時代劇「猿飛三世」姫がさらわれ殿も一大事、佐助は救えるのか?!予告動画と前回のあらすじ-NHK

2012年10月19日09時40分ドラマ

10月19日、NHK・BSプレミアムでドラマ「猿飛三世」は第2回「忍」を放送、京の長屋に住むことにした佐助(伊藤淳史)は、早々にして住人同士のいさかいに巻き込まれてしまう。町にあふれていた牢人に端を発したこの騒動から、お市が何者かにさらわれてしまった。
さらった娘が高波藩家老・梅宮主膳(堺正章)の娘である事が京都所司代に知れ、主膳は身代金を要求される羽目に。しかしそれも所司代の罠であり、佐助は危機を察して主膳救出に向かう。一方、息子を案じてくぬぎの里から京へ来たお辰(浅野ゆう子)は20年前に家を出て行った佐助の父・鬼丸と再会する…

■第1回「秘伝七術の巻」
某山中くぬぎの里、そこでは忍の者たちが細々と生きながらえていた。ある日くぬぎの里を訪れる一人の娘がいた。梅宮主膳の娘、市である。かつて猿飛一族を徳川の追っ手から救った主膳は現在窮地に立たされ、救いを求めるためお市を使いに出したというのだった。しかし主膳が頼りにしていた鬼丸ははるか昔に里を出ており、今は妻のお辰と息子の佐助が残されていた。しかし主膳からの書状には、命を狙われる状況にあることから市を匿ってほしいとあった。事実を知ったお市は京へ帰るとお辰の静止も聞かず飛び出していった。お辰は秘伝の巻物を佐助に渡し、お市の警護役として佐助を行かせる事にした。
お市が里を降りる道中断崖から落ちる危機もあったが、佐助によって事なきを得た。道すがら、お市は佐助の話を聞く。佐助は忍術の腕は確かながら血を見るのが怖いために獲物一匹仕留めた事がなく、気概が無いと一族からも笑いものにされていた。お市は城壁を支える小石「ごろた石」の話を持ち出し、どんな小さな石ころでも立派な役目があると説いて佐助を励ました。佐助はお市の話に勇気付けられ、お市を姫と慕って京までお供することにした。
その頃、高波藩取り潰しを京都所司代・北倉治重(梅澤富美男)が狙っていた。高波藩が持つ港を得るため、隠密集団「鴉」を使ってお家騒動をけしかけているのだった。京屋敷を守る家老の主膳は下から取り立てられて出世した人物であり、古参家老からは疎まれていた。城から来た家来衆は、高波藩の財政難は京屋敷を預かる主膳のせいではないかと責め立てる。話し合いの場からお市も佐助も締め出されるが、佐助の手引きで話し合いの間の屋根裏に忍び込む。家来衆が主膳に詰め寄るその時、屋根裏が二人の重みに耐え切れず佐助とお市は転がり落ちてしまった。お市は重鎮のみが知りえる台所事情を何故下のものが知っているのかと問い詰める。家来衆がいきり立つその時、一人の商人が訪れた。諸色問屋の番頭だという徳三郎は、お家に乱れがある藩との商いは出来ないと申し出る。そこで怯んだ家来達は去っていき、ひとまずその場は収まった。
主膳はひとまず佐助に礼を言い、佐助の祖父とはかつて戦友であったと思い出話を語った。主膳は佐助に里へ帰るように促すが、佐助は人の役に立ちたいから京に残ると決意を述べた。しかし居合わせた徳三郎は忍びとして死を覚悟する決意はあるのかと佐助の決意に水を差し、佐助は返事に窮してしまう。佐助が川で水浴びをしていると、先日の高波藩家来たちが佐助に頭を下げに来た。お家のために話があるから主膳に引き合わせて欲しいとの訴えに、佐助はほだされて主膳に取り次ぐ。佐助の言葉を信じた主膳は家来たちと面会するが、家来たちは主膳を暗殺しようと刀を抜くのだった。途中で陰謀と気付いた佐助が駆けつけ主膳を救おうとするが、どうしてもとどめが刺せずに躊躇している隙に主膳共々痛めつけられてしまう。万事休すというその時、どこからか石つぶてが家来たちを襲った。慌てて逃げる家来たちに主膳と佐助は命拾いする。その石つぶての主は徳三郎であり、家来衆を援護する鴉たちを制して家来衆まで始末してしまう。しかしその事実を主膳や佐助は知らない…。
佐助はこの事態を招いた自分の非礼を主膳に詫び、主膳は猿飛佐助の名を継ぐものならばもっと思慮深くなれと諭すのだった。失態に打ちひしがれて一度は里へ帰ろうとした佐助だったが、お市の励ましもあり京に残って自分なりの道を模索することを決意する。

BS時代劇「猿飛三世」第2回は19日(金)よる8時から放送。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。第1回「秘伝七術の巻」のオンデマンド配信購入期限は10月26日まで、210円(税込・視聴期間:購入後1日)で視聴出来る。NHKオンデマンドではお試し視聴も配信中、見逃し見放題パック(月額945円・税込)の対象となる。

猿飛三世|NHK BS時代劇
NHKオンデマンド BS時代劇 猿飛三世

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