ハ・ジウォン、共演希望は木村拓哉?「奇皇后」特別番組公開収録潜入レポと写真!予告動画

2015年01月25日23時55分ドラマ
写真:navicon

1月25日(日)、NHKBSプレミアムで好評放送中の韓国ドラマ「奇皇后」の特別番組の公開収録が行われ、主人公のキ・スンニャン(ヤン)役を演じた女優ハ・ジウォンが登壇した!当日は、6000人の応募者の中から抽選で選ばれた50名を招待され、ドラマの撮影秘話や、最終回に向けて見どころなどを紹介!公開収録の現場を取材したので写真と一緒にご紹介!ドラマ予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

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ハ・ジウォンは、初めての写真集を今月5日より発売し、昨日は第2回目のファンミーティングを開催するなど、日本でも注目の演技派女優。彼女が主演した「奇皇后」は、14世紀、モンゴル帝国の中国領だった元に服属していた朝鮮半島の王国・高麗時代を背景に、元への貢女という境遇から皇后にまで上り詰めた実在の女性、奇皇后の壮絶な生涯をダイナミックにアレンジした韓国史劇。
これまでのあらすじはコチラで紹介⇒【「奇皇后」を2倍楽しむ】

100倍以上の倍率を潜り抜けて参加した50名のファンだけに、ドラマ&ハ・ジウォンファン度もかなり高い。手作り団扇やハ・ジウォンのニックネーム(ヘンニム=お日様)にちなんだのか“お日様”のバルーンや、ドラマの名シーンで重要な役を担当した“馬”の被り物をするファンなど、いつもの番組収録とは雰囲気を異にしていた。

当日のMCは、韓国ドラマコメンテーターの田代親世とお笑いコンビ・しずるの村上純。収録の様子は、3月1日(日)よる9時からの「もっと楽しむ!奇皇后」で放送される。番組が楽しめるようなレポートを写真と一緒にご紹介しよう。
昨日のファンミーティングのレポートは【「奇皇后」を2倍楽しむ】で近日中にご紹介するのでお楽しみに。

収録前に村上がなぜ今日ここに呼ばれたのかを説明。新婚旅行地に韓国を選び、もちろん「奇皇后」も視聴するなどなかなかの韓流通の様子。韓流のプロ・田代とはまた違ったどんなトークで盛り上げてくれるのか期待したい。

ハ【収録開始】
大きな拍手で迎えられてハ・ジウォン登場。男装もしたドラマとは違ってシックで女性らしい姿に、村上が「ドラマと違って、ほんわかした柔らかい雰囲気」とうっとり。そんな視線にハ・ジウォンが、「私がキ・スンニャンを演じるときには、カリスマのある役だったので日ごろからそういった雰囲気を出しました。でも、今は撮影が終わりましたのでソフトなハ・ジウォンに戻りました」とコメント。
客席を見渡すハ・ジウォンに、6000人の応募があったこと、ここにいるのは抽選で選ばれた50名だと聞き、目を丸くし感謝と祝福の言葉を伝えた。

最初に田代より「奇皇后」で思い浮かぶものを聞かれると、「私にとって挑戦した作品でした」と前置きし、「これまで51話の長編に主演したことが初めてで、演じた奇皇后という人物が一度も扱われたことのないキャラクターだったので、プレッシャーもあったが、この役をかっこよく演じたいと思った」と答えた。また、子役の出演が少なく、第1話から最終話まで出演したことについては、「1話1話が映画のように撮影され、多くのスタッフや俳優が9か月間大変苦労しました。私は1週間の内、5日間は徹夜で、長い旅を追えたようでした」と撮影の厳しさを語った。
奇皇后
ここで、ドラマ「奇皇后」のダイジェスト映像で流れると、50名のファンたちも息を飲むようにじっと画面を見つめた。第24話で放送した我が子を探すシーンのハ・ジウォンの悲しみの演技に客席のファンたちは息を飲み、ハ・ジウォンも当時を思い出したのか、こみあげる思いをこらえきれず涙をぬぐった。このダイジェスト映像で、日本語吹き替え版を初めて観た感想は「私の感情の表現をとてもうまく演じてくれた」と、声優への感謝の気持ちを述べた。田代から我が子を探すシーンが台本では川辺とあるだけだったが、母の心情になりきったハ・ジウォンが自ら川の中に入ったという裏話を明かされると、撮影は昨年1月、マイナス20度になるほどの激寒の中だっただけに、監督からのカットがかかった時には、「体がまるで氷柱(つらら)のようにカチカチに固まってしまい、火の前までスタッフに抱えられて溶かすように暖められた」と、ハ・ジウォンも撮影秘話を明かしてくれた。

ドラマは現在折り返しに入りいよいよスンニャンの復讐が始まるが、これについては、「愛する家族や仲間も失い、見知らぬ地で皇后になるためには固い決心と覚悟が必要だったはず」とスンニャンの気持ちを語り、「宮女から側室、そして皇后に成りあがっていく過程の中で見せようと思ったのは、これは単純な復讐だけではなく多くの人々を抱けるようなカリスマを持つ演技をしたいと思いました。ですから復讐というのは、私の演じたスンニャンの中の一部だと思います」と、女優ハ・ジウォンとしての想いを語った。

衣装会場には男装時代と皇后になってからのものと2着の衣装が飾られており、これが韓国から空輸されたものだと知らされると、「NHKすごい!」と興奮。衣装についてもキャラクターを表す大事な役目だと考え、自らMBC衣装チームとミーティングをしたとのこと。これまで女優自らが打ち合わせに参加するのは初めてらしく、ここでもハ・ジウォンの役にかける思いの深さが感じられた。

ここで村上から過酷な撮影期間にハ・ジウォンとして寝て、きちんと食事をとることができたのか?と優しい気遣いの質問がされた。これには、「『奇皇后』がこれまで演じた中で最も厳しい撮影で、きちんと寝たのは週に1度で、衣装やカツラやアクセサリーがすべて重くて、食事も車の中で背を伸ばしたままで果物やヨーグルトくらいしか食べることができなかった。レストランで食事をしたのも3度ほどで、撮影期間中は車の中が自宅のようでした」と驚くべき撮影の実情を語った。すべての撮影が終わった後、食べたかったデザートをたくさん食べた、と女性らしい欲求を満たしたようだ。
過酷な撮影の上、演じた役柄が厳しい境遇だったので役を演じ続けるモチベーションも大変だったと振り返りながらも「そのおかげでこうして韓国のみならず、アジアの多くのファンから愛され、この場に立つこともできたので、とても幸せに感じている」と、彼女らしい前向きな発言で撮影の思い出を締めくくった。

奇皇后(C)Lee Kim Production/MBC
左より、タファン、スンニャン(ヤン)、ワン・ユ
次に田代より、事前に視聴者からアンケートを取った「ワン・ユとタファンのどちらが好きか」という結果が発表された。結果は…。これについての視聴者の意見を聞いたうえで、ハ・ジウォンが的確に両者の人物像を語った。その結果と会場をうならせたハ・ジウォンの二人の人物評は3月1日の放送でご確認を。
そしてここで活躍したのが村上。「ハ・ジウォン本人としてはどちらがタイプ?」とタブーな質問。これには「あまりにもひどい質問」と答え、ハ・ジウォンはあくまでも一般的な男性タイプを答える形でやり過ごした。しかし、前日のファンミーティングではズバリその名を挙げている。それについては、【「奇皇后」を2倍楽しむ】の「ファンミ再現レポ」でご紹介。

ハ続いて、ホームページに寄せられた視聴者からの質問に答えるコーナー。
もっとも多かった質問「なぜ、そんなに美しいのか?」という質問に、お茶目な切り返しをしながらも「にこやかな表情で前向きな姿勢で明るく笑うこと」と、身振り手振りを交えて答えた。これに笑いのリアクションする村上にハ・ジウォンが、「俳優さんではないのですか?カッコいい」と言い、村上が耳まで赤くする一幕もあった。
次の質問では、NHKで放送した「チェオクの剣」「ファン・ジニ」「シークレット・ガーデン」そして「奇皇后」の中で「自分に一番近いキャラクターは?」という質問だされたが、これによって、彼女がNHK最多主演の韓国俳優だと気付いた。みんなが拍手でそれを祝福すると「NHK凄い!」と言い、自身に近いキャラクターを「シークレット・ガーデン」のキル・ライムとした。
思い入れのある役に付いては、ファンミーティングの時と同じく「すべて」と答えた。

ハ今度は客席のファンからの質問。
「ワイヤーなどの現代っぽいアクションと、殺陣など時代劇のアクションとどちらが好きか?」という質問には、「ラインの美しさやファンタジック的な要素、感情の込められた史劇アクションの方が少し好き」と答えた。
最後に、「日本の俳優や映画で好きなのは?」との質問が出され、しばらく考えた「最近重い作風のものが多かったので、ほのぼのとしたラブストーリーに出たい」と答えたうえで、かつて観た作品で最近見直した「ロングバケーション」を挙げ、「今も素敵な木村拓哉」の名前を口にした。他にも「ラブレターが好きだ」と答え、「日本の映画やドラマにも出演したいです」と、日本作品出演への意欲ものぞかせ、ファンを喜ばせた。

次は、有名人の“ものまねメイク”で知られるタレントのざわちんがハ・ジウォンのものまねメイクをするコーナー。こちらは映像による出演だったが、事前に見せられた映像をみてびっくり。特に、少女時代のユナや、BIGBANGのG-DRAGON、チャン・グンソクのものまねメイクでは目を丸くして驚きを隠せない様子。いよいよものまねメイクでハ・ジウォンになりきった写真を前にすると、一瞬自分自身と見間違い、「オー!そっくり」と声を挙げて大拍手。果たしてその出来栄えは?!3月1日の放送でお確かめを!

ハ続いてトークは、「奇皇后」になくてはならない適役のヨンチョルとタナシルリ談義で盛り上がった。強烈な悪役2人とどのように対峙して演じたのか?という田代からの質問には、「とても怖かったし、憎らしかったで」と可愛く答えながらも、「実際の二人は、タナシルリ役のペク・ジニさんはとてもかわいらしく、ヨンチョル役のチョン・グクファン先輩はとても暖かい方で、実際の撮影では楽しい雰囲気でした」と和やかな撮影風景も明かしてくれた。そんな悪役二人についてファンからは、「ヨンチョル一派は滅んでほしい。でもタナシルリはわがままお嬢さんだがかわいそうなところもあるので、最後はひどい目に遭わなければいいな」という意見も紹介された。これについてハ・ジウォンは、「この二人がいたからこそ、このドラマが多くの方から愛され、しっかりとしたストーリーを構成することができた」と言い、「二人の男性(ワン・ユとタファン)ともスンニャンを愛したので、タナシルリはとても寂しい思いをしたのではないか、と申し訳なく思っている」と答えた。

ハここで、村上が大好きな「妄想シーン」について質問をした。実は、こうした妄想シーンは、台本には詳しく書かれておらず、ほとんどがハ・ジウォンのアドリブだとか。実際の撮影では、チュ・ジンモやチ・チャンウクが戸惑ったり驚いた、ということをかわいい身振り手振りで再現して教えてくれた。この演技をするときは彼女自身も息抜きになったようで視聴者からも好評を博したこともあって、その後も脚本家が続けてたくさん登場させたとのこと。このスンニャンのブリブリっぷりをまとめたシーンがダイジェスト映像で流れ、会場を笑いの渦に巻き込んだ。

ハ約1時間にわたって収録された特別番組の最後に、ハ・ジウォンは「撮影時には孤独で淋しい思いもしました。キ・スンニャンが皇后になるまで本当に多くの試練や痛みを経験したので、私自身もとてもつらかったですが、今にして思えば、とても大変な撮影でしたが、こんなに大勢の人に愛されてとても幸せに思います。今(番組放送の3月1日現在)、NHKさんでは29話まで放送が終わったとお聞きしました。これから「奇皇后」の本格的なストーリーが展開するので、たくさんの皆さんに観ていただき、たくさんの愛情をいただきたいです」と作品への想いを語った。ファンには「これから本格的なストーリーが展開すので楽しみに観てください。ドラマを通じてたくさんのことを感じていただき、51話まで1話も見逃すことなくご覧ください」という言葉で締めくくった。

特別番組の収録は以上で終了。ここからは特別企画として招待された50名で、「奇皇后」マニアッククイズ大会が行われた。 
  ⇒続きを読む(クイズ大会&フォトセッション)



この様子はNHKBSプレミアムにて、3月1日(日)よる9時からスペシャル番組「もっと楽しむ!奇皇后」で放送の予定。また、「奇皇后」本編は、NHKBSプレミアムにて毎週日曜日夜9時から10時まで放送。
これまで見逃した回のある方は、【「奇皇后」を2倍楽しむ】で各話の詳しいあらすじや見どころを紹介しているので参考にどうぞ。

【韓流イベント】【ファンミレポ①】【レポ②】【レポ③】【NHK公開収録】【クイズ大会】

kandoratop 【作品詳細】 【「奇皇后」を2倍楽しむ】

NHK「奇皇后-ふたつの愛 涙の誓い-」



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