松平アナの熱唱にも注目?ドラマ「日本のいちばん長い夏」会見―NHK
現代の文化人が終戦体験を熱演―、7月31日NHK・BShiで放送のハイビジョン特集「日本のいちばん長い夏」の出演者会見の動画が、NHKの番組情報サイト「コレ見て!MOVIE」に配信されている。
東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年(1963年)、日本を代表する政治家や知識人、文化人、官僚ら28人が東京・銀座の料亭に集まり、太平洋戦争終戦を語る一大座談会が開かれた。その様子をまとめベストセラーとなった「日本のいちばん長い日」の著者・半藤一利氏が、近年になって再編集した「日本のいちばん長い夏」をベースにドラマ化。当時の文化人たちと同じ世代の親を持つ、現代の文化人たちが彼らの語りを演じ、さらに次の世代へ語り継いでいこという企画だ。
会見では、ドラマに出演した弁護士の湯浅卓氏、慶應義塾大学教授の中村伊知哉氏、落語家の立川らく朝さん、元NHKアナウンサーの松平定知氏の4人が出席。普段の本職とは勝手が違うドラマ出演に「(座談会と聞いて)はじめは楽な仕事かと思っていたが、やってみるとものすごく消耗した」(中村氏)。
中でも「プレッシャーを感じた」というのはテレビ慣れしているはずの松平アナ。なんと出演者で唯一、歌を歌うシーンがあり、「幸いにも一発OKが出た」と誇らしげ。周囲の出演者からは「歌手デビューですね」とほめられたとか。戦争を語り継ぐシリアスなドラマ内容もさることながら、松平アナの熱唱ぶりにも注目だ。
なお、このドラマは8月7日より劇場公開される。
ハイビジョン特集「日本のいちばん長い夏」 試写会&会見
映画「日本のいちばん長い夏」