「我々」という謎の組織がおぼろげに見えてきた前回の「スペシャリスト」（テレビ朝日系、21時）！本日2月4日（木）放送の第4話では、宅間刑事(草なぎ剛/草彅剛)と同じく、冤罪のために服役した男・矢橋役で眞島秀和が登場！新たな殺人事件で疑われる矢橋の無実を信じる姉小路（南果歩）の語る過去の事件とは？第4話あらすじと前回おさらい、番組公式サイトに予告動画が公開されている。

1月28日に放送した第3話は、時効寸前に殺人罪を消滅させるトリックを宅間（草彅剛）の名推理で見破ったが、「相棒」シリーズや「科捜研の女」シリーズを手掛けた戸田山雅司の脚本と「遺留捜査」の監督や『踊る大捜査線 THE MOVIE 湾岸署史上最悪の3日間』の演出を担当した七高剛というコンビだけに、見ごたえたっぷりハラハラドキドキのストーリー展開だった。犯人の口から「青いカトレア」というテロリストの名前が出てきたときには、「相棒」元日スペシャルにも登場した左翼過激派のテロ組織「赤いカナリア」を思い出した「相棒ファン」も多かったのでは？第3話を見逃した方は本日4日（木）ひる2時59分から再放送するのでチェックをお忘れなく。

■前回あらすじ
父・我妻公昭（羽場裕一）の死亡事故に関する書類の中に父と小学生時代の家庭教師だった奈津美（鶴田真由）のツーショット写真を見つけた真里亜（夏菜）。あるイタズラ投稿動画の中に奈津美の姿を見た真里亜は、父の死の真相を知ろうと動画を手掛かりに奈津美に会いにいった。ところが、奈津美は真里亜をある倉庫に監禁し、自分が公昭の死に関係したことを認め真里亜の前にふたつのアタッシェケースを置いた。正解の方のアタッシェケースを選べば、爆弾を解除し倉庫の外に出られるが、不正解の方を選べば、その瞬間爆弾が爆発する。そして公昭は不正解を選んで爆死したと教えた。倉庫内に監禁された真里亜の状況はネット中継で宅間善人（草彅剛）ら“総合事犯対応係（仮称）”に映像が送られた。
実は真里亜の父・公昭は公安庁の刑事でテロリストの青いカトレアを追っていた。そして公昭に好意を抱いている奈津美を利用し、スパイとしてテロリストに送り込んでいた。
奈津美は公昭に想いを伝えたが、公昭はその気持ちを拒否。爆弾の仕上げをしないという奈津美に代わって公昭が最後を仕上げようとした。その時、携帯電話で愛娘の真里亜に電話している姿を見た奈津美は、公昭に間違った配線を教えた。奈津美が倉庫の外に出た途端、公昭は爆死した。
殺人の時効が廃止されたことを知る奈津美は、真里亜を監禁しネットで映像を流すことで、10年前の公昭の死が過失致死だと警察に信じ込ませて時効を成立させようとした。また、真里亜の前のアタッシェケースにも爆弾は仕掛けておらず、裏口は施錠していないことでいたずらで済ませようと考えたのだった。
だが、宅間が一枚上手だった。宅間がすべて見抜き、真里亜を救出し唯子（芦名星）とすり替わった映像を奈津美にみせた。そして、10年前の最後の公昭との会話を録音した真里亜の携帯を最新の音響分析ソフトで解析し、会話の中に「違うわ、そっちじゃない」という爆破する方の信管を配線するよう教えた奈津美の声を聴かせ、自供に追い込んだ。
さらに、公昭が内密に謎の組織「我々」を調べていることも分かった。そしてこれこそが、宅間が各部署から過去の犯罪資料を集めている理由だった。
近づく謎の組織「我々」とは？

■第4話
加瀬というキャバクラのボーイが自宅で刺殺され、臨場した松原唯子（芦名星）、堀川耕平（平岡祐太）らは典型的な居直り強盗と判断。だが、総合事犯対応係（仮称）の部屋に戻ってきた唯子たちからその話を聞いた宅間善人（草彅剛）は、強盗説を一蹴し、犯人は初めから殺害目的で加瀬の部屋に侵入したはずだと主張。
そして宅間は姉小路千波（南果歩）と我妻真里亜（夏菜）を現場に行くよう仕向ける。実は宅間は、ここ数日、千波が元受刑者の矢橋宗一（眞島秀和）という男について調べていたことが気になっていた。さらに「加瀬信行」という名前を聞いたときの千波の反応が、露骨に何かを知っているようだったため、その理由を問いただすと、千波は衝撃的な事実を明らかにし、矢橋の犯行を疑う宅間たちの推測を強く否定し、ひとり矢橋の潜伏先を探し始めるのだった。

木曜ドラマ「スペシャリスト」はテレビ朝日系にて毎週木曜日夜9時から放送。出演は草彅（草なぎ）剛、南果歩、芦名星、和田正人、夏菜、平岡祐太、吹越満ほか。番組公式Twitterアカウントは「@specialist244」。予告動画は番組公式サイトで公開。

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◇テレビ朝日1月14日（木）夜9時スタート「スペシャリスト」番組公式サイト