【ラスト7話】幸村(堺雅人)赤い甲冑を身に纏い、真田丸を築城!6日NHK大河「真田丸」第44回予告動画

2016年11月05日13時00分ドラマ
©NHK

幸村(堺雅人)は大坂城最大の弱点である南側に出城建築を提案!そんな中、織田有楽斎(井上順)、大蔵卿局(峯村リエ)は集まった牢人たちを信用しない…豊臣家の態度に業を煮やす又兵衛(哀川翔)と勝永(岡本健一)は城を出ると言い出す…NHK総合6日(日)夜8時より「真田丸」第44回「築城」を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。

真田丸■真田の赤備え
真田幸村(堺雅人)のイメージカラーといえば「赤」。第44回にしてやっと幸村が赤い甲冑を身に纏う。そもそも赤い甲冑とは何かというと…。

甲冑、軍旗、武具などを赤で統一する編成を「赤備え(あかぞなえ)」と呼ぶ。戦場で特に目立つ赤を身に纏うと標的になりやすい。つまり、赤い甲冑こそが武勇に秀でた武将の証しなのである。

この「赤備え」は真田家発祥というわけではなく、古くは甲斐武田に仕えた飯富虎昌とされ、甲斐武田軍の代名詞ともなった。その後、徳川四天王の一人、井伊直政も赤備えをしたとされる。井伊、真田が武田の影響を受けているかどうかは諸説あるのでここでは省くが、赤備えとは歴史の名を残すほど戦国時代においてインパクトがあったと言えよう。

真田■前回のあらすじ
徳川軍が大坂に攻め入る中、秀頼(中川大志)は真田幸村(堺雅人)、毛利勝永(岡本健一)、後藤又兵衛(哀川翔)、明石全登(小林顕作)、長宗我部盛親(阿南健治)ら五人衆を集め軍議を開く。幸村は京にいる家康を攻めるべきと主張するが、ほかの者たちは大坂城に籠城すべきと主張。

話し合いを続ける中、勝永は幸村の意見に賛同。一方、クリスチャンの全登は豊臣家から幸村の意見に反対すれば、のちにキリスト教布教に協力してやると言われ、盛親も幸村の意見に反対すればお家復興に手を貸すと言われていた。しかし、幸村の説得により全登、盛親も京攻めに賛同。一人残った又兵衛も、みなの意見に最後は賛同し秀頼に最終判断を請う。五人衆の意見に賛同した秀頼は京にいる家康攻めを決意する。

ところが、全て淀(竹内結子)にひっくり返された。淀は秀頼が大坂城から出ることに大反対。秀頼は母の言うことを聞くしかなかった。豊臣家は幸村をはじめ、寄せ集めの牢人衆は単なる兵であり信用に値しないと考えていた。

一方、幸村の大坂城入りを知った信之(大泉洋)は、14年間九度山村で耐えた幸村の心情を察し、幸村の好きなようにさせたいと思った。しかし大坂に行った息子たちに、幸村のことを伝えねばならぬ。真田同士が戦をせぬよう、信吉(広田亮平)と信政(大山真志)に戦に出ぬよう伝えねばならぬ。

信之はその役を、姉・松(木村佳乃)に託した。

真田丸■第44回「築城」あらすじ
幸村(堺雅人)は豊臣家が大坂城籠城すると決めた後、大坂城最大の弱点となる南側に出城を築くことを提案。それが世に言う「真田丸」である。一方、信之(大泉洋)に託された松(木村佳乃)は大坂にいる信吉(広田亮平)、信政(大山真志)のもとへ向かった。

NHK大河ドラマ「真田丸」第44回「仲間」は11月6日(日)NHK総合は夜8時より、BSプレミアムは夜6時より放送。三谷幸喜脚本、堺雅人主演。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_sanadamaru」、公式Instagramアカウントは「nhk_sanadamaru」、そのほかFacebook、LINE番組公式アカウントでも情報公開中。第44回予告動画は番組公式サイトで視聴できる。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

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