浅野忠信、NHK土ドラでハードボイルド探偵に!19日「ロング・グッドバイ」スタート!予告動画

2014年04月18日20時22分ドラマ

平成26年度のNHK土曜ドラマ第1弾は、アメリカの小説家レイモンド・チャンドラーのハードボイルド最高傑作『長いお別れ』を原作に、戦後すぐの東京に舞台を移してドラマ化した「ロング・グッドバイ」!孤高の探偵を浅野忠信が演じ、綾野剛と小雪がメインキャストとして出演、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

レイモンド・チャンドラーと言えば、ハードボイルド探偵小説を生み出したアメリカの人気小説家。ドラマの原作『長いお別れ』は、私立探偵の代名詞にもなったフィリップ・マーロウを主人公にしたシリーズ6作目。1953年に刊行され、1973年には『ロング・グッドバイ』のタイトルで映画化もされた。映画ではエリオット・グールドが演じた探偵・マーロウを、今回のドラマ化では増沢磐二という名前で、デビュー26年にして初の連続ドラマ主演となる浅野忠信が演じる。

「さよならを言うのは、少しだけ死ぬことだ」をキャッチコピーに、映画『ジョゼと虎と魚たち』、NHK連続テレビ小説「カーネーション」の渡辺あやが脚本を担当し、「あまちゃん」の音楽を手掛けた大友良英が音楽を担当する。
共演の綾野剛は、女優・志津香の夫で妻殺害容疑をかけられる原田保役、小雪は志津香が殺された事件の鍵を握る上井戸亜以子役を担当する。テレ朝「BORDER」に出演している古田新太と遠藤憲一と滝藤賢一、NHK「七つの会議」やTBS「MOZU」の吉田剛太郎、その他にも柄本明、冨永愛、石田えりといった実力派俳優が脇を固める。

初回のサブタイトルはハードボイルドらしく「色男死す」。
私立探偵の磐二が保との出会う。タイプの異なる二人が互いに心を通わせる。ある夜、ピストルを手にした保が磐二の事務所に現れ、台湾行きの船が出る港まで送ることに。ところが翌日、磐二は警察に連行される。妻殺しの容疑のかかった保の逃亡を幇助したと疑われたのだ。手荒い取調べを受けていると…。

同番組枠で「ハゲタカ」や「外事警察」「七つの会議」などで企業や組織の中のハードボイルドを数多く手掛けてきた堀切園健太郎プロデューサーは、本家マーロウを浅野忠信でどう魅せてくれるのか?明日の放送が楽しみだ。ちなみに、1979年の大ヒットドラマ「探偵物語」は、松田優作がこの映画に影響を受けて誕生した。

「ロング・グッドバイ」は、毎週土曜日夜9時から10時までNHK総合で放送。初回は、明日19日、再放送時間は通常と異なり、21日(月)午前1時5分~2時3分(日曜深夜・総合)、また、26日(土)の午後4時~4時58分(総合)にも再放送を行う予定。ただし、近畿・東北地方では26日(土)の再放送は休止。予告動画は番組公式サイトの「ストーリー」で視聴できる。

NHK土曜ドラマ「ロング・グッドバイ」