好感度CMナンバー1・Softbankの白戸家新作CMが続々登場

2010年02月10日17時02分商品・CM
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好感度CMの顔ともなっているSoftbankのCM「白戸家」バージョンの新作が次々登場し、公式サイトで動画配信もされている。
2月に入って放送されている白戸家のCMは実に3バージョンもある。「しゃべって歩くお父さん」篇、「北国」篇、「親孝行」篇が今月から順次オンエアがスタートとなっている。
特に「北国」篇と「親孝行」篇では、夫婦で久しぶりの北国旅行をするという設定の下の連続作となっている。このどちらもSoftbankのサービス「ホワイト学割」のCMであり、離れていても子供たちをつい思い出してしまうお父さんの優しさを絡めた温かなショートストーリーになっている。

「北国」篇では、旅先で出会った女子高生を見た白戸家の父が娘の彩を思い出し、それがそのままSoftbank店員を務める上戸彩の映像とオーバーラップする。このCMで上戸が胸に付けているスタッフIDカードは、この春からSoftbankの全ショップに配布される新しいデザインのものである。実際のIDカードは顔写真も入って、以前のものより分かりやすくなっているとの事なので、そうしたネタを知っているとショップでもしっかりチェックしてしまいそうだ。
「親孝行」篇で訪れるのは、福井鉄道の西武生(にしたけふ)駅だ。鉄道ファンの間では、木造の無人駅で風情あることでも知られているが、老朽化を理由に近々立て替えられてしまうとのこと。豪雪の中でもしっかり佇む古き良き西武生駅を描き、資料的にも価値のあるCMとなった。このCMでも、旅先で見かけた母に親孝行をする息子を見かけて、自分の息子を思い出すお父さん。そして自分が親孝行してきたかに思いを馳せるお父さんに「気になるの?会いに行けば?」とすかさずお母さんの言葉。無言のうちに思いを汲み取る熟年夫婦の関係をさらりと描いてみせている。
今回のロケで福井を訪れた時は数年ぶりの大寒波と重なったという事で、ロケに苦労は多かっただろうが、その分北国の風情が十分に感じられる映像美としても仕上がった。
2つのCMでBGMに起用されているのは、日本を代表するシャンソンシンガーである金子由香利だ。谷村新司や山口百恵がファンとなるなどで注目を集め、1987年のNHK紅白歌合戦にも出場経験がある。その代表曲である「時は過ぎてゆく」が、雪国の映像と絶妙にマッチして独特の郷愁をかもし出している。

白戸家のCM作品は、SoftbankのCMギャラリーにて視聴出来る。

Softbank CMギャラリー