対することになる哀しい場面をお見逃しなく。

■第9話「父の無念」
スンユは寺に駆け付けたが、そこにはヨリ（セリョン）はおらず、家に帰ったスンユの目の前に首陽一派の奇襲に遭った家族の惨状が広がる。兄はすで絶命していたが、父キム･ジョンソはまだ息があった。スンユはすぐにそこから父を連れ出そうとするが、父は端宗（タンジョン）に無事を知らせ、首陽に屈せぬよう伝えろと命じる。
端宗が滞在している敬恵（キョンヘ）王女の私邸では、シン･ミョン率いる兵士が計画どおりに端宗の親衛隊を襲撃。親友の裏切りに驚愕のジョン。護衛がいなくなったところへ、「逆賊キム・ジョンソを断罪してきたゆえ、兵を伴っています」と、首陽が乗り込んでくる。
端宗を連れ出し、敬恵王女やミョンと隔離し、王命を出せと脅す。

虫の息の父ジョンソを匿ったスンユは、ジョンと一緒に王の元へ向かう途中、ミョンに出会う。かつて親友として共に生きた3人が、敵と味方となって向き合う。捕らわれの身となったスンユをジョンの必死の願いで、ミョンが逃がしてやる。果たしてこのミョンの行動は、裏切った友へのせめてもの償いの行動なのか、それとも…。

第9話はここから第1話につながる…。「王女の男」第9話は、NHKBSプレミアムにて2日（日）夜9時から放送。予告動画と前2回のダイジェストは番組サイトで視聴できる。
「癸酉靖難」については、【「王女の男」を2倍楽しむ】の「（２）時代背景：ドラマと一緒に朝鮮王朝を勉強」で紹介するのでお楽しみに。

NHKBSプレミアム「王女の男」番組サイト

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