祝!第66回ゴールデン・グローブ賞、四冠!映画『スラムドッグ$ミリオネア』の魅力に迫る!
映画「トレインスポッティング」「28日後...」でクールな演出を見せ付けてくれたダニー・ボイル監督が、今回もやってくれた!彼の手がけた新作映画『スラムドッグ$ミリオネア』がアカデミー賞の前哨戦とも言うべき第66回ゴールデン・グローブ賞で受賞四冠を達成したのだ。このニュースにいまハリウッドが沸きに沸いている。そのままアカデミー賞も総ナメか?と、先走る前に、まずは映画『スラムドッグ$ミリオネア』の魅力にクロースしたい。
インドの外交官兼作家であるヴィカス・スワラップの小説を原作とした映画『スラムドッグ$ミリオネア』の主人公は、過酷なインドのスラム街・ムンバイで育ったジャミール少年。ジャミールは、巨額のマネーを賞金とする英国発の世界的人気クイズショウ番組「フー・ウォンツ・トゥー・ビー・ア・ミリオネア?」に出場し、ラスト問題まで順調に正解を連発していくが、スラム出身で無学なはずの少年がどうして?と、正解連発に不正の嫌疑がかかり、連行された警察で厳しい取調べを受ける。そして、ジャミール少年は回想する。これまでの日々、このクイズショウのステージにたどり着くまでの壮絶なスラムでの日々を…。
ダニー・ボイル監督は、ジャミール少年の回想の中で、インドが抱える矛盾、格差、貧困、犯罪の過酷な現実を明らかにしていく。夢ひとつ、少年は自由に描くことはできない。生存すること自体が過酷な競争にさらされている社会の中で、少年が命がけでその小さな夢と幸福を手にしようとするさまが深い涙を誘う。生きることは何か?幸福とは何か?そんな究極的な命題が、タフに生きのびてきたジャミール少年の姿を通しながら丹念に描かれていく。そう、これは、ヒューマンストーリーであり、そして問いかけに満ちたサヴァイブ・ストーリーでもあるのだ。
ダニー・ボイルと「フル・モンティ」の脚本家サイモン・ボーフォイという、二つの才能が強烈なタッグを組んだことにより完成したこの傑作は、見事ゴールデン・グローブ賞にてドラマ部門作品賞、監督賞、脚本賞、音楽賞など受賞四冠を達成。ケイト・ウィンスレットが2作品で主演・助演のダブル受賞をするという快挙のニュースとともに、『スラムドッグ$ミリオネア』の四冠は大いにハリウッドを沸かせることになった。そのままオスカーもその手中に収めるか?ダニー・ボイル最高傑作との呼び声高い、『スラムドッグ$ミリオネア』は目下、アカデミー賞最有力作品として、今後の動向にも注目が集まる。
故に、“ROAD TO OSCAR!賞レース結果速報”と題され、今後の動向がくまなくチェックできる最新のニュースを掲載した映画の公式サイトは要チェックだ。勿論、映画の予告編映像も無料配信中である。気になるアカデミー賞のノミネート発表は1月23日(金)の予定だ。
尚、映画『スラムドッグ$ミリオネア』、日本での公開は2009年の4月からである。
映画『スラムドッグ$ミリオネア』公式サイト