ヒョンジュンとソンファが、核爆弾のありかと思われるテロのアジトに潜入したところで終わった第14回！15回放送では、いよいよ核爆弾のありかを突き止めるドラマ最高の山場を迎える。

以下の文中に登場する人物については、番組サイト「人物相関図」を参考にしよう。今回の予告動画は、番組サイト予告動画が公開されている。前回分を見逃した方は、毎回本編放送後48時間以降にTBSオンデマンドで見逃し配信rが開始されるので活用しよう。（視聴料金315円）

【第15回放送の見どころ】
ヒョンジュンが核爆弾のありかと思われる場所に到着したとき、すでにそこはテロリストたちが引き払った後だった。落胆するヒョンジュンたちだったが、そこに何者かが侵入してきた。なんと、スンヒだった！緊迫したスパイアクションが、二人が見つめあった瞬間最高のメロドラマに変わった。万感の思いを込めてただ見つめあう二人。そこでスンヒの一言で二人は、昔のように抱きしめあう。さあ、スンヒの言葉を聞き逃すことのないように。ヒョンジュンがこれまでの経緯を語り、すべてを知ったスンヒだったが、彼女も「IRIS」の存在は知らないようだ。

そんな二人のもとに、サウが部下を引き連れてやってきた。スンヒがサウを引きとめ、ヒョンジュンとソンファは何とか逃げ延びた。ヒョンジュンとスンヒの束の間の再会はこうして終わった。

すべてを知ったスンヒはどうしてもサウが許せない。サウは、「自分がヒョンジュンを殺さなければ、スンヒにその役目が回ったはず。スンヒに愛するヒョンジュンを殺させる訳にはいかなかった」と告白するが、スンヒの一言で、サウの心はズタズタになる。もはや、スンヒを片思いすることも拒絶されてしまったサウ。彼の左目から涙が一筋流れる。涙ってこんなにきれいに流れるのか、と思わず見惚れてしまった。

ところで、ソンファだ。アジトでヒョンジュンとスンヒがほんの一時の再会を果たしている間、彼女はどこに居たのか？気を利かして建物の外で待っていたのだ。なんといじらしい～。
カナダのある心理学者が発表した“釣り橋理論”というのをご存知だろうか。恐怖を共有すると、脳が興奮を恋愛感情と勘違いする、というあれだ。ソンファは組織に見捨てられ、ヒョンジュンと多くの恐怖に二人で乗り越え、もはや、吊り橋理論でなく本当にヒョンジュンを愛してしまっていたのだ。そして、ソンファは、スンヒが生きていることを知っていたと、ヒョンジュンに正直に話し謝罪した。「なぜ、そんなことをしたのか？」と聞くヒョンジュンに、ソンファは涙で答えるしかなかった。切ないソンファの本心を知ったヒョンジュンが、この後どうしたかは、ドラマを見てのお楽しみ。ただ、筆者は画面の中のヒョンジュンに一言注意したことは報告しておこう。「そんなことをしたらソンファはもっと貴方を好きになってしまいますよ！」。まったくヒョンジュンは罪な男だ。

一方、ヒョンジュンがテロの工作班と核爆弾を見失ったことを知った大統領（イ・ジョンギル）は、チョリョン（キム・スンウ）の上司、北朝鮮中央委員でテロ組織の黒幕のヨン・ギフン（チェ・ジョンファン）を逮捕する。しかし、ヨン委員は連行中ある人物に暗殺されてしまう。これでいよいよ核爆弾の設置場所が分からなくなってしまった。

チョンリョンとヒョンジュンの二人に大統領からじきじきの命が下る。
チョンリョンには、北朝鮮に戻ってヨン委員が亡くなったことで起こりうる政治的クーデターを抑えるように。そして、ヒョンジュンには、「私が信じられるのはお前だけだ」。こう言われちゃやらないわけにはいかない。

大統領は核爆弾の設置場所を聞き出すため、ペク・サン（キム・ヨンチョル）とサウの逮捕に踏み切る。

さあ、ここからヒョンジュンの鋭い推理力とずば抜けた記憶力がものを言う。
北朝鮮に戻ったチョリョンがある人物を尋問し、攻撃目標を聞き出し、これをヒョンジュンに伝える。

まずは、ヒョンジュンの推理力に注目しよう。
・攻撃目標＝政府庁舎、アメリカ大使館、青瓦台の3箇所。
・火薬の量は21kt。
この二つの情報から、ヒョンジュンは核爆弾の設置地点を見事割り出した。

次は、ずば抜けた記憶力だ。
・テロリストたちは、ソウル市内の一定の場所を何度も下見していた。
・テロリストたちのアジトにあったホワイトボードに“K15”という文字があった。
この記憶からヒョンジュンがついに核爆弾の設置場所を割り出した。
これを受けてNSSは、核テロ爆発の遠隔操作を阻止するため、電波妨害をする。

さあ、アナタはこのヒントでヒョンジュンより先に核爆弾の場所を見つけることができるだろうか？答えは、11日（水）夜9時からのTBSの放送で…。


[韓ドラここが知りたい！TOPへ]＞[IRIS－アイリス－]メニューへ

TBS「IRIS－アイリス－」オフィシャルサイト
TBSオンデマンド「IRIS－アイリス－」