ベルリンフィルライブ配信-内田光子のベートーヴェンP協2、3番ほか(2月11日)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のフィルハーモニーホールにおける公演のライブ配信「Digital Concert Hall」。2月のライブでは、内田光子を独奏者としてベートーヴェンのピアノ協奏曲とシベリウスの交響曲(全7曲中初期の4曲)を組み合わせた演奏会を4回に渡って配信する。第2回の2月11日(日本時間)は、第2番と第3番、それにシベリウスの交響曲第3番である。
ピアノ協奏曲の第2番と第3番は、1792年にベートーヴェンが故郷ボンからウィーンに移り住んでしばらくして作曲された初期の作品である。これらの曲を自ら演奏することで、彼はウィーンにおける名声を確立した。
第2番〔1795〕は、第1番〔1795〕よりも先に作曲されたが、出版が半年ほど後になったことから第2番となった。初めての大規模な管弦楽作品である。まだ技巧的には控えめで、ハイドンやモーツァルトの影響を受けてはいるが、斬新な和音の展開と、予期せぬエネルギーの噴出は、作曲家の独自性を際立たせるに十分であった。こうしたスタイルは第3番〔1800〕にも引き継がれ、同じハ短調の交響曲第5番との共通点やモーツァルトのピアノ協奏曲第24番との類似も指摘されている。
この日は2つのピアノ協奏曲の間に、シベリウスの交響曲第3番〔1907〕が演奏される。この曲は今までベルリンフィルは演奏したことがなく、これが同フィルの初演である。それまでの後期ロマン派的な音楽から北欧風の楽曲への転換点となる作品である。
〈演奏〉ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:サー・サイモン・ラトル
ピアノ:内田光子
〈曲目〉・ルードウィッヒ・ファン・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調
・ジャン・シベリウス:交響曲第3番
・ルードウィッヒ・ファン・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調
ベルリン・フィル「Digital Concert Hall」
配信開始:2月11日(木)午前4時(日本時間)
視聴方法:公演ごとの視聴と年間通しチケットによる視聴がある。
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