前回は、バツイチ子持ち男性を好きになった米子（伊藤歩）が子供のために料理をして、その子が食あたりを起こすというオチもあったが、父子の愛を描いた優しい物語だった…明日8月20日（木）放送の日テレ系「婚活刑事」第8話では、阿部亮平、黄川田将也、大口兼悟とタイプの違うイケメンをゲストに、米子が同僚から交際を申し込まれる！好きになったのが犯罪者というルールがここにきて覆されるのか？番組公式サイトでは予告動画を公開している。また、サイトでは最新話の1週間無料配信と「バックナンバー」で詳しいあらすじを紹介しているので、見逃した方はチェックを。Huluでも配信している。⇒Huluで今すぐ視聴！今なら2週間無料視聴実施中！

1974年、カナダの心理学者、ダットンとアロンが、「恐怖を共有すると脳が興奮を恋愛感情と勘違いする」という“釣り橋理論”を発表したが、前回の米子がまさにそうだった。交通課の弥生と一緒にボルダリングジムにやって来た米子は落ちそうになって、システムエンジニアの奥井啓介（川口覚）に助けてもらった。これを運命と感じる米子は自分が刑事だと明かし、啓介もバツイチの子持ちだと告白。二人は付き合うことになり、米子は仕事の遅い啓介の代わりに息子の翔（鈴木福）の面倒を見ようと張り切った。

そんな折、一軒家で垣内陽一と息子の健太が殺害される事件が発生。宮谷(升毅)は再婚相手の友理恵（河井青葉）が父子を殺害して逃げたと睨んでいた。
一方、翔は次第に米子に懐きだし、米子は啓介と翔のサプライズ誕生パーティーを開こうと提案。ところが準備が整ったところで啓介の携帯に着信があり出かけた。その直後、米子にも躑躅（小池徹平）から呼び出しがあった。躑躅は、垣内父子殺害の被疑者・友理恵が住むアパートへ米子を伴ったが、二人は啓介が部屋に入るのを目撃。乗り込もうとする躑躅に10分だけ時間をもらって部屋へ。米子は二人を緊急逮捕。

取り調べが始まった。友理恵が再婚した垣内は仕事がうまくいかず、息子や友里恵に暴力をふるうようになっていた。垣内は息子を殺害し、どうにもならなくなった自らのDVを止めるために自殺したのだった。友里恵が帰って来た時には2人は絶命しており、状況がよく呑み込めない友里恵が包丁を触ったために、凶器に彼女の指紋が付いていたのだった。
一方、啓介も取り調べを受けた。実は、翔は啓介の実の息子ではなかった。10年ほど前、同じアパートに住む友里恵が、「赤ん坊の泣き声がうるさい」と夫からDVを受けていた。それを目撃した啓介は赤ん坊を預かった。だが夫を恐れた友里恵はわが子が連れ戻されるのを恐れ、誘拐されたと嘘をついてしまった。その後夫に携帯を奪われ啓介と連絡が取れなくなっていた。結局啓介は転々と住まいを変えて翔と暮らすことに。何度も自首を考えた啓介は、翔には血のつながりがないこともうちあけていた。だから翔は啓介のことを啓介を名前で呼んでいたのだった。
そして10年ぶりに友里恵に再会し、彼女から事件のことを聞いて彼女が無実だと確信した啓介は、誕生日に翔と会わせてやり、自身はその後に自首しようと考えていた。
翔が、啓介を心から父として尊敬し、「お父さん」と呼びたがっていることを知る米子は、翔の本心を啓介に教えてやった。翔は初めて啓介を「お父さん」と呼んだ。

樹（鈴木砂羽）課長の指示で、一連の事件は父親の虐待からわが子を守るために友里恵が狂言誘拐を計画し、啓介は長年にわたってこれに協力したと、検察に報告された。

気になるのはラスト。宮谷が、米子の行きつけの串焼き「串升」に現れ、「25年」という意味深なキーワードを残した。果たして今後この言葉がどんな意味を持つのか？


■第8話あらすじ
米子(伊藤歩)は合同捜査している組織犯罪対策課の権堂(阿部亮平)から交際を申し込まれる。米子達はタレコミを受けて危険ドラッグの売人グループの峰(大口兼悟)を追い取引現場に踏み込むが2度とも失敗。躑躅(小池徹平)は内通者がいるかもしれないと考える。権堂への返事を先延ばししていた米子は猛アタックを受けて気持ちに変化が…。宮谷(升毅)はついに“米子レーダー”が発動したとショックを受ける。そんな折、売人グループのメンバーが銃殺される事件が発生。現場に権堂の警察手帳が落ちていて….

■第8話ゲスト
阿部亮平、黄川田将也、大口兼悟

「婚活刑事」の放送は、毎週木曜日 23時59分～24時54分、日テレ系で放送。主演は伊藤歩、共演は小池徹平、升毅、森カンナ、栗山航、吉満寛人、加藤諒、赤星昇一郎、川村エミコ(たんぽぽ)、片岡明日香、鈴木砂羽　他。

◇よみうりテレビ「婚活刑事」番組公式サイト

　【2015年夏ドラマ】　【関連記事・各話のあらすじ】