身分違いの壁に悩む佐助…ドラマ「猿飛三世」第4回予告動画と前回のあらすじ-NHK

2012年11月02日08時30分ドラマ

11月2日、NHK・BSプレミアムで放送の時代劇「猿飛三世」は第4回「人の巻」を放送、佐助(伊藤淳史)は生活のために船着場で荷運びの仕事を始める。ようやく得た金でお市(水川あさみ)のために櫛を買った佐助だが、徳三郎(柳葉敏郎)が持ってきた豪華な櫛を目の前にして渡すのをためらってしまう。そんな折、お市が右大臣家で琴を披露するのに招待されたことには裏があるとして共を申し出た佐助だったが、身分違いとして断られてしまう。

<第4回みどころ>
果たして敵なのか味方なのか、謎の商人・徳三郎の佐助に対する厳しい忠告はいずれも的を射ており、今後の2人とお辰を含めた関係が注目される。一方京に居ついた幼なじみの才蔵(細田よしひこ)とさぼてん(川崎亜沙美)らとも悶着が起こり、所司代の企みに協力体制を取れるのか気がかりだ。

■第3回「風の巻」あらすじ
かどわかされたお市は無事に戻ってきたものの高波藩では1000両が無くな、それは梅宮主膳がお市の身代金として着服したものと言う容疑を掛けられてしまう。佐助は疑いを晴らすために金を受け取らなかった浪人たちを証人に探すが、浪人たちは忍の者達に始末された後だった。佐助は商人の徳三郎の関与を疑って問い詰めに行くが、見えていない裏の部分もよく考えろとかわされる。
浪人たちの件を主膳らに報告する佐助は主膳が蟄居の身となったことを知らされ、さらには里に帰るように諭されてしまう。佐助は里からやってきて居ついた才蔵とさぼてんに相談する。一方、主膳を告発した橋本は主膳が蟄居の間の京屋敷を預かる身分となる。その旨を京都所司代・北倉に報告に行くと、北倉は主膳の一件が陰謀と知りながらも好都合として橋本を取り立てる。その後佐助は高波藩から沙汰を告げる大目付が3日後である事を知るが、その後才蔵たちと共に忍の集団に襲われる。そこで佐助は初めて服部伴蔵と対面する。佐助の力が取るに足らないと見た伴蔵は、佐助に止めを刺さずその場を去ってしまった。左腕に傷を負った佐助が長屋に戻ると、里を出てしばらく京に残るとお辰が来ていた。そこへ家賃の督促に徳三郎が訪れ、お辰は徳三郎が主膳を陥れる陰謀に何らかの関与をしていると知らされる。
佐助は謹慎中の主膳に対し武士など辞めろというが、主膳は武士として全うする決意をし、お市もそれに同じた。佐助は何としても主膳の嫌疑を晴らそうと立ち上がる。高波藩の無くなった1000両は京都所司代の屋敷にあることは分かったが、その周囲は伴蔵率いる忍集団・鴉が守りを十分に固めていた。佐助は米俵に潜んで屋敷に潜入し、夜を待って動き出すが、既に不審者の侵入が察知され屋敷内の警護は厳しくなっていた。侵入経路を考えあぐねていた佐助は、吹きすさぶ風の中、自らも風になることを思いつく。佐助は風呂敷を用いて空中へ舞った。
ついに大目付が京屋敷に到着した。結局嫌疑を晴らしきれなかった主膳に切腹が言い渡されんとしたところ、一陣の風とホコリが舞い上がり大目付らは目がくらんでしまう。風が止むと大目付の前には一千両が置かれていた。これは単なる数え間違いだと大目付は大いに怒り、主膳の容疑は晴れて解かれた。佐助の仕業だと悟った主膳とお市は感謝の言葉を佐助に述べる。その頃、徳三郎は何食わぬ顔で北倉のご機嫌伺いに訪れており、企てが失敗したことを労わる言葉を掛けていた…。
BS時代劇「猿飛三世」第4回は2日(金)よる8時から放送。予告動画は番組公式サイト「あらすじ」で視聴出来る。第3回「風の巻」のオンデマンド配信購入期限は11月9日まで、210円(税込・視聴期間:購入後1日)で視聴出来る。NHKオンデマンドではお試し視聴も配信中、見逃し見放題パック(月額945円・税込)の対象となる。



猿飛三世|NHK BS時代劇
NHKオンデマンド BS時代劇 猿飛三世

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