原作は江戸川乱歩賞受賞作!渡部篤郎主演、門脇麦・前田敦子も出演「翳りゆく夏」1/18より第1話無料で放送開始!PV公開中

2014年12月13日15時00分ドラマ

20年の時を経て、再び新生児誘拐事件を追う元新聞記者が、封印された真実に迫っていくノンストップサスペンスの傑作「翳りゆく夏」(全5話)が、WOWOWプライムにて2015年1月18日(日)より第1話は無料放送でスタートする!番組公式サイトにはプロモーション動画が公開されている。

「翳りゆく夏」は赤井三尋のデビュー作で推理小説。第49回江戸川乱歩賞受賞作した作品で、受賞時のタイトルは、「二十年目の恩讐」。原題にもあるように、20年前のある新生児誘拐犯の娘が、大手新聞社に内定したことから物語が始まるサスペンスドラマ。編集資料室勤務の元敏腕新聞記者が20年ぶりに誘拐事件の真相を追ううちに、新たな真実が次々と浮かび上がっていく。
監督は大ヒット「SP」シリーズを手掛けた波多野貴文が務め、過去と現在が交錯しながら真相に迫っていくノンストップサスペンスを緊張感溢れるダイナミックな映像でじっくり魅せていく。脚本は吉本昌弘が担当。

原作がドラマ化されるにあたって原作者の赤井は、「「翳りゆく夏」は、江戸川乱歩賞受賞した、わたしのデビュー作です。だから、作品に対する思い入れも強く、今回映像化されるにあたって、かなりの期待を抱いています。小説と映像化作品は、全くといっていいほど、別の作品になることが多いようですが、準備稿を拝見させていただいて、ひそかな喜びを感じました。原作に忠実に構成されていたからです。執筆時には、かなり苦吟した身代金引き渡しのシーンなどが、映像でどのように表現されるのか、今から楽しみです」と期待を寄せている。

20年前の真実に迫りゆく主人公を演じるのは、「外事警察」などの重厚な演技から佐藤健との凸凹親子デカで話題になった「ビター・ブラッド」などのコミカルな演技まで、幅広い演技で人々を魅了し続ける渡部篤郎。主人公を支える人事部長役に実力派俳優の時任三郎、その息子で誘拐犯の娘と同じ大学に通う青年に『共喰い』などで若手実力派俳優として頭角を現わす菅田将暉が出演。物語の鍵となる誘拐犯の娘を演じるのは、『愛の渦』や今年の春期放送のドラマ「ブラック・プレジデント」にも出演し、注目を浴びた若手本格派女優の門脇麦。さらに、唯一の誘拐事件の目撃者であり、また現在は風俗嬢という難しい役どころに挑戦するのは、WOWOWドラマ初出演の前田敦子。そのほか、板谷由夏、鶴田真由など豪華女優陣が物語を彩り、さらに岩松了、滝藤賢一、佐藤B作、嶋田久作、橋爪功など個性豊かな本格派俳優が脇を固める。

■あらすじ
ある大病院で新生児誘拐事件が発生。犯人は両親ではなく、病院の院長に身代金を要求する。しかし、大金を手にした後、犯人は警察の追跡中に事故死。そして、新生児が見つかることはなかった。
それから20年後、大手新聞社・東西新聞にこの誘拐事件の犯人の娘・朝倉比呂子(門脇麦)が内定し、週刊誌にスクープ記事を掲載されてしまう。そのことを受け、人事部長である武藤誠一(時任三郎)は、何としても比呂子を守り、入社させるために躍起になる。また、ある事件をきっかけに窓際社員となっていた元敏腕記者の梶秀和(渡部篤郎)は社長からこの新生児誘拐事件の再調査を言い渡される。そして、当時事件に関わった人々を訪ね、取材を重ねていくと、思わぬ疑惑が浮かび上がってくる。運命の悪戯により、封印されていた衝撃的な真実が掘り起こされていく―。

■スタッフ
原作:赤井三尋「翳りゆく夏」(講談社文庫刊)
監督:波多野貴文(『SP 野望篇』『SP 革命篇』「BORDER 警視庁捜査一課殺人犯捜査第4係」)
脚本:吉本昌弘(「ドラマWスペシャル なぜ君は絶望と闘えたのか」)、香坂隆史(「第6回WOWOWシナリオ大賞受賞作 ドラマW 埋もれる」)
音楽:村松崇継(『クライマーズ・ハイ』『思い出のマーニー』)

■キャスト
梶秀和役:渡部篤郎
武藤誠一役:時任三郎
朝倉比呂子役:門脇麦
その他:菅田将暉/岩松了、滝藤賢一、葵わかな、岩本多代、戸田昌宏、嶋田久作/前田敦子、森口瑤子、鶴田真由/木場勝己、中田喜子、佐藤B作、板谷由夏、橋爪功

WOWOW「翳りゆく夏」番組公式サイト



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