阪神電車、「阪神沿線物語」佐藤江梨子、ハマカーン出演TVCM最終話とメイキングを公開

2015年11月24日19時00分商品・CM

阪神電気鉄道は、阪神沿線の魅力を発信するため昨年1月からTVCMシリーズ「阪神沿線物語」を開始しているが、佐藤江梨子とハマカーンの神田伸一郎が出演するTVCM最終話となる第9話「新築祝い篇」と、そのメイキングを公開した。
TVCMシリーズは、佐藤江梨子とハマカーンの神田伸一郎が演じるカップルの生活を通じて、阪神沿線の利便性や人の温かさといった様々な沿線の魅力を発信していく連続ドラマCM。
阪神沿線で育った優子(佐藤江梨子)と阪神沿線に縁もゆかりもない東京出身の達也(神田伸一郎)が織りなす、笑いあり涙ありの人生ドラマ。CMには、2人のほか、ハマカーンの浜谷健司も出演する。

第1話のストーリーは、東京で働く達也には優子という神戸出身の彼女がいたが、ある日のデートの帰り道、達也が意を決して優子にプロポーズすると優子の口からは意外にも別れの言葉が出る。物語は、大失恋から大きく動き始める。
第2話のストーリーは、達也が東京から優子を追って神戸までやってくる。優子は、その熱意に負けてプロポーズを受け入れる。達也は、御影で洋食屋を営む優子の実家に挨拶に行くことになるが、そこには結婚の許可をもらうための大きなハードルが待ち受けていた・・・。
第3話のストーリーは、優子の実家で結婚後も同居するつもりでいた優子と達也のところへ、突然、優子の姉が出戻ってくる。彼女は、「あんたら2人で住んだらええやん」と2人を追い出そうとしたため、2人はやむなく新居探しを始める。
第4話のストーリーは、2人は、結婚式を目前に控え、優子の子供のころのアルバムを見ながら盛り上がる。同じころ、優子の父が営む洋食屋には、たくさんの人たちがお祝いに駆けつける。
第5話のストーリーは、神戸での生活にも慣れてきた2人が、休みの日に阪神電車に乗ってデートに出かける。2人は、甲子園球場のスタジアムツアーでグラウンドに降り立ったり、神戸ポートタワーで買い物を楽しんだりする。
第6話のストーリーは、2人が商店街に買い物にやって来る。達也が優子が街の人たちと笑顔で話しているのを見て感心するが、優子は「(みんなで震災を)乗り越えてきたから、笑うときも一緒に笑う。家族みたいなもんや」と説明する。
第7話のストーリーは、優子と達也に子供が産まれ、家族が今まで以上に阪神沿線に根付いていく様子を描く。また、今年、球団創設80周年を迎えた阪神タイガースのラッピング電車「Yellow Magicトレイン」が登場するほか、阪神タイガースOBの桧山進次郎も特別出演している。
第8話のストーリーは、優子から彼女の父(島崎俊郎)が「御影ラジオ体操会」に通い始めたことを聞き、達也も料理教室に通うことに決める。ところが、そこに、「はじめまちゅね~」と優子の父が現れ、達也は「お父さん!?」と驚き、父も「おっ」とビックリする。

第9話は、優子と達也が阪神タイガースOBの赤星憲広先輩夫婦の新築祝いにやってくる。先輩の奥さんが優子の赤ちゃんを抱き、「優子のちっちゃいころ、そっくりやんな」と言いながら赤星先輩の横に座り、彼も「ほんまやな」と赤ちゃんの手を握る。
しかし、優子は「2人知らんやん!」とツッコミを入れ、達也は部屋を見回して「いや、いいわぁ」と新築に感心する。優子は「何してんの? あの赤星先輩と結婚して、このおうちやで!?」と当然のことのように言う。
赤星先輩は「そんなことないって」と謙遜するが、優子は「みんなのあこがれやってんで、赤星先輩」と、自らがセーラー服を着て彼を応援していたころのことを思い起こす。
帰り道、2人が公園の中を歩いていると、達也が「おうち買おう!」と突然切り出し、優子は「えっ!?」と驚く。彼が「僕も負けてられないし」と言うと、彼女は「誰によ?」と聞き、彼が「赤星さん」と答えると、彼女は「対抗せんでええよ。そのうち」と笑う。
最後に、彼が「母さん。僕の大切な目標ができました」と母に伝えて締めくくる。

メイキングは、こうしたCMの撮影風景を見ることができ、和やかな雰囲気の中で進められた撮影の様子や、佐藤江梨子の全身のセーラー服姿も見られる。

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