「誰だって無価値な」最終回目前、視聴率4.3%で自己最高更新 ク・ギョファン、無価値と向き合う“新人監督”の覚醒に注目

10時17分ドラマ
画像:JTBC「모자무싸」EP.10より

Netflixで配信中のJTBC土日ドラマ「誰だって無価値な自分と闘っている」(原題:모두가 자신의 무가치함과 싸우고 있다/모자무싸)が、最終回まで残り2話となる中、終盤の展開とともに主演ク・ギョファンの演技力とキャラクター構築が大きな注目を集めている。

【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



最新の第10話では、視聴率が全国4.3%、首都圏5.1%を記録し、自己最高視聴率を更新。3%台から初めて4%台へ突入し、ラストスパートへの期待感を高めた。物語は、停滞していた空気から一転し、登場人物たちがそれぞれの選択に向き合う重要な局面へと進んでいる。
【5月16日視聴率TOP10】【5月17日視聴率TOP10】

ク・ギョファン演じるファン・ドンマンは、サラ金業者という過去の恐怖と正面から向き合いながら、映画制作という夢に向けて現実を切り開いていく人物だ。彼は脚本を完成させるため、キャスティング最有力候補である大物俳優ノ・ガンシク(ソン・ドンイル)に対し、葬儀場で「後輩を殴って転落する前に、僕と一度やりませんか」と大胆な提案を投げかけるなど、常識外れながらも本気の勝負に出る。

画像:誰だって画像:JTBC「모자무싸」EP.9より
一方で第9・10話では、彼の内面の変化も丁寧に描かれている。かつての恐怖と向き合うだけでなく、オ・ウナ(コ・ユンジョン)の才能を純粋に支えようとする姿勢を見せ、恋愛感情にとどまらない“連帯”としての関係性が浮かび上がった。互いの欠落を補い合いながら進んでいく関係は、物語に静かな深みを与えている。

ク・ギョファンはこの複雑な人物像を、繊細な視線の動きやセリフの抑揚で巧みに表現。喜びと不安が交錯する不安定な感情をリアルに立ち上げる一方で、重くなりがちなテーマに対しても、特有の生々しいエネルギーとユニークなユーモアを織り交ぜ、作品全体のバランスを支えている。

終盤では、ウナを“無能”呼ばわりし、謎の脚本家“ヨンシル”の才能を絶賛するチェ・ドンヒョン代表(チェ・シウォン)に、「ヨンシルは私だ」と告白し、ドンファンの「人生のストーリーがクズなのに、金だけあって何になる」という熱い気概にノ・ガンシクが彼の作品への出演を決意した。

誰だって画像:JTBC「모자무싸」EP.10より
大物俳優ノ・ガンシクとの契約成立によって物語が大きく動き出し、映画制作チームの未来にも新たな可能性が見え始めた。スランプに陥った俳優と新人監督という異色の組み合わせが、どのような化学反応を生むのかにも関心が集まっている。

残り2話となった『モジャムッサ』が、登場人物たちの“無価値さとの戦い”にどのような結末を用意するのか。ファン・ドンマンが周囲との関係性の中で自分自身をどう証明していくのか、最終章への期待はさらに高まっている。

「誰だって無価値な自分と闘っている」は、映画業界を舞台に、「優秀な友人たちの中で自分だけ何ひとつうまくいかない」と感じている主人公が、嫉妬や劣等感で心を病みながらも、自分なりの平和を探していくヒューマンドラマ。

これまでの全話あらすじと見どころは【全話あらすじと見どころ】で紹介している。

誰だって無価値な自分と闘っている | オフィシャル予告編 | Netflix
JTBC「모두가 자신의 무가치함과 싸우고 있다」HP

全12話で構成される本作は、JTBCで毎週土曜22時40分、日曜22時30分に放送。Netflixで独占配信される。第11話は23日、最終回の第12話は24日放送、配信される。

kandoratop【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】