韓ドラ「愛だと言って」今夜、TV初放送!復讐相手に恋したら…キム・ヨングァン×イ・ソンギョンの“静かな愛”が胸を打つ理由
キム・ヨングァンとイ・ソンギョンがW主演を務めた韓国ドラマ「愛だと言って」(2023年、全16話)が、本日11月2日(月)午後8時からKNTVでテレビ初放送される。Disney+(ディズニープラス)での配信当時、主演2人の繊細な演技と美しい映像、心に染みる音楽が高く評価された大人のラブストーリーだ。その見どころと2023年当時の視聴者の反応を振り返る。
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「愛だと言って」は、復讐するはずだった男性に恋してしまった女性と、孤独を抱えて生きる男性。出会うべきではなかった2人が紡ぐ、切なくも温かな愛の物語。➡【全話あらすじと見どころ】
■復讐するはずだった相手に恋をした…切なすぎる運命
主人公シム・ウジュ(イ・ソンギョン)は、13年前、父親の不倫によって幸せな家庭を奪われた女性。父親は母親の友人だった女性と駆け落ちし、残された家族の人生は一変した。
そんなある日、長年音信不通だった父親の訃報が届く。ところが、悲しみに暮れる間もなく、父親の再婚相手マ・ヒジャ(ナム・ギエ)によって、家族が長年暮らしてきた家まで奪われてしまう。怒りに震えたウジュは、人生を狂わせた女への復讐を決意。その標的として近づいたのが、ヒジャの息子ハン・ドンジン(キム・ヨングァン)だった。
ところが、ドンジンはウジュが想像していたような傲慢で裕福な男ではなかった。イベント会社を経営しながら数々の問題を抱え、誰よりも孤独に生きる、不器用で心優しい男性だったのだ。
復讐のために近づいたはずなのに、彼の寂しさが気になって仕方がない。傷つけるつもりだった相手を、いつしか守りたいと思うようになる。憎しみから始まった関係が愛へと変わるとき、2人はどんな選択をするのか。ありふれた恋愛ドラマとは一味違う、切なくも温かな物語が幕を開ける。
■見どころ① 華やかなスター2人が見せた“くたびれた演技”
最大の見どころは、キム・ヨングァンとイ・ソンギョンの大胆なイメージチェンジだ。キム・ヨングァンといえば、モデル出身の抜群のスタイルと爽やかな笑顔が魅力の俳優。「ピノキオ」や『君の結婚式』などでロマンチックな魅力を発揮する一方、Netflix「サムバディ」では不気味な殺人犯を演じ、演技の幅を広げた。
そんな彼が本作で演じるドンジンは、肩を落とし、背中を丸め、いつも疲れた表情で歩く男性。長身で華やかなはずのキム・ヨングァンが、驚くほど小さく、寂しげに見える。
一方、「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~」や「浪漫ドクター キム・サブ」シリーズなどで明るい魅力を振りまいてきたイ・ソンギョンも、今回は笑顔を封印。怒りと悲しみを抱えたウジュを、鋭い視線と抑えた表情で演じている。
2023年2月の配信開始直後、naviconでは、2人のスターオーラを消した演技に注目。SNSでも、くたびれたキム・ヨングァンが小さく見えることへの驚きや、イ・ソンギョンの気の強いヒロインへの好意的な反応が寄せられた。美男美女の華やかな恋愛を期待すると、最初は少し驚くかもしれない。しかし、その飾らない姿こそが、作品に深い説得力を与えている。
■見どころ② セリフよりも雄弁な視線、少しずつ変わる2人の表情
本作は、派手な愛の告白や劇的な展開で視聴者を引きつけるタイプのロマンスではない。相手の後ろ姿を見つめる視線、何気ない気遣い、言葉を飲み込んだあとの沈黙。そんな小さな瞬間を積み重ねながら、2人の心の距離がゆっくりと縮まっていく。
2023年2月にソウルで開催された制作発表会で、イ・ソンギョンは、序盤のウジュはドンジンに敵対心をむき出しにし、ドンジンも無気力で何もかも面倒に感じていると説明。そのうえで、物語が進むにつれて2人の目や表情まで変化していくことに注目してほしいと語った。
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この言葉こそ、本作を楽しむための大切なヒントだ。最初は険しかったウジュの表情がいつ和らぐのか。うつむいてばかりいたドンジンが、いつ相手の顔をまっすぐ見つめるようになるのか。何気ない視線の変化に気づいたとき、視聴者もまた、2人の恋に深く引き込まれているはずだ。
■見どころ③ 淡いピンクの映像美と心に染みるOST
物語を包み込む独特の映像美も見逃せない。全体的に彩度を抑えた淡いピンク色の画面は、温かさを感じさせながらも、どこか寂しげ。都会の片隅で孤独を抱える登場人物たちの心情を、繊細な色彩と光のコントラストで映し出している。
配信開始当時のSNSでも、映像の美しさや独特のカメラアングルに引き込まれたという反応が目立った。さらに、作品の世界観を豊かにしているのがOST(オリジナル・サウンドトラック)だ。なかでも印象的なのが、Wonsteinが歌う「秘密の花園」。韓国のシンガーソングライター、イ・サンウンの楽曲をリメイクしたもので、静かで温かな歌声が傷ついた登場人物たちの心に寄り添う。
制作発表会でイ・グァンヨン監督は、撮影を控えたある日、ラジオから流れてきたこの曲を聴き、歌詞がドラマの登場人物たちの物語のように感じられたと説明している。セリフ、映像、音楽が一体となって感情を伝える演出も、本作ならではの魅力だ。
■見どころ④ 主人公だけじゃない!脇役たちが描く、さまざまな愛の形
ウジュとドンジンを取り巻く人物たちも魅力的だ。ウジュの幼なじみで薬剤師のユン・ジュンを演じるのはソンジュン。長年ウジュの家族を見守り、誰よりも彼女を理解する存在だ。ウジュの姉ヘソン役にはキム・イェウォン。恋愛に不器用なウジュとは対照的に、積極的に愛を求めながらも、なかなか幸せをつかめない女性を演じる。
さらに、ドンジンの元恋人ミニョン役にはアン・ヒヨン(EXIDのハニ)。過去の恋に傷ついた人々の複雑な感情も描かれる。恋人、友人、家族。それぞれの関係の中で、誰かを愛することの難しさと温かさが浮かび上がる。2023年の配信当時には、主演2人だけでなく、ウジュのきょうだいや親友ジュンを演じる俳優たちにも好意的な声が寄せられていた。
■2023年の配信当時も絶賛!「脚本・演技・映像・音楽」が心をつかんだ
「愛だと言って」は、2023年2月22日にDisney+で配信を開始し、同年4月12日に最終回を迎えた。naviconでは配信開始から最終回まで、各話のあらすじと見どころを継続して紹介してきた。
初回から話題になったのは、主演2人の抑制された演技と美しい映像。そして物語が進むにつれ、登場人物たちの心の変化を丁寧に描く脚本が支持を集めた。一方、最終回の配信後には、脚本、演技、映像、音楽のすべてに感動したという反応が広がり、naviconでも、誰かに語りたくなるエンディングとして紹介した。
日本のドラマレビューサイトFilmarksでも高い評価を集め、2026年秋に投稿されたレビューにも、言葉にしなくても伝わる感情や、静かに変化する2人の関係を評価する感想が見られる。
一方で、ゆったりした展開に好みが分かれるという声もある。しかし、その静かな時間の流れこそが本作の持ち味でもある。激しい復讐劇やテンポの速いラブコメとは違い、登場人物たちの気持ちにじっくり寄り添いながら楽しみたい作品だ。
■誰かの孤独に気づくこと、それが愛の始まり
本作が単なる復讐ロマンスに終わらない理由は、物語の根底にある「癒し」というテーマにある。2023年の制作発表会でイ・グァンヨン監督は、さまざまな悩みや痛みを抱えながらも、毎日を懸命に生きている人々に小さな癒しを届けたいという思いを明かしていた。
第1話の冒頭には、誰かの孤独に気づくことが愛の始まりだというメッセージも登場する。憎しみを抱えて生きてきたウジュと、孤独を当たり前のものとして受け入れてきたドンジン。2人が出会ったことで、止まっていた時間が少しずつ動き始める。
本作で描かれるのは、運命的な恋のときめきだけではない。誰かの痛みを理解すること、相手の幸せを願うこと、そして自分自身を許すことの大切さだ。2023年に多くの視聴者の心を温めた大人のラブストーリーが、3年半の時を経てテレビに登場する。秋の夜長、静かで深い愛の物語にじっくり浸ってみてはいかがだろうか。
■『愛だと言って』
放送日時 11月2日(月)スタート 毎週(月)午後8:00~10:30 (2話連続)ほか TV初放送
出演者 キム・ヨングァン、イ・ソンギョン、ソンジュン、アン・ヒヨン、キム・イェウォンほか
話数 全16話
【KNTV】
https://kntv.jp/
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