2月22日、韓国ドラマ「愛だと言って」（全16話）の第1話と第2話がDisney+を通じて世界配信を開始し、メインキャストたちの人物像や彼らの現状などが描き出された。早々に視聴したドラマファンの声や気になる第1話と第2話のあらすじをサクッと紹介しよう。



「愛だと言って」は、復讐劇で結ばれた2人の男女が互いを理解しながら変化する姿に、感動とときめきを抱かせるロマンチックメロドラマだ。
●「愛だと言って」会見レポート＆写真

第1話と第2話では、完璧ビジュアルのキム・ヨングァンとイ・ソンギョンのくたびれた演技に魅せられた。彩度を落としたピンクがかった美しい映像は、スターオーラを消しながらも2人のやるせない姿を美しく描きだしていた。SNSには「ソンギョンちゃんの不幸で気の強いヒロインもいいし、くたびれたキム・ヨングァンが小さく見えるのがすごい」「主演の2人のキラキラ感を消した演技もいい感じ」「やばいよ良すぎるよ最高じゃん」「映像のきれいさとアングルの面白さで引き込まれた」という声が散見された。

また、ウジュの“親友”で家族のような存在でありながらどこかミステリアスなジュン役のソンジュンや、真実の愛を求めながらもクズ男ばかりと付き合ってしまう姉ヘソン役のキム・イェウォン、公務員試験に向けて勉強中の弟ジグ（チャン・ソンボム）のキャスティングにも「分かってたけどキャストがまた良すぎるぞ…」「主人公ウジュのきょうだいがめっちゃいい！そして親友役の #ソンジュン 最高なんだけど。」と高評価。

本作はカメオ（特別出演）も多く、第1話ではウジュの母親役でキム・ヒジョン、家族写真から顔を塗りつぶされた父親役のアン・ネサン、悪徳不動産役でイ・ジュンヒョクら韓ドラおなじみの演技派俳優が登場した。また第1話オープニングのパク・ハソンが語り掛ける「誰かの孤独を察することが愛の始まりだと思います」のナレーションは、本作がドロドロ復讐劇ではなく、ロマンチックメロドラマと印象づけた。

© 2023 Disney and its related entities
ディズニープラス スターにて、2月22日(水)より独占配信開始

■第1話
ハン・ドンジン（キム・ヨングァン）はチェ・ソヌ（チョン・ソクホ）と共に5年前にシヌ展覧を辞職してチェソン展覧を起業したが、シン社長（シン・ムンソン）の度々の妨害に遭い、資金繰りに苦慮していた。頼みの銀行にも居留守を使われ途方に暮れるドンジン。

一方シム・ウジュ（イ・ソンギョン）は、学生時代からの親友・薬剤師ユン・ジュン（ソンジュン)と共にジュン薬局の職員として働きながらも、家族を絶望に追いやった父とその愛人を憎み続けていた。そんなある日、知人からのメールで父シン・チョルインの死を知ったウジュは、弔問にふさわしくない格好で葬儀場へ。

父は13年前に、お金と宝石類を持ち出して母の学生時代の友人マ・ヒジャ（ナム・ギエ）と駆け落ちしたのだった。

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ディズニープラス スターにて、2月22日(水)より独占配信開始

ウジュは父の遺影の前でヒジャを愛人呼ばわりして悪態をつき、誰一人父の訃報を知らせてくれなかった親族にも怒りの目を向けた。その後、ヒジャがチョルインから相続した家を売り払ったと、親族たちの話を聞きつけたウジュは彼女に確かめる。その家はウジュたちが20年間暮らしている家だった。ヒジャはチョンイルと再婚して正統に家を相続したと、まったく悪びれる様子がない。葬儀場の前で悔しさと絶望の涙を流すウジュをジュンが迎えに来た。

ウジュと入れ替わって葬儀場に現れたのは喪主ドンジン。彼はヒジャの息子で5年間連絡を絶っていた。ところがヒジャがチェソン展覧に投資してくれ、会社は危機を脱する。ドンジンは大金の出所を敢えて聞かなかった。

家を追い出されたウジュたちは、ジュンの豪邸に間借りして住まわせてもらうことに。後日、ウジュは父が死の直前に名義をヒジャに替え、ヒジャは家を売った金で息子ドンジンの会社に投資したと知る。高級車に乗り豪華なマンションで暮らすドンジンに家を帰してもらおうと考えたウジュは、ジュン薬局を辞め…。

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ディズニープラス スターにて、2月22日(水)より独占配信開始

■第2話
我が家を取り戻すためにジュン薬局を辞めてチェソン展覧で働こうと考えたウジュは、部長ペク・スヒ（チン・ソヨン）の面接を受けて事務補助員として臨時採用される。

その夜、社長のドンジンを尾行して住まいを突き止めたウジュは気づかれてしまい、自ら「2701号室だ」と教えるドンジン。「社長に興味があったから尾行した」というウジュの嘘を見抜くドンジンはそれ以上を理由を聞かずに、自分にも興味を持つなと忠告する。

かつて家族と暮らした家の様子をうかがうウジュは、売却したはずの家からヒジェが出てきたことを知らない。

父が有り金を持って愛人と駆け落ちした後、母は病に倒れ、ウジュは大学進学をあきらめ母を支えてきた。そんな彼女を家族のように見守ってきたジュンは、ウジュが素直に自分の家に引っ越してきたのが、愛人の息子の住まいに近いからだと知り、何かしでかすのではないかと胸騒ぎする。

スーパーでドンジンと遭遇したウジュは、20年間住み慣れた家を追い出された話を持ち出すが、ドンジンは全く興味を示さない。ドンジンへの復讐を考えるウジュは、早朝出社し社長室に忍び込もうとするが、ペク部長に見つかってしまう。だが、社員の噂話からチェソン展覧を恨んでいるシヌ展覧のシン社長（シン・ムンソン）の存在を知る。

一方、気乗りのしない同窓会の集まりに出席したドンジンは、そこでかつての恋人カン・ミニョン（アン・ヒヨン）との別れの理由を聞かれる。適当にごまかして会から抜け出したドンジンはミニョンの姿を見つけて後を追うが、見失ってしまう。

同じころ、ウジュは誰もいない会社に忍び込み、カン・ミンス代理の席で彼のノートパソコンを開いていた。

翌朝、チェソン展覧の企業秘密が漏洩し、大騒ぎとなる。漏洩元はカン代理のパソコン。一時はカン代理が疑われるが、上司のチャ・ヨンミン課長（ソ・ドンウォン）が、自身の進退をかけてカン代理を信じるという。そんな中、昨夜ウジュが会社に入るのを偶然目撃した社員がいたことから、ウジュがシン社長のスパイで漏洩した犯人と疑われる。

ドンジンはウジュをシヌ展覧の社屋へ連れ出す。だがウジュはその社屋に全く見覚えがない様子。実はウジュは何かのためにとデーターを盗んだが漏洩はしていない。さらに自分の後にやってきた人物も見ていた。

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ディズニープラス スターにて、2月22日(水)より独占配信開始

ドンジンはウジュへの疑いは晴らすものの、尾行した訳も深夜に会社に忍び込んだ理由も明かさない彼女を解雇する。だが、「何年もともに働いた社員よりバイトに裏切られた方がマシなんでしょう」と、ウジュに痛いところを突かれる。帰社したドンジンは、会社の防犯カメラから漏洩した犯人が、カン代理をかばっていたチャ課長だったことを知る。

ウジュの履歴書を取り出したドンジンは彼女の自己PRに思わず笑みを浮かべた。久々に笑顔になれたドンジンは彼女を呼び出す。そして犯人がチャ課長だったと報告し、謝罪して復職してほしいと頼む。クビになったことであっけなく復讐が終わったと思っていたウジュは、舞い込んだ再チャンスに、「私を雇ったら後悔する日が来ます」と前置きし、「でもそうならないよう努力します」と付け加えた。その時、ひとりの男性がドンジンに近づき…。


切なくも心温まる男女の愛の物語「愛だと言って（原題：사랑이라 말해요）」は、2月22日（水）より毎週水曜日午後5時頃より2話連続で「Disney+ (ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて独占配信する。

■キャスト
ハン・ドンジン：キム・ヨングァン
シム・ウジュ　：イ・ソンギョン
ユン・ジュン ：ソンジュン
カン・ミニョン ：アン・ヒヨン
シム・ヘソン ：キム・イェウォン
　ほか

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