舞台は倭の国、飛鳥へ!亡命~帰還、ケベク将軍も登場!「大王の夢」第40~43あらすじと見どころ!予告動画

2014年01月05日19時29分ドラマ
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新年2014年の「大王の夢」は、明日6日(月)、第40話からスタート!今回は、日本書紀にも記されているチュンチュの訪日について描かれている!中大兄皇子や蘇我入鹿、皇極天皇も登場する!そして百済の英雄ケベクも登場するのでお楽しみに!40話~43話までのあらすじと見どころを紹介、予告動画や相関図は特設サイトで公開されている。

時代は7世紀初頭…この時代のドラマを初めて視聴される方は、【「大王の夢」を2倍楽しむ】で当時の時代背景な新羅の時代など、ドラマ視聴に役立つ情報を紹介しているので参考にどうぞ。をチェックしてイメージを掴んでおこう。

■キャスト
キム・チュンチュ/武烈王役:チェ・スジョン
キム・チュンチュ役(子供時代):チェ・サンウ
キム・ユシン役:キム・ユソク
キム・ユシン役(子供時代):ノ・ヨンハク
トンマン王女/善徳女王役:パク・チュミ(第19話からは、ホン・ウニ)
スンマン王妃役:イ・ヨンア
キム・ヨンチュン役:チョン・ドンファン
鬼門首領ピヒョン役:チャン・ドンジク

■第40話 亡命
チュンチュを王に推薦したいと言うピダムは、その手を差し出すが、ピダムの野心を見抜いたチュンチュは首を縦に振らない。俺の手を握ればこの国は輝くのに!と、ピダムはいら立ちを隠せない。「高句麗、百済が戦争に向けて強固な王室作りをしている中、新羅は、女帝と嘲笑され、後継者もいない」と、何とか、チュンチュをたきつけようとするが、それでもチュンチュはその手を握ろうとしない。しかし、アルチョンもまたチュンチュを太子に推薦しようと、高句麗への出兵の前に秘密裏にチュンチュを呼び出す。
一方、善徳女王は、唐と高句麗の戦いが始まると、2つの強国の板挟みとなった新羅の立場を苦悩していた。そこでチュンチュは三韓の和平のために善徳女王の右腕となって知略を巡らせ、大国と渡り合おうとするが、ピダムの参謀ヨムジョンは新たな計略を立て、善徳女王とチュンチュを仲たがいさせようとする。
ドラマ「善徳女王」でも登場したピダムの参謀、ヨムジョン。「善徳女王」ではベテランのオム・ヒョソプが演じたが、こちらは「善徳女王」で花郎イムジョン役を演じた若手のカン・ジフが熱演している。

大王の夢■第41話 飛鳥の正客
ビダムの計略で、アルチョンとチュンチュに謀反の罪が着せられ、チュンチュはピダムの追跡から逃げるために倭(わ)国の飛鳥に向かう。チュンチュは筑紫港で息子のインムンを新羅に戻らせ、ユシンに無事を伝えさせることにするが、倭の兵士たちに襲われる。中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)の説得で、危機を脱出。しかし、新羅の朝廷ではピダムによってチュンチュが大逆罪人の汚名を着せられていた。一方、百済にもチュンチュが倭に渡ったという知らせが届き、義慈(ウィジャ)王は親百済派の蘇我入鹿(そがのいるか)のもとへ佐平(チャピョン)のフンスを送る。そんな中、善徳女王はチュンチュを新羅の使臣に命じる勅書を出す。使臣となったチュンチュは、再び刺客に襲われるが、百済の将軍、ケベクに助けられる。敵対する百済の将軍に助けられたことをいぶかしがるチュンチュに、ケベクは…。
さあ、舞台は日本へ!実際にチュンチュは、38話にあったように、642年に高句麗の淵蓋蘇文(ヨンゲソムン)に救援を求めて監禁されたり、647年には使節として日本を訪れている。これは、韓国の史書には記録にないが、『日本書紀』に記されている。そこには、チュンチュの人となりも記されており、「春秋は、姿顔美(かほよ)くして善(この)みて談咲(ほたきこと)す」(岩波文庫版による読み下し)とある。また、今回、百済の英雄、ケベク将軍が登場。ドラマ「階伯〔ケべク〕」では、イ・ソジンが演じたこの英雄を演じたのはチェ・ジェソン。チェ・ジェソンは、ドラマ「千秋太后」では武官カン・ジョ役を担当しており、第77では見事な100人斬りを見せている。今回も槍の見事な腕前を披露するのでお見逃しなく。

大王の夢■第42話 巨塔の明暗
チュンチュは使臣として、皇極(こうぎょく)天皇に謁見中、中大兄皇子の政変に巻き込まれてしまう。皇極天皇は中大兄皇子に、自らが引き起こした政変ゆえ自分で決着をつけよ、と言い渡す。こうして天皇は退位して弟の軽皇子が孝徳天皇となり、中大兄は皇太子となる。中大兄皇子は、チュンチュに、新羅の朝廷を我が物顔に牛耳るピダムを、なぜ処断しないのかと聞き、チュンチュは、三韓がにらみ合いをする半島は、倭とは事情が違うと説明。
一方、新羅では、善徳女王が朝廷と民の和合を図るため皇龍寺(ファンニョンサ)の仏塔建立を進めていた。ピダムは密かに仏塔建立を妨害する策を講じる一方で、チュンチュを殺すために倭に刺客を送る。チュンチュの身を案じて倭に来た次男のインムンたちの前に、百済の将軍ケベクが立ちはだかる。インムンたちがケベクに武力で適うはずもない。しかし、ケベクはチュンチュが倭にいる間はチュンチュの命を守ることを約束する。そんなとき、新羅からチャビがやってきて、善徳女王が吐血して倒れたと知らせる。
皇極天皇は、日本の第35代天皇で、史上初の女帝である推古天皇から一代置いた女帝。劇中、中大兄皇子が起こした政変は、中大兄皇子、中臣鎌子らが宮中で蘇我入鹿を暗殺して蘇我氏(蘇我本宗家)を滅ぼした乙巳の変。その後、中大兄皇子は体制を刷新して大化の改新と呼ばれる改革を断行。645年7月10日のこと。

大王の夢■第43話 帰還
善徳女王の容体が悪いと聞いたチュンチュは、新羅に帰ることにする。しかし、チュンチュを手放せば、いつか倭を煩わせる存在になるはずと、朝廷は、チュンチュの帰国を阻止し、中大兄皇子はチュンチュに倭の発展のために知恵を借りたいと申し出た。そのころ、新羅の都ではピダムが和白会議の開催を決定し、病床の善徳女王を孤立無援にさせて自ら摂政になろうとする。アルチョンはこのままでは和白会議を阻止できないと焦り、チュンチュが日本で足止めされていると聞いたユシンも、王命がなければ都に戻ることも適わない。
ところが、ピダムに許しをもらったヨンファが、善徳女王に謁見。ピダムがつけているスパイの女官を下がらせ、ユシンを呼び戻しピダムを排除するよう進言。こうして、ユシンを都に戻す王命が下され、ピダムの横暴を見かねたユシンは兵を率いて都に向かう。
善徳女王の病床に謁見したユシンは、和白会議でピダムは摂政となるつもりだと進言し、これを承知の女王は、やはり自分の後継となるのはチュンチュしかいないとユシンに話す。
善徳女王は、ユシンに話したチュンチュに対する気持ちの変化を言葉にしたシーンをお見逃しなく。善徳女王ほどの人物でも、王罪に座るとこうなるのか?と人間の性が哀しくなる。和白会議が開かれる日までに、チュンチュを連れ戻すことはできるのか?

BS朝日の放送は、月~金の朝8:58~10:00まで、70話字幕版放送。番組サイトには相関図や放送予定が、予告動画はDVD公式サイトで、時代背景や各話のあらすじと見どころは【「大王の夢」を2倍楽しむ】で紹介。

■DVD紹介
DVD-BOX1 17,640円[税込] (全5BOX/全70話)
発売元:コンテンツセブン/デジコア
販売元:ジェネオン・ユニバーサル・ エンターテイメント

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kandoratop 【「大王の夢」を2倍楽しむ】