今週末9日よりKNTVにて待望の放送開始となる韓国フュージョン史劇「シンイ-信義-」に主演する、イ・ミンホをはじめキム・ヒソンたち出演者を紹介！ KNTVの番組ページでは予告動画の公開も開始しているので、ドラマ放送の前に先取りチェックしよう。

ミンホが本格的に俳優としてデビューしたのは2006年「秘密の校庭」。その後「走れサバ！」で初主演、「花より男子～Boys Over Flowers」主演で青春スターとしてアジア中で大ブレイク。その後「個人の趣向」で大人のイケメン建築家を演じ、「シティーハンター in Seoul」では、スナイーパー役でアクションスターとしても認められた。そんな彼が次に挑戦したのが「シンイ-信義-」、フュージョン史劇だった。
　彼が演じたのは実在の高麗皇室の護衛部隊長チェ・ヨン。劇中ヨンは、2012年のソウルでせしめた透明で“POLICE”と記された警察の防護盾を、まるで亀の甲羅のように背中に担いで高麗を走り回る。これがときには敵の矢を防ぎ、ときにはブーメランになって敵の武器を奪う。ヨンは常に正面突破あるのみで生きることに執着がない。そんな彼が心動かされたのが、彼が未来から拉致してきた整形外科医ユ・ウンス。

ウンスは元来外科医だったが、苦労の割に金にならないと整形外科に鞍替えした現実派。薄汚い時代劇姿の男に拉致され、王妃の怪我を直せば元の世界に帰してくれと言う約束で600年前の世界へ。ところがそれも敵わずおしゃれな腕時計と医療機器が入ったブルーのバッグを引っさげて、“神医”として高麗で活躍する。

ウンスを演じたのは、「悲しき恋歌」などで人気を博した女優キム・ヒソン。結婚＆出産後6年ぶりのドラマ復帰。1987年生れのイ・ミンホより10歳年上の彼女を心配する声もあったようだが、医師らしく毅然とした姿やキュートな姿、傷ついたヨンを気遣う慈愛に満ちた演技で、高い評価を受けた。そして、彼女の熱演をその広い胸で受けとめたイ・ミンホは、過去の辛いトラウマや、それを克服し成長していくという複雑な過程を、美しく深い目の演技で魅力的に表現した。カリスマ溢れる演技と時折見せるキュートな一面、現代社会での勘違いな言動は、女性たちの心を鷲づかみにした。

韓国での視聴率はさほど高い数字を残せなかったが、二人の演技には高い評価が下され、イ・ミンホは、SBS演技大賞＜最優秀演技賞＞＜10大スター賞＞をW受賞、キム・ヒソンは、大韓民国文化芸能大賞＜最優秀女優賞＞を受賞した。

二人のロマンスに負けないラブラインを描いた王と王妃役のリュ・ドクファンとパク・セヨンも良かった。特にリュ・ドクファンは、ドラマ「神のクイズ」シリーズでも演技力が高く評価されており、高麗の王を繊細に、そして丁寧に演じ切っている。他にも宿敵キ・チョル役のユ・オソン（『鉄の王キム・スロ』）、残念ながら目の負傷で最後まで出演できなかったイ・フィリップ（「太王四神記」「シークレット・ガーデン」）が高麗時代最高の医師を好演。そして銀髪のソンフン（『芙蓉閣の女たち～新妓生伝』）や、漫画『ドラゴンボール』の孫悟空のような髪型の護衛部隊員テマン役のキム・ジョンフンなど、脇を固める若手演技派俳優たちの競演が、さらにドラマの世界観を作り上げた。

　【「シンイ-信義-」を2倍楽しむ】

★本サイトで掲載されている記事、写真については使用・複製を禁止いたします。

（※他のドラマ紹介は下の索引から簡単リンク）
あ行　か行　さ行　た行　な行　は行　ま行　や行　ら行　わ行

◇KNTV「シンイ-信義-」
※2013 年3 月9 日（土）KNTV にて毎週土日 午後10 時～11 時15分放送
◇DVD「シンイ－信義－」公式サイト
◇韓国SBS 「シンイ－信義－」予告動画

■作品情報
・韓国放送：SBS、2012 年8 月13 日～10 月30 日（原題：신의）
・話数：全24話
・制作：神医文化産業専門会社
・演出：キム・ジョンハク「太王四神記」
・脚本：ソン・ジナ「What’s Up（ワッツ・アップ）」「ザ・スリングショット～男の物語」「太王四神記」
・武術監督：ヤン・ギリョン「シティーハンター in Seoul」
・キャスト
チェ・ヨン：イ・ミンホ「シティーハンター in Seoul」
「花より男子～Boys Over Flowers」
ユ・ウンス：キム・ヒソン「スマイルアゲイン」「悲しき恋歌」
恭愍王：リュ・ドックァン「神のクイズ」『トンマッコルへようこそ』
チャン侍医：イ・フィリップ「シークレット・ガーデン」「ザ・スリングショット～男の物語」
キ・チョル：ユ・オソン「鉄の王 キム・スロ」「太陽を飲み込め」『友へ チング』
魯国公主（王妃）：パク・セヨン「赤道の男」「ラブ・レイン」

PR
★「イ・ミンホ」関連商品一覧★　　★「シンイ－信義－」関連商品を一覧★