「スキャンダル」従弟チ・チャンウクの愛にソン・イェジンの答えは?映画版にない新要素満載の幕開け【第1・2話】

13時12分ドラマ
Netflix「スキャンダル」独占配信中

2003年公開のペ・ヨンジュン主演大ヒット映画をより繊細にリメイクしたソン・イェジン、チ・チャンウク、ナナら主演のNetflix「スキャンダル」(原題:스캔들)が9月18日(金)に全8話の独占配信を開始した。第1話と第2話のあらすじと見どころ、ドラマを深く知るための豆知識など紹介。

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第1・2話では、映画では描き切れなかったユン(ソン・イェジン)とウォンウォン(チ・チャンウク)の出会いや、行動の裏にあった心の動きなどを繊細に描きながら、危険な賭けの幕開けが描かれた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう(ネタバレあり)

「スキャンダル」は、朝鮮時代、優れた才能を持つ女性“チョ氏夫人”と朝鮮最高のプレイボーイ“チョ・ウォン”が繰り広げる大胆で危険な愛の賭けごと、そしてその賭けごとに絡み合う女性“ヒヨン”の話を描いたロマンス時代劇。※navicon特集➡【「スキャンダル」を2倍楽しむ】

ペ・ヨンジュン主演の大ヒット映画『スキャンダル-朝鮮男女相悦之詞』(2003年)のリメイク作品であり、フランスの古典小説『危険な関係』を朝鮮王朝時代を舞台に置き換えて描いている。映画版と同じく「R-18指定」だが、監督は「過激な描写も期待していい」と自信をのぞかせている。(日本では「16+」=視聴推薦16歳以上)

■キャストキャスト・キャラクター(登場人物)を画像、映画版比較、おすすめ作品と共に徹底解説
チョ氏夫人(チョ・ユン)役:ソン・イェジン
チョ・ウォン役:チ・チャンウク
アン・ヒヨン役:ナナ
プニ役:ハン・ソナ(元Secret)
クォン・インホ役:カン・チャニ(SF9)
ソオク役:シン・ユナ
 ほか

■第1話あらすじ

身分や家柄が人々の人生を大きく左右していた時代。従姉と従弟でありながら互いに惹かれあっていたユン(幼少期/シン・ソヒョン)とウォン(幼少期/チョン・ヒョンジュン)。二人は密かに文通で気持ちを伝え合っていたが、月日が経ち、直接会える機会は失われた。

裕福な両班の家に嫁いだユン(ソン・イェジン)は、夫のユ大監(イ・ジフン)との間に子どもができないまま、長い結婚生活を送っていた。夫婦の間に愛情がないわけではないものの、家の跡継ぎを必要とするユ大監にとって、妻よりも家の存続が優先されることは明らかだった。

煙草屋の女将プニ(ハン・ソナ)はどうにか娘を側女として嫁がせようと媚を売るが、彼女が気に食わないユンは彼女を牽制。しかし、プニが送り込んだソオク(シン・ユナ)の天真爛漫さがユ大監に気に入られ、結局、側女として迎えられる。まだ若く純真なソオクが屋敷に入ったことで、ユンの生活は大きく変わっていく。しかし、ユンは感情をあからさまに表すことなく、冷静に状況を見つめ続ける。

ソオクの天真爛漫さにかつての自分を重ね合わせたユンは久々にウォン(チ・チャンウク)に文を送り、「頼みたいことがある」と呼び出す。互いのことをよく知る二人の間には、単なる親族とは言い切れない複雑な感情が存在していた。ユンはそんなウォンに目を向け、自分の胸の内に秘めていたある計画を実行に移そうとする。成長し容姿端麗な遊び人となり妓楼で放蕩していたウォンは、文を見るといてもたってもいられず、彼女が暮らす漢陽へ馬を走らせる。

心の内で恋焦がれていたウォンが目の前に現れ、瞳を潤ませたユンは願い事を伝える。期待するウォンだが、女性を誘惑することにかけては誰にも負けない彼に対し、彼女が持ちかけたのは普通の恋愛相談ではなかった。彼自身がユ大監に代わってソオクに子を宿して欲しいというのだ。彼にそっくりの子供を胸に抱きたいというユンの言葉に、今でも自分に恋心を抱いているのかと尋ねるが、ユンは微笑み見つめるだけだった…。

■見どころ

待望の第1話では、冒頭から幼い頃のユンとウォンの出会いが描かれ、映画尺では描ききれなかったそれぞれのキャラクターの深みが繊細に描かれた。第1話の最大の見どころは、ソン・イェジン演じるユンの人物像。夫が跡継ぎのために若い側室を迎えても動揺を表に出さず、その裏で自分の欲望や計略を静かに巡らせる姿が印象的だ。2003年版でユンにあたる人物を演じたイ・ミスクは、成熟した女性ならではの余裕と妖艶さを前面に出していたが、今回のソン・イェジン版は「女性として生きることを制限された時代に、自分の人生を自分で選ぼうとする女性」という側面がより強く再構築されている。

映画を全8話もの長編に再構築することで、新訳として物語を再構築した本作。単に色男と策略家の関係ではなく、互いを知り尽くした二人だからこそ成立する危険な駆け引きに注目したい。

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■豆知識

華城(ファソン):韓国・京畿道水原市にある、18世紀末に築かれたユネスコ世界遺産の城郭遺跡(水原華城)のこと。朝鮮王朝第22代王・正祖の治世(1794年~1796年)に建設された。
※もっと詳しく⇒正祖のやった偉業って?


■第2話あらすじ

スキャンダルNetflix「スキャンダル」独占配信中漢陽へ向かう道中、自ら入水自殺をしようとするヒヨンを見かけたウォンは馬を止める。彼女は左議政の長男グムホに嫁ぐはずが、挙式の直前に彼を失い、夫の顔も知らないまま寡婦として名誉の死をさせられることになっていた。連れて行かれる彼女の悲しげな表情に心を打たれたウォンは、彼女が忘れた布から彼女の名前を知る。

ユンから思いもよらない提案を受けたウォン。左議政夫人からの贈り物が届いたことで、話題は数年前に急逝したグムホのことに。今でも気があるのか答えてもらえず悶々とするウォンは、偶然見かけたヒヨンが魅力的だったと告げ、ユンの気を引こうとするが、彼女は全く意に介さず笑みを浮かべ、どちらかが願いを何でも聞くという条件で、ヒヨン彼の魅力で誘惑してみせるという、危険な賭けを持ちかける。

ヒヨンは夫を亡くした後も貞節を守り、亡き夫への思いを胸に生きている女性だった。恋愛経験が豊富で、女性の心を巧みに操ってきたウォンにとっても、簡単に心を開かせられる相手ではない。

ユンは、そんなヒヨンをウォンが本当に振り向かせられるのかを試そうとする。ウォンにとっても、自分の恋愛術を試す絶好の機会だった。これまで数多くの女性を夢中にさせてきた自分なら、どれほど貞淑な女性であっても心を動かせる。そんな自信を胸に、ウォンは下男のチルソン(クォン・ドギュン)とヒヨンの下女ウンシル(キム・ジアン)を近づけ、彼女に接近していく。

一方、何も知らないヒヨンは、ウォンが自分に近づいてきた本当の理由を知る由もない。亡き夫への忠誠を守ろうとするヒヨンにとって、ウォンの存在は、それまで築いてきた平穏な生活を揺るがすものになっていく。

同じく左議政の屋敷を訪れたユンは、すっかり憔悴したヒヨンに夫が残した遺品を手渡すと、夫のことをよく知らなかったヒヨンに彼の人柄を語り始める。恋文作戦は失敗したものの、ウンシルを味方につけたウォンはあと半月で喪が明けてヒヨンが夫の後を追わなければいけないことを知る。

ユンが作戦を妨害するためにヒヨンを訪ねたと抗議し、二人は言い合いになるが、そこに突然、左義政の末男インホ(カン・チャニ)と共にヒヨンが訪ねてくる。他の男性との接触を避けるヒヨンだが、ユンには心を開き、縁談へのときめきから寡婦になった虚無感を打ち明け、ユンも若かりし頃のウォンへの叶わぬ恋慕を仄めかす。一方のウォンもインホにユンへの気持ちを仄めかしていた。そしてソオクもひょんなことからインホと出会い、徐々に因縁が結ばれ始める。

作戦を妨害したかと思えば、ヒヨンとの関係を後押ししようとするユンに困惑するウォン。ユンはユ大監との縁談を持ちかけられ、一度はウォンと駆け落ちしようと試みるも、娘の幸せを願う父の涙を見てしまい、思いとどまり婚姻を受け入れた。待ちぼうけを食らったウォンは喪失感を埋めるように女遊びに耽るようになったのだった…。

■見どころ

第2話では、いよいよユンとウォンによる「恋の賭け」が始動する。ウォンが狙うのは、夫を亡くした後も貞節を守ってきたヒヨン。2003年版でウォンを演じたペ・ヨンジュンと、今回のチ・チャンウクの違いにも注目したい。映画版のウォンが華やかで奔放な色男という印象を強く残したのに対し、シリーズ版では、なぜ彼が恋愛を信じず遊び続けるようになったのかという内面まで描かれていく。さらにナナ演じるヒヨンも、単純に誘惑される「標的」ではなく、自分の欲望と信念の間で揺れる女性として描かれる。特に重要なのは、ウォンがまだ「ゲーム」として始めた誘惑が、次第に本物の感情へ変化する可能性を秘めていることだ。3人それぞれの視線と表情に注目し、映画版との違いを探しながら見ると面白い。

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■豆知識

烈女門:朝鮮王朝時代、「烈女不事二夫(烈女は二人の夫に仕えず)」という儒教の道徳観に基づき、夫の死後も再婚せず貞節を貫くことが美徳とされた。されには、夫の後を追って死を選ぶ女性を“烈女”と呼んで称賛し、烈女を出した家や村の入り口に「烈女門」を建てた。
※もっと詳しく⇒時代背景①朝鮮時代の寡婦(考)

Netflixシリーズ「スキャンダル」は、9月18日(金)より世界独占配信。【「スキャンダル」を2倍楽しむ】では、全話あらすじと見どころ、時代背景、キャスト・キャラクターの徹底解説、映画との違いなど、ドラマの魅力を深掘りしていく。

本予告

kandoratop【作品詳細】【「スキャンダル」を2倍楽しむ】