「南田南弁護士は天才肌」自閉症への偏見に直面、芦田愛菜が退職願を提出…第3話ネタバレと次回予告
11月2日にカンテレ・フジテレビ系で放送された芦田愛菜主演「南田南弁護士は天才肌」第3話“それが私たちの現実です人”のネタバレあらすじとみどころを紹介しよう。予告動画は公式サイトで公開、Tverとカンテレドーガで見逃し配信されている。
「南田南弁護士は天才肌」は、自閉スペクトラム症(ASD)でありながら東京大学法学部を首席で卒業し、司法試験にもトップで合格した新人弁護士・南田南(芦田愛菜)が、社会の偏見やさまざまな壁にぶつかりながら、独自の視点とひらめきで難事件に挑んでいくハートフル法廷ドラマ。原作は、2022年に韓国で放送され、Netflixを通じて世界的な人気を集めた「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」。➡navicon特集【「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を2倍楽しむ】
第3話では、南が自閉スペクトラム症の青年・惣介(大政凜)の弁護を担当することに。重度の自閉症である惣介からの聞き取りは難しく、犯行の動機も分からない。さらに、同じ自閉症の弁護士である南にも厳しい視線が向けられ、裁判は難航する。
同行していた湊人の知人から、湊人が障がい者ボランティアをしていると思われたり、「同じ自閉症のくせに」と罵倒されたり、さらにネットに上がった辛辣な書き込みに身体をこわばらせる南。表情にあらわれなくても、これまで南が受けたきた差別や偏見が、彼女を苦しめてきたことが悲しいほどに伝わった。
「ナチス政権のドイツでは法律や国の仕組みで障害のある人の権利が奪われ、生きる価値がない命として、殺された人もいました。その中には自閉スペクトラム症の人も含まれていたのです。私と惣介さんは、生きる価値があるかないかをはかられる人間だったのです。そして、今も多くの人が、“障がい者じゃなく未来ある若者が死んだのは社会的損失”というコメントに“いいね”を押します。それが自閉スペクトラム症である私たちの現実です」と言う南のモノローグに胸を締め付けられる思いがした。
その苦難を乗り越えて弁護士になった南だが、今回の件で弁護人としての自信を大きく喪失してしまったようだ。悩んだあげく、辞表を提出することに…。
惣介の心を開くために、南と宮地が「ウルトラマンゼロ」の寸劇をするシーンにはホッコリ。SNSも大反響。「仮面ライダーゼロワン」の高橋文哉がポーズを決める場面もあり「ゼロ繋がりとってこと?」など多くの声が寄せられた。
■第3話 ネタバレあらすじ
宮地(山口馬木也)の案件を一緒に担当することになった南(芦田愛菜)。とある会社の会長宅で、自閉症の次男が長男を殴って死なせてしまったのだという。両親が駆けつけたとき、次男の惣介(大政凜)が「やめろ!やめろ!」と叫びながら兄に馬乗りになって顔や体を殴っていたといい、検察は死因となった胸部損傷も惣介によるものとみているが、詳しい聞き取りが困難で動機が分からない。
惣介を連れて事務所を訪れた両親は、南もまた自閉症だと知り、驚きの表情を見せる。惣介は大好きなウルトラマンゼロの服やグッズを身につけ、手には人形を持ち、じっと座っていることも難しい様子。だが攻撃的な一面を見せたことはなく、兄弟仲も良かったことから、両親も惣介が兄を暴行する理由に心当たりがないという。
南は早速、何があったのか聞き出そうとするが、「お兄さんになにかされましたか?」と聞いた次の瞬間、惣介は興奮状態に。予期せぬ事態に少し混乱を見せる南だったが、誠(角田晃広)に自閉症の人との関わり方について「本人の好きに寄り添うと良い」というアドバイスをもらうと、後日、再び惣介と対面。心を開いてもらうため、宮地と小春(久保史緒里)の力を借りて、ウルトラマンゼロの寸劇作戦を実行する。劇は好評だったものの思うようにはいかず、惣介からの聞き取りは困難を極める。
そこで南は、パラリーガルの湊人(高橋文哉)とともに現場となった被害者の部屋を見せてもらうことに。ベットの下から不自然な形に歪んだ延長コードを見つけ、ひとつの仮説をひらめく。2人は部屋で見つけた兄の勉強ノートとコードを両親に見せ、惣介が兄が自殺する現場に居合わせたのではないかと話す。惣介が「やめろ、やめろ」と連呼するのは兄の自殺を止めたかったからではないかと。
両親は長男の自殺を受け入れられず、家の恥をさらしたくないという。「生きている惣介さんはどうなるのですか?殺してもいないのに…」と訴える南に、「あんただって自閉症だろう。何様のともりだ」と父は怒鳴りつけ2人を追い返す。
翌日。惣介が独りで事務所にやってくる。後からやってきた母は、改めて兄が自殺を図ったことは明かさずに弁護をお願いしたいと申し出た。しかし、第一回口頭弁論では検事側が自閉症である南に対して差別発言を繰返し、思うような反撃を加えることができなかった。惣介の父は南をチームから外すように告げる。
南は仕方がないと受けれる。つい先日も、自分と一緒にいると湊人が障害者のボランティアに見られるという事実に心を傷つけられたばかりの南だった。後任に指名された氷見(細田佳央太)は大喜び。
それでも南は事件をふりかえるために首吊りの再現を行い、惣介が兄を助けようとしていた証拠をつかみとる。しかし、それを立証するためには兄の自殺を隠しておくことはできない。宮地は両親に南が見つけた証拠を提示。両親は息子を追い込んだのが自分たちだと反省し、「もしあの子が生きていたら、惣介を殺人犯にするなと言ったでしょう」と自殺の事実を公表することを承諾する。
南は氷見に裁判に出て欲しいと頼む。裁判は無事終わり、傷害致死では無罪となり、傷害罪も執行猶予がつくと予想された。惣介の父は南に感謝するが…そのころ、南は辞表を書いて事務所から私物を持ち出していた。
※この回は「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の第3話を原作をしています。
■第4話 あらすじ
南が退職願を出して数日がたった。事情を知らない湊人は連絡がとれないまま欠勤を続ける南を心配するが、その南は、父の誠と一緒に、かつて暮らしていた長野県の諏訪を訪れていた。親友の莉々衣(柿原りんか)の両親が自宅を改装し、こだわって作ったオープン目前の古民家カフェに招待されたのだ。久々の再会に一同は楽しいひとときを過ごすが、莉々衣が突然、カフェのオープンを前に一つ問題があると、庭先に置かれた資材小屋に目をやる。それは昔、近所の工務店に頼まれて置かれたものだが、社長が亡くなり、撤去してもらおうにも連絡先が分からないという。
南の助言で資材小屋の相続者を突き止めた莉々衣たちは、早速、当事者である社長の息子・継原直也(笠原秀幸)の元へ。しかし継原は、撤去は了承したものの費用を出す気はない。両者が押し問答になると、たまらず南が法的根拠を示し、撤去の要請が正当なものであることを主張する。ところが、今度は継原が弁護士を伴って現れ、資材小屋が置かれた土地の所有権は自分側に移ると主張してくる。その言い分もまた正しいと気付き、責任を感じた南は、莉々衣に先輩弁護士の宮地を紹介するが、宮地に断られてしまい…。
「南田南弁護士は天才肌」は毎週月曜22時、カンテレ・フジテレビ系全国ネットで放送。出演は、芦田愛菜、高橋文哉、細田佳央太、久保史緒里、柿原りんか、山口馬木也、平岩紙、角田晃広ほか。原作は「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(AStory)、脚本は田辺茂範、モラル、演出は三宅喜重、安川有果、洞功二、中田博之。主題歌はmuque「いいんじゃない」。最新話の見逃し配信はTVerとカンテレドーガ、Netflixでは初回放送終了直後から各話を順次配信する。
◇カンテレ・フジテレビ「南田南弁護士は天才肌」HP
【「南田南弁護士は天才肌」関連記事・全話あらすじ】
オリジナル版の全話あらすじと見どころ、キャストの魅力などは【「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を2倍楽しむ】で詳しく紹介している。