「ドクターX」キム・ジウォンに懐く新人医師は誰?キム・ウソク、“ひだまりインターン”の笑顔と信念に注目
キム・ジウォン演じる天才外科医のそばで、ひときわ温かな存在感を放つ新人医師がいる。SBS金土ドラマ「ドクターX~白衣のマフィア~」(原題:닥터X : 하얀 마피아의 시대)で、パク・テギョンを演じるキム・ウソクだ。人懐っこい笑顔と、患者の命を前にしたときのまっすぐなまなざし。その両面が、緊迫する物語にぬくもりと力強さを添えている。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「ドクターX~白衣のマフィア~」は、天才外科医ケ・スジョン(キム・ジウォン)が、医療現場にはびこる巨大な不条理に立ち向かうメディカル・ノワール。日本の人気ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズを原作に、韓国の医療現場や社会事情に合わせて再構成している。第4話では全国視聴率18.5%、瞬間最高20.8%を記録。昨日放送した第5話も17.5%で1.0ポイント下げたものの同日の全番組の首位を守っている。
権力と利害が渦巻く病院で、スジョンとは異なる立場から医師の良心を体現するのが、新人インターンのテギョンだ。
テギョンの魅力は、新人らしい初々しさと、ここぞという場面で見せる芯の強さにある。周囲の思惑に戸惑いながらも、目の前の患者を助けたいという思いは揺るがない。まだ技術も経験も十分ではない彼が、自分にできることを探して動く姿は、医師としての成長を見守りたくさせる。
その一面が際立ったのが、第3・4話で描かれた病院の清掃員をめぐるエピソードだ。脳出血で倒れた彼女を救うため、テギョンは麻酔科医に手術室を開けてほしいと懸命に働きかける。さらに、手術を中止させようとする医師たちにも立ち向かった。普段の柔らかな雰囲気から一転し、言葉と行動に切迫感が宿る。キム・ウソクは、その変化を通じて、テギョンの内側にある責任感を浮かび上がらせた。第5話でも、外科医ナ・デイル(チャン・スンジョ)が手術中、患者の体内に自身のイニシャルを刻むという許されざる行為に及んだことに、医師として強い怒りを示した。
スジョンとの関係も見逃せない。周囲が彼女に否定的な目を向ける中、テギョンはその実力と患者に向き合う姿勢を信じ、慕っていく。自ら名札を付けた白衣を渡す場面には、不器用ながらも真っすぐな敬意がにじむ。孤高の外科医と、彼女について歩く人懐っこいインターン。二人の距離感が生むユーモアは、重苦しい院内の空気を和らげるとともに、スジョンの別の表情を引き出している。
こうしたテギョンの姿を踏まえると、キム・ウソクの演技で注目したいのは、明るさの中に迷いや切実さを感じさせるところだ。スジョンを追いかける場面では軽やかなテンポを生み、患者の危機には懸命さを前に出す。その振れ幅によって、テギョンは物語を和ませる存在でありながら、「良い医師とは何か」という作品の問いにもつながる人物になっている。
キム・ウソクは、音楽デュオMeloManceのボーカル、キム・ミンソクの実弟としても知られる。これまで「軍検事ドーベルマン」「禁婚令 ー朝鮮婚姻禁止令ー」などに出演し、俳優として経験を重ねてきた。今回のテギョン役への関心とともに、兄弟関係にも改めて注目が集まっている。
圧倒的な腕で道を切り開くスジョンと、未熟さを抱えながら彼女のそばで学ぶテギョン。新人医師の小さな決断にも、患者の命を守る重みがある。“ひだまりインターン”の笑顔の先にどんな成長が待つのか。キム・ウソクのまなざしを追うことで、「ドクターX~白衣のマフィア~」はさらに味わい深くなる。
「ドクターX~白衣のマフィア~」第6話は、韓国SBSで本日10月24日(土)21時50分から放送。日本ではNetflixで独占配信中。
◇ドクターX ~白衣のマフィア~ | オフィシャル予告編 | Netflix
◇SBS「닥터X : 하얀 마피아의 시대」SBS「ドクターX」HP