デビュー当時の爆笑失敗談披露!キム・ナムギル26日“黒の館”ファンイベント再現レポ・前半!コメント動画

2014年04月10日18時30分芸能
「サメ~愛の黙示録~」より
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パシフィコ横浜にて2日間連続で開催された韓国人俳優キム・ナムギルの1年ぶりのファンイベント2日目、26日(水)「2014 KIM NAM GIL THE SECRET」では、前日と違って、ステージを“黒の館”に見立ててキム・ナムギルのデビュー間もないころの出演作品の裏話やこれまで知らなかった一面を知ることができるイベントだった!このイベントも取材したので、いつものように90%の再現目指して楽しいレポートでご紹介!イベント公式サイトにコメント動画公開中。

【25日“赤の館”レポ前半レポ後半】 【26日“黒の館”レポ前半/レポ後半

(赤文字) はその場の雰囲気や記者の感想など。本人がしゃべった日本語は下線< >はステージの様子など。

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【オープニング】
昨日の「THE SHOW」のワイルドなキム・ナムギルと違って、バンドが演奏する「OVERTURE」のリズムに乗ってシックな白のロングジャケットで登場。

ナムギル:今夜は「2014 KIM NAM GIL THE SECRET」にようこそお越しくださいました。(拍手) 皆さんもよくご存じ思いますが、みなさんと一緒に出来る簡単なことを一つやってみたいと思います。後について…お(お)も(も)て(て)な(な)し(し)。おもてなし。これは日本で大変有名な言葉だと聞きました。(笑)友達から教わりました。昨日ホテルで食事した時に、ウェイターさんにこれをやってみたんです。2つの内一つを選んでと。一つは「アイーン」、二つ目は「お・も・て・な・し」。両方お見せしたところ二つ目がいいと言われました。一つ目は歳にあっていないと言われました(笑)…雑談はこれくらいにして。今日は昨日とはコンセプトが違う公演となっています。昨日はショーを中心にコンセプトにあった歌をファンの皆さんにお届けしました。韓国でもこうした特殊なケースのイベントをやってほしいと言うリクエストがありました。今日は、僕が若い時に出演した初期の作品から活動してきたときの裏話やエピソードを中心にトークをしていきたいと思います。

ナムギル:昨日、公演を見に来た人はいらっしゃいますか?(ほとんどの手が挙がる)実は昨日歌った歌とダブっている曲があるんです。(笑、拍手)では、「2014 KIM NAM GIL THE SECRET」始めていきます。今日は僕の自然体の姿をお見せしたいと思っているので一緒に楽しんでいただければと願っています。今日は進行をしてくださる司会者と通訳の方をステージにお招きして進めたいと思います。(拍手の中、2人登場)

MC:ク・ヒョヌです。昨日に引き続きよろしくお願いいたします。(拍手)皆さん、ナムギルさんの魅力をあますことなく引き出したいと思います。(ここから着席で進行)



【SECRET TALKⅠ 今ならはなせるでしょう】
MC:初期の作品ご存知ですか?(ファンのバラバラな声に「関心なかったんでしょう」と拗ねて見せるナムギル) 「がんばれ!クムスン」でしたね。映像で振り返ってみましょう。

<映像:「がんばれ!クムスン」>
ヒロイン役は「朱蒙」のハン・ヘジン。ナムギルのあまりの初々しい映像に客席も本人も大爆笑。ラブシーンもどこかぎこちない。

MC:駆け出し時代かと思いますが当時を振り返っていかがですか?
ナムギル:MBC局に公式採用で受かった後のドラマでした。(詳しいプロフィール)その前に舞台の経験はあったんですが、ドラマははじめての経験でたくさん怒られました。テレビのカメラには顔だけが映っていますね。ですが、舞台での習慣があり、体を大きく動かしてしまう癖がありました。舞台では観客に向かって大きく伝えますが、横にいるクムスンに話す時にも、舞台のように大きな声で話してしまい、監督に「あの男はどこから連れてきたんだ!」と叱られました。(身振り手振りで実演) でも、そうした様々な経験があってそれが土台になって今の自分があるんだと思います。
昨日、ボーカル担当の先生をご覧いただいた方?今日はその先生に倣って白いジャケットを着ました。(笑、かっこいい!) 音楽は1、2か月練習すると上達しますが、演技はそれでは上達しません。最近韓国では歌手のオーディション番組が大変流行っています。カラオケも街中にたくさんあって、一般の人たちも歌が本当にうまいです。一方、俳優オーディション番組は一つもありません。というのも、演技は人生の経験があってそれが肥やしになって現れていくものではないかと思います。僕にもあのように初々しい頃もありましたが、そんな時代があったからこうして今日皆さんとお会いできたんだと思います。(大拍手)

MC:当初はイ・ハンの名前で活動していましたが、キム・ナムギルにしたきっかけは?
ナムギル:もともと本名がキム・ナムギルです。本名で活動を始めましたが、韓国でカン・ナムギルさんという先輩俳優がいらっしゃいました。イメージが違って芸名を使いました。「宮(クン)~Love in Palace」のヒロインの父役をコミカルに演じた俳優) 韓国で有名な監督カン・ウソクさんが、僕の本名をご存じで僕のことを「ナムギル君」と呼ぶんです。イ・ハンですというと、「俳優として君はキム・ナムギルの方があっているから名前を戻しなさい」と言われ、それで変えました。(2008年の映画『カン・チョルジュン 公共の敵1-1』の監督)←ファンの方が正しい情報をお知らせくださいましたので訂正いたしました。m(__)m

MC:今度は、最近のプライベートの顔を知りたいですね。オフの日は何をしていますか?
ナムギル:韓国では、映画やドラマのスケジュールがタイトでほとんど家には帰れません。夜眠ることもできません。ですから、オフのときはなるべく家族と一緒に過ごそうとしています。僕の父はとても家庭的。食事のときもいろいろおしゃべりします。僕にも反抗期もありましたが、まだ学生のときのある日夜遅く帰った時、母から「お前がどこで何をしてどんな悪いことをしてしまっても、家族が知っていなければ、助言も、いいことと悪いことを伝えることもできない。外で何をしてもいいから、そのことを私にだけは話してね」と言われました。それ以降外で悪いことをしても家で報告しました。(笑)
僕がどんなに遅くなって、母は眠っていても起きて僕の部屋に来ます。たとえば、嫌なことがあった時など、罵声なども交えて母にその日のことを話します。撮影でうまくいかなかったときなど辛いとき悲しいときは、興奮して話したりもしました。母はどんな時も変わらないトーンで(半分居眠りしているように)聞きます。母はとてもよく眠る人で、僕が出演しているドラマもあまり見ていません。夜9時、10時には寝ています。僕が部屋にいて、居間がずいぶん静かだなと見に行くと、いつも母はテレビをつけっぱなしでコックリコックリしています。僕が「オンマ」と言って声をかけると、寝ていなかったふりをしていきなり歌い出します。僕が外出から戻った時など。玄関のドアをバタンとすると、部屋から母の歌が聞こえます。その時起きた証拠です。(爆笑)みなさんも家に帰れば家族がいるかと思いますが、人は一人では生きていくことができないと思います。辛いことは分かち合えば半分に、喜びは分かち合えば2倍になります。今日お越しの皆さんと、一緒に喜び悲しみを一緒に分かち合っていきたいと思います。(仲のよい家族の雰囲気が伝わるいいお話しにファンたちも笑いと感動)

<映像:歌の練習風景>

MC:この日のためにたくさん練習してくれたんですね。ナムギルさんは、俳優としてだけでなく、プロデュースもしており、昨年釜山映画祭に出展されたドキュメンタリー映画『アンサンブル』があります。最近ではあるCMも担当されたとか?
ナムギル:韓国でサムスン電子が作っているギャラクシーというCMです。ギャラクシーの新機能が付いた新機種の紹介する短編CM制作の依頼が来ました。そこで僕は、「僕iPHONEを使っているよ!」といったところ、相手が5秒ほど凍りついて。(笑)冗談ですと言って映像を作りました。僕が紹介した機能は、写真を撮ると音声も一緒に撮れる「サウンドアップ機能」というものでした。(ギャラクシーS 4のこと)

<映像:ギャラクシーCM「ハロー、ママ」編>
(結婚して)別々に暮らす娘がふらりと母のところに帰ってきて、母子で過ごす何気ない1日の出来事を優しいタッチで綴ったストーリー。

MC:このコンセプトは?
ナムギル:「サウンドアップ機能」で母と娘のストーリーを撮れないかという提案をいただきました。すごく悩みました。なぜなら我が家には娘がおらず、母娘の関係がよくわかりませんでした。最初はとても深いストーリーなどいろんなアイデアがありましたが、母と娘、父と息子とではなく、シンプルに親子のストーリーを描こうとしました。
そこで“桜”の花言葉を利用することにしました。“桜”は、女性の人生にもよくたとえられますね。それで、親しい作家の方に桜にまつわる花言葉をいろいろ書いてもらいナレーションベースで入れました。娘役で登場する女優さんは、僕の1期上の先輩にあたるMBC公募30期生でした。普段から演技のうまい方で『冷静と情熱の間で』という日本の映画を韓国で演劇でリメイクした時のヒロインです。桜を使ってゆったりした情緒のある日本映画のように撮ろうと決めました。
撮影と照明の監督が、『赤と黒』のスタッフだったのが幸いしました。面白いエピソードがあります。僕はせっかちで、「これとこれとこれとこれとをこうやって…」というんです。カメラが重いですよね。すると、「君は自分が演技をしているときは、監督があれこれいっぱい撮ると怒ったよね。君は今同じことをしているよ」と注意され「すみません」と謝りました。演出をやってみていかに大変か身に染みました。

MC:ナムギルさんの暖かさがにじみ出ていましたね。俳優業以外にも慈善事業をしており、GilStoryで希望募金をしているのをファンの皆さんはご存知ですね。

<映像:支援者の名前、現地の様子>

MC:こうした活動をするに至ったきっかけは?
ナムギル:僕自身よく覚えていませんが、古くからの友人の話では子供の頃から、成功したら困っている人の役立つことをしたいと言っていたそうです。一方で、韓国にも困っている方がたくさんいるので、わざわざ外(国外)に出るのは贅沢だとも思っていました。たとえば、芸能人たちがよくやっているのは、自分たちのイメージつくりのイベントという感じを持っていました。以前、インドネシアにボランティア活動で行ったとき、MBCのテレビ局と「カメラを持って行くのを止めましょう」といって喧嘩をしました。いかにもわざとらしいと言ったんです。すると、「ナムギルさんの影響力を使えば、ファンの方も動いてくれます。その力を大きく使ってください」と言われました。それ以来、下心なく真心から国や地域に関わらず、困っている人がいれば助けたいと思うようになりました。ファンの皆さんが僕を作ってくださり、そうした皆さんへの感謝をこうした形で返していこうと考え活動を始めました。(割れんばかりの拍手)



【トンマンになろう】
<映像:「善徳女王」名場面>
ひときわ高い歓声。明るくお茶目なナムギルもいいが、やっぱりピダムもいい!

MC:(MC大興奮でピダムの魅力をまくし立てる)では、抽選で1名の方にトンマンになっていただきましょう。(大歓声)
KNG(C)copy;スタージェイエンターテイメント
ナムギル:今日は寝ているお子さんはいませんよね。(大爆笑のエピソードは前日のレポ後半で紹介しているので参考に!この日も4歳児が熟睡…) 昨日は夜中に何度も目が醒めました。今日のお子さんは4歳?待っててね、おじさんが早く終わらせるからね。…今日も眠れない日になりそう。昨日は終わった後、スタッフとずっとその話題でした。どんなに面白くなかった公演だったのかって…。必ず(寝ている4歳児に)君が当たるようにするね。他にも寝ているお子さんいますか?今申告してください!(大爆笑)スタッフのみなさん、外に出てお菓子を買ってきて!いろんな手を使って愛されるようにするぞ!
すったもんだの末、1名選出

<映像:「善徳女王」トンマン公開処刑場面と王女になるトンマンとの甘いシーン>
【「善徳女王」を2倍楽しむ】参考に、「遅くなりました、王女様」とピダムがトンマンを助けにいく45話と、「王たるもの配下に「“ありがとう”や”“ごめんなさい”は言わないもんだよ」のセリフのあった42話辺りを思い出して。

選ばれた幸運なファン1名とさっそく2つのシーンを再現。客席の嫉妬と羨望の入り混じった眼差しの中、本番!本番では、トンマン役のセリフがあるにも関わらず、なんでも「サランヘヨ=愛しています」に変えた積極トンマンに爆笑。トンマンになりきったファンにはナムギルが使っていた「サメ」の台本にその場で生サインを描いてプレゼント!もちろんハグ付!大騒ぎの後、4歳児がやっとお目覚め。「やあ、起きたね。おじさんが1曲歌うね」と優しく語り、「昨日、今日と立て続けに居眠りされるとは思いませんでした」とぼやきも。

♪1曲目:愛してはいけないの♪
ステージに上がれなかったファンも、この歌声で全員がトンマン化現象。歌いながらも4歳児が気になるのか、途中噴き出すシーンも。

ピダム改めナムギル、眠れる4歳児を指さししながら衣装替えのためにいったん退場!

<バンドによる演奏>

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※キム・ナムギル主演の「サメ~愛の黙示録~」は、4月9日より、DVD&ブルーレイがリリースされる。

【25日“赤の館”レポ前半レポ後半】 【26日“黒の館”レポ前半/レポ後半

kandoratop 【韓流イベントレポ】

※下の特集ページでは、それぞれのドラマの詳しいあらすじや見どころ、豆知識など、ドラマ視聴に役立つ情報をまとめて紹介している。

【「善徳女王」を2倍楽しむ】 【「赤と黒」を2倍楽しむ】 【「サメ」を2倍楽しむ】

■イベント情報
日時:2014年3月25日(火)「2014 KIM NAM GIL THE SHOW」
    3月26日(水) 「2014 KIM NAM GIL THE SECRET」
場所:パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1-1-1)
主管:スター・ジェイ・エンターテインメント
協力:キム・ナムギルジャパンオフィシャルファンクラブ
主催:P&P, Art&Cue Corporation

■「サメ ~愛の黙示録~」
・DVD SET 1 (5 枚組) 2014年4月9日(水)発売
・DVD SET 2 (5 枚組) 2014年5月2日(金)発売
<特典映像>60 分予定
<初回限定特典>ブックレット(12P)・マグネットシート(予定)
<通常特典>アウターケース仕様
価格:各18000+税

2014KIMNAMGILイベント公式サイト