連ドラ史上初！ガールズラブをテーマにしたドラマ「トランジットガールズ」（全8話）がフジテレビ土ドラ枠、7日（土）夜11時50分よりスタート！「テラスハウス」制作陣が送るオリジナルストーリーで伊藤沙莉×佐久間由衣ともに初主演。親同士の再婚で義姉妹になった2人に恋心が芽生え…予告動画は番組公式サイトにて視聴できる。

「LGBT」という言葉を最近巷でよく見聞きするようになった。LGBTとはLesbian〈レズビアン：女性同性愛者〉、Gay〈ゲイ：男性同性愛者〉、Bisexual〈バイセクシャル：両性愛者〉、Transgender〈トランスジェンダー：性同一性障害を含む性別越境者〉のことで、決して差別用語ではない。

世界中でLGBTな人たちによる、自分たちが普通に暮らせる権利を主張する運動などが盛んに行われている。日本でも1994年から東京渋谷でゲイ・レズビアンのパレードが開催されている。20年という長い歴史の中で、途中主催者が変わったり、団体名が変わるなど変化はあったが、趣旨は一貫して同じ、自分たちLGBTも普通の暮らしができるよう、差別のない社会を求めている。過去には東京のみならず、大阪、神戸、沖縄などでも開催された。
2012年からは「東京レインボープライド〈TRP〉」が開催。2015年4月26日に開催されたパレードには3000人もが参加。さらに会場への来場者は過去最高6万人になった。

昔ならカルーセル麻紀、美輪明宏、高橋睦郞など同性愛者だとカミングアウトした芸能人や文化人は決して多くなかったが、昨今はKABA.ちゃん、前田健、はるな愛、IVAN、マツコ・デラックス、おぐねぇ、GENKINGのほか、豊島区議会議員の石川大河、中野区議会議員の石坂わたるなど、公職に就きながらもLGBTだとカミングアウトしている人も増えている。

全国初となる同性カップルを結婚に相当する関係と認める「同性カップル条例」が2015年4月、東京・渋谷区で可決・成立し、10月28日より「同性パートナーシップ証明書」の申請受付がはじまり、11月5日より交付される。さらに世田谷区も同じように同性カップルを公認する方針が明らかになった。このような動きが全国的、いや世界的に広がればいいのではないだろうか。

11月7日（土）からスタートする「トランジットガールズ」は、そこまで重いテーマではないが、連ドラ史上初となる女性同性愛者を主人公にした物語となる。親同士が再婚し、義姉妹となった高校3年生の葉山小百合（伊藤沙莉）と、プロカメラマンを目指す大学生の志田ゆい（佐久間由衣）が、最初は反発しあいながらも、徐々に恋心が芽生えていく…というストーリー。

もう一つ、話題となっているのがこのドラマの音楽を担当するのが、Dragon Ashの降谷建志。今年3月にソロデビューした降谷がソロ作品で初のドラマタイアップ曲（主題歌）を歌う。

フジテレビ 土ドラ 11月7日（土）よりスタート「トランジットガールズ」（全8話）。初回は23時50分より放送。2話以降は23時40分より放送。出演は、伊藤沙莉、佐久間由衣、健太郎、吉田里琴、渡辺恵伶奈、尚玄、霧島れいか、Mummy-Dほか。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

◇フジテレビ土ドラ11月7日スタート「トランジットガールズ」番組公式サイト

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