エイズと認知症がテーマの社会派ドラマ「ありがとうございます」ノーカットで配信中

2010年01月12日13時56分ドラマ
視聴サイトへ
Copyright(c)KBS, KBSi All Rights Reserved.

ドラマ「ありがとうございます」は、“HIV”と“認知症”という重いテーマを優しく包み込んだ、感動のヒューマンドラマで、最高視聴率24.7パーセントの大ヒット作。このドラマをGyaOが、オリジナルノーカットで配信開始している。

「ありがとうございます」は2007年のKBSのドラマで、同時間帯には放送前から話題になっていた、「宮」で大ブレークしたチュ・ジフン主演の「魔王」や、韓国のオリビア・ハッセーと呼ばれるハン・ガイン主演の「魔女ユヒ」が待ち構えていた。強敵を向こうに回した「ありがとうございます」は、下馬評ではほとんど取り上げられることもなく静かなスタートを切った。ところが、ドラマがスタートするとエライことが起こってしまった!何と、強力な他局の2番組を押さえて「ありがとうございます」が同時間帯の視聴率1位になったのだ。一番驚いたのは、主役の医師ギソ役を演じたチャン・ヒョクかもしれない。

チャン・ヒョクは、軍除隊後初の作品としてこのドラマを選んだのだが、彼が軍に入隊した2004年当時、韓国芸能界では兵役逃れの問題が話題になっていた。そして、チャン・ヒョクもそれに関与したと報道されたのだ。そのとき、同じく話題になったのがソン・スンホンだった。どうしてもマスコミは大スターのソン・スンホンに目が行き、チャン・ヒョクの扱いはそれほど大きく取り上げられることはなかったが…。

その彼が、入隊後“模範訓練兵”としての表彰を受け、その翌年無事除隊した直後に取り組んだのが、この「ありがとうございます」だった。

彼はこれまでにもドラマ「明朗少女成功記」や映画「火山高」、「僕の彼女を紹介します」など人気の作品に出演していたが、「明朗少女成功記」ではヒロインのチャン・ナラの元気さに圧倒された感があったし、「火山高」や「僕の彼女を紹介します」ではクォン・サンウやチョン・ジヒョン、さらに「ボクの彼女」で一瞬しか出てこないチャ・テヒョンの方が印象に強く残った。

ところが、このドラマでチャン・ヒョクが大きく化けたのだ!死んだ恋人のミスでHIVに感染させてしまった子供とその家族を見守る、という難しい役どころの医師ギソの役を、彼は圧倒的な存在感で演じている。そして、彼の名演を際立たせたのが、HIVに感染した子供を天真爛漫かつ、大人顔負けの演技で涙を誘ったソ・シネの存在だった。

この二人に「乾パン先生とこんぺいとう」のコン・ヒョジンが加わったこのドラマ、その人気が回を追うごとにうなぎ上りになったのも当然といえば当然の成り行き。しかも、脚本はあの「ごめん、愛してる」の脚本家 イ・ギョンヒ!韓国中を涙で包み込んでしまったのもうなづける。。

このドラマは日本でも評判を呼び、“GyaOで見たい韓国ドラマアンケート”(2008年9月実施、2万2千人以上が投票)でも第3位に選ばれている。

◆ 作品紹介
・出演:チャン・ヒョク 、コン・ヒョジン、シン・グ、チェ・ガンヒ他
・配信期間 2010年1月9日(土)~2010年4月30日(金) 毎土曜1話ずつ更新

GyaO「ありがとうございます」