航空会社の殺人事件、手帳と「Barter」の謎!水谷豊×成宮寛貴「相棒Eleven」第4話予告動画-テレ朝

2012年10月31日09時44分ドラマ

10月31日、テレビ朝日系のドラマ「相棒Eleven」は第4話「バーター」を放送、航空会社のNIAで殺人事件が起きるが、それは甲斐亨(成宮寛貴)の恋人・悦子(真飛聖)の勤務先だった。殺害された人事部の内藤(菊地均也)は、かつて労働組合の中央委員長を務めていたという事実に杉下右京(水谷豊)は気づく。2年前には車内で大量解雇や大幅の給与カットを議題に大きな闘争が起こり、その最中にあった組合の人間が敵とも言える本社人事部に異動になった理由は何なのか。
次に右京は内藤の携帯電話の履歴を鑑識課で確認した。携帯電話の番号が並ぶ履歴の中に、一件だけ「AP佐久間」と書かれた番号だけが固定電話の番号であることに気付く。「AP」とは何を意味するのか。そして次に内藤の遺留品の中からデジカメに着目すると、飲みかけのペットボトルなどを撮影した画像が残されていた。更に真っ黒の写真データも交じっており、電源を入れたままポケットの中などでシャッターが切られた可能性も出てきた。更にもう一つ奇妙なのは、残された手帳だった。2011年のNIA手帳カバーが付けられていたものの、中身は2012年の手帳だったのだ。書かれた内容を調べてみると「2010.9. Barter潮」とあるが、推察するに2010年を意味するものではないらしい。被害者である内藤を調べていくうちに、次々に浮上する謎。そこから見えてくる複雑な事情は思いも寄らぬ方向へ発展し、右京と享に立ちはだかる。

前回の殺人事件ではボクシングにまつわるスポーツ賭博を背景に、右京と享の推理が冴える内容だった。初動のミスを右京に指摘されて素直に謝る享、取り調べの最中に相手が見せた違和感を全て察知する享とそれを褒める右京など、徐々に師弟関係のようなものが芽生えてきている様子は微笑ましい。享とは一線を引きながらも右京とコンタクトを取る事で息子を見守るかのような甲斐次長(石坂浩二)の挙動なども今後のストーリーにどう関わってくるのか見逃せない。今回は事件のあった会社に恋人がいることで内情をいち早く知る事が出来る享がどう動くか、そして難解なヒントを元に右京が導いた答えはどこへ向かうのか見守られる。

ドラマ「相棒Eleven」第4話「バーター」は31日(水)よる9時から放送。予告動画はドラマ公式サイト「Movie」で視聴出来る。

相棒season11|テレビ朝日

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